【大学入学共通テスト2023】試験時間足りず、地歴公民119人が再試験対象に<追記あり>

 大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)が2023年1月14日と15日の2日間、全国679会場で行われている。大学入試センターによると、1月14日午後3時現在、2試験場で119人が再試験受験対象者となった。山口大学工学部試験場では、国語の試験を30分繰り下げた。

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  • 2023年度大学入学共通テスト再試験受験対象者等について

 大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)が2023年1月14日と15日の2日間、全国679会場で行われている。大学入試センターによると、1月14日午後3時現在、正規の試験時間を確保しなかったため、名古屋大学の県立明和高等学校試験場と大阪教育大学柏原キャンパス試験場の2試験場で119人が地理歴史・公民の再試験受験対象者となった。また、山口大学工学部試験場では、国語の試験を30分繰り下げた。<追記あり>

 共通テスト1日目(1月14日)は、午前9時30分~11時40分に「地理歴史・公民」の2科目受験、午前10時40分~11時40分に「地理歴史・公民」の1科目受験の試験を実施。午後は、午後1時~2時20分に「国語」、午後3時10分~4時30分に「外国語」(英語:リーディング/ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語:筆記)、午後5時10分~6時10分に「英語リスニング」が行われている。


 大学入試センターによると、1月14日午後3時現在、再試験受験対象者は2大学2試験場で119人。名古屋大学の県立明和高等学校試験場では、地理歴史・公民で5秒間の時間不足のため、101人が再試験受験の対象となった。大阪教育大学柏原キャンパス試験場では、地理歴史・公民で1分間の時間不足のため、18人が再試験受験の対象となった。対象者には再試験の意向を確認中だという。

 <追記>同日午後8時現在、広島国際大学呉キャンパス試験場において、国語で1分間の時間不足のため、78人が再試験受験の対象となった。

 また、国語の試験では、山口大学工学部試験場(志願者584人)が火災報知器の鳴動により試験時間を30分繰り下げた。

 2023年度共通テストには870大学(大学711校、専門職大学8校、短期大学151校)が参加し、前年度比1万7,786人減の51万2,581人が志願。2023年3月高等学校等卒業見込者(現役生)の志願者は、全体の85.2%にあたる43万6,873人で、志願率(現役志願率)は過去最高の前年度と同じ45.1%となっている。

※広島国際大学呉キャンパス試験場における国語の再試験受験対象者について追記(1月14日21時50分)。

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《奥山直美》

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