就職力が高い大学など3指標ランキング、前年1位の早稲田は…マイナビ

 就職力が高いイメージランキング関東エリアTOPは「東京大学」。「早稲田大学」は3位に順位を下げた。「時代にマッチしている」と「イキイキしている」大学は、いずれも「青山学院大学」が1位を獲得した。

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関東・甲信越エリア
  • 関東・甲信越エリア
  • 北海道・東北エリア
  • 東海・北陸エリア
  • 関西エリア
  • 中国・四国エリア
  • 九州・沖縄エリア

 マイナビ進学総合研究所は2023年9月8日、全国の高校3年生を対象とした調査「大学認知度・イメージ調査」の結果を公表した。この記事では、「就職力が高い」「時代にマッチしている」「イキイキしている」の各イメージのランキングをエリア別に紹介する。

 大学認知度・イメージ調査は2023年7月12日~28日の期間、「マイナビ進学」会員リストより抽出した、高校3年生(2024年3月卒業予定)を対象に「メール・郵送告知/Web回答」方式で実施。有効回答1万4,468人のうち、大学進学希望者1万1,023人の回答を集計し、エリア別にランキング形式で発表している。

 就職力が高い大学ランキング1位は、北海道・東北エリアが「東北大学」、関東・甲信越が「東京大学」、東海・北陸が「名古屋大学」、関西が「京都大学」、中国・四国が「広島大学」、九州・沖縄が「九州大学」。関東・甲信越エリアは、前年から1位と3位が入れ替わり、「早稲田大学」は3位に順位を下げた。

 時代にマッチしている大学1位は、北海道・東北エリアが「東北大学」、関東・甲信越が「青山学院大学」、東海・北陸が「名古屋大学」、関西が「近畿大学」、中国・四国が「広島大学」、九州・沖縄が「福岡大学」。「青山学院大学」「広島大学」「福岡大学」は初の1位を獲得。上位の顔ぶれも変動し、関西エリアでは「関西大学」が前回7位から2位へ、「立命館大学」が前回8位から4位へと大幅に順位をあげている。

 イキイキしている大学1位は、北海道・東北エリアが「北海道大学」、関東・甲信越が「青山学院大学」、東海・北陸が「中京大学」、関西が「近畿大学」、中国・四国が「岡山大学」、九州・沖縄が「福岡大学」。TOP10をみると、関東・甲信越では「日本大学」がランク外から3位へ躍進。北海道・東北エリアでは前年トップの「仙台大学」が7位となるなど、大きな変動がみられた。

 ランキングの詳細は「マイナビ進学総合研究所」のWebサイトで公開している。

◆大学イメージランキング
※「就職力が高い」「時代にマッチしている」「イキイキしている」の順
【北海道・東北エリア】
1位「東北大学」「東北大学」「北海道大学」
2位「北海道大学」「北海道大学」「東北大学」
3位「北海道教育大学」「北海学園大学」「北海学園大学」
4位「小樽商科大学」「北海道情報大学」「東北学院大学」
5位「北海道医療大学」「札幌大学」「弘前大学」

【関東・甲信越エリア】
1位「東京大学」「青山学院大学」「青山学院大学」
2位「慶應義塾大学」「慶應義塾大学」「日本体育大学」
3位「早稲田大学」「明治大学」「日本大学」
4位「一橋大学」「早稲田大学」「早稲田大学」
5位「明治大学」「東京大学」「慶應義塾大学」

【東海・北陸エリア】
1位「名古屋大学」「名古屋大学」「中京大学」
2位「名城大学」「名城大学」「名古屋大学」
3位「南山大学」「中京大学」「南山大学」
4位「名古屋工業大学」「南山大学」「愛知学院大学」
5位「愛知教育大学」「愛知大学」「名城大学」

【関西エリア】
1位「京都大学」「近畿大学」「近畿大学」
2位「大阪大学」「関西大学」「関西大学」
3位「神戸大学」「同志社大学」「立命館大学」
4位「関西大学」「立命館大学」「同志社大学」
5位「同志社大学」「大和大学」「関西学院大学」

【中国・四国エリア】
1位「広島大学」「広島大学」「岡山大学」
2位「岡山大学」「岡山大学」「広島大学」
3位「香川大学」「岡山理科大学」「環太平洋大学」
4位「山口大学」「環太平洋大学」「山口大学」
5位「川崎医療福祉大学」「安田女子大学」「広島修道大学」

【九州・沖縄エリア】
1位「九州大学」「福岡大学」「福岡大学」
2位「福岡大学」「九州大学」「九州大学」
3位「福岡教育大学」「九州産業大学」「西南学院大学」
4位「熊本大学」「熊本大学」「九州産業大学」
5位「九州工業大学」「西南学院大学」「久留米大学」

《川端珠紀》

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