沖縄県教育委員会は、2024年度（令和6年度）沖縄県立高等学校入学者選抜の実施要項や日程、入学定員などを公表した。全日制課程の入学定員は、前年度（2023年度）と同じ1万4,360人。一般入学の学力検査・面接などは2024年3月6日と7日に行われる。
2024年度沖縄県立高等学校入学者選抜の日程は、推薦入学が2024年1月15日と16日に出願を受け付ける。面接の実施日は高等学校長が別に定め、1月30日までに選抜結果通知を行う。
一般入学は、2月7日と8日に出願、2月14日と15日に志願変更の申し出、2月20日と21日に志願変更願書取下げ・再出願を受け付ける。学力検査・面接などの実施日は3月6日と7日。合格発表は3月14日。
インフルエンザなど学校保健安全法で出席停止の扱いが定められている感染症、急な入院など、やむを得ない事由で学力検査の全部または一部を受けることができなかった者は、3月18日と19日の追検査を受検することができる。また、追検査で不合格となった者は追検査第2次募集へ出願できる。追検査の合格発表は3月25日、追検査第2次募集の出願・面接は3月26日、追検査第2次募集の合格発表は3月27日。
2024年度沖縄県立高等学校の入学定員は、全日制課程が1万4,360人、定時制課程が400人の合計1万4,760人。那覇商業高校の定時制課程が2024年度より募集停止となり、定時制課程の入学定員が前年度比40人減となった。
全日制課程のおもな学校の定員（併設型中学校の入学予定者を含む）は、開邦（学術探究）200人、球陽（理数）200人、球陽（国際英語）80人、那覇国際（普通）320人、那覇国際（国際）40人、向陽（理数）80人、向陽（普通）80人、首里（普通）360人、那覇（普通）400人など。
実施要項によると、一般入学の学力検査は、国語・理科・英語・社会・数学の5教科。各教科の検査時間は50分、配点は60点。選抜は、調査書および学力検査などの成績を資料として行い、調査書と学力検査などの成績との比較は原則として5対5とする。ただし、高等学校長が特に必要と認める場合は、4対6から6対4の範囲内で教育長と協議して定める比重とすることができる。
「令和6年度高等学校入学者選抜に係る調査書と学力検査等の成績との比重の変更実施校一覧」によると、調査書と学力検査などの成績の比重は、首里東（普通）が新たに4.5対5.5と定めた。そのほか、開邦（学術探究、芸術）や球陽（理数、国際英語）が4対6、那覇（普通）が4.5対5.5など。
2024年度沖縄県立高等学校入学者選抜の実施要項や日程、入学定員などの情報は、沖縄県教育委員会Webサイトで公開している。
