全国から高校生研究者募集「青い、地球の、課題。」7/19まで

 IHRPは、高校生が6か月間学術的な手法を用いて研究する、全国高校生異分野融合型研究プログラムを実施する。期間は2023年8月第1週から2024年2月下旬まで。個人研究かチーム研究のいずれかを選択して応募する。エントリーは2023年7月19日まで受け付ける。

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 IHRPは、高校生が6か月間学術的な手法を用いて研究する、全国高校生異分野融合型研究プログラムを実施する。期間は2023年8月第1週から2024年2月下旬まで。個人研究かチーム研究のいずれかを選択して応募する。エントリーは2023年7月19日まで受け付ける。

 IHRPによると、昨今の複雑な社会・環境課題を解決するためには、1人の学生や1つの分野だけで取り組むのではなく「異分野融合」の視点で共に課題に向き合うことが必要だという。そのためIHRP2023では、知的探究心を秘めた多様な高校生たちが問いを見出し、研究計画を組み立て、本格的な学術的手法を用いた研究に挑戦できる場を提供する。同プログラムを通して、高校生たちが課題解決の主体となり、プログラム後も継続的に社会・環境・ 学術界・地域などにはたらきかける力を身に付けられることを目指す。日本の先端を走る研究室や企業とともに、全国各地のエネルギーに溢れた高校生が共に研究を通して社会・環境課題に向き合うことは、社会を変える一つの大きなきっかけになると考えているという。

 今回のテーマは「青い、地球の、課題。」。環境問題のみならず「地球のまだ青い課題」にも着目する。 地球には、まだ「青い」、分野としては成熟していなかったり、広く知られていなかったりする課題がある。たとえば近年登場した技術にかかわる課題や、新たに提示された社会課題も今回のテーマの一部である。さらに地球上の「青い」ものに関連する課題も歓迎する。

 参加対象は、日本国内在住の高校生・高専生・またはそれに相当する者。個人研究かチーム研究(目安2~6人)のいずれかを選択して応募する。2023年7月19日午後11時59分までにフォームよりエントリーし、メールで送られてくる応募課題に2023年7月20日午後11時59分までに回答・提出することで応募完了となる。7月22日までにオンライン面接が行われる場合がある。募集研究件数は20~30件(40~50人を想定)で、応募者多数の場合は、厳正な審査を行い、参加者を選定する。参加費は5,000円(奨学生2,500円)。奨学生以外は、交通費、宿泊費が必要となる場合は自己負担となる。地域格差是正のため、奨学生枠を設け、一定額以上の交通費・宿泊費を補助する。

◆IHRP2023全国高校生異分野融合型研究プログラム
開催期間:2023年8月第1週~2024年2月下旬
開催地:
【インプット期】オンラインおよび提携先の研究室
【キャンプ開催地】東京近辺を予定
【アウトプット期】オンラインおよび提携先の研究室
※キャンプはオンライン開催、日時変更の可能性あり
応募資格:
・原則日本国内在住の高校生・高専生・またはそれに相当する者
・2023年8月~2024年2月、週4時間以上、同プログラムに時間をかけられること
・2023年8月第2週、2023年12月ないし1月に行われる3~5日間のキャンプ、2024年2月中旬に行われる最終発表会に参加できること
・チーム研究を志望する場合は、原則2~6人のチームで、全員が上記の資格を満たしていること、また全員が半年間のプログラムを完遂する意思を持っていること
応募形態:
1、個人研究
2、チーム研究(目安2~6人)
いずれかを選択して応募する。併願不可。
募集研究件数:20~30件(40~50人を想定)
応募方法:
1、フォームよりエントリー
2、エントリー後、メールで送られてくる応募課題に回答・提出
3、オンライン面接が行われる場合がある
参加費:5,000円(奨学生は2,500円)
※奨学生以外は、交通費・宿泊費が必要となる場合、自己負担となる

《中川和佳》

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