HLABスカラシップ創設、家賃相当0円でシモキタ・カレッジへ居住

 HLABは、居住型教育施設SHIMOKITA COLLEGE(シモキタ・カレッジ)にて募集中の大学生・社会人に向けた2年間の居住型教育プログラム「Residential Program4期生」において、コミュニティに多様性をもたらす意欲的な学生に向けたスカラシップを提供することを決定した。

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居住型教育施設SHIMOKITA COLLEGE(シモキタ・カレッジ)
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 HLABは、居住型教育施設SHIMOKITA COLLEGE(シモキタ・カレッジ)にて募集中の大学生・社会人に向けた2年間の居住型教育プログラム「Residential Program4期生」において、コミュニティに多様性をもたらす意欲的な学生に向けたスカラシップを提供することを決定した。

 HLABは、身近な仲間をロールモデルとして互いから刺激を受け学び合う「ピア・メンターシップ」を教育の根幹に据えて活動している。多様な人が寝食をともにするレジデンシャル・カレッジである「SHIMOKITA COLLEGE(シモキタ・カレッジ)」においても、メンバーの多様性や、ロールモデルたる刺激的なカレッジ生の存在がコミュニティに良い影響を与えると考えている。HLABでは、経済的な理由に関わらず門戸を開くため、普通個室のすべての学生入居者向けに月1.5万円のフィナンシャル・エイド(家賃減免)を提供しているが、それに加え、特にコミュニティに多様性と刺激をもたらすであろう選抜された学生に向け、経済的な支援のためのスカラシップを設立する。本スカラシップは将来にわたり返済の必要はない。

 合格者は月額費用に対して最大3.9万円/月のスカラシップを受けることができ、相部屋の場合には家賃相当額0円(個室の場合は差額の負担)にてSHIMOKITA COLLEGEに居住することができる。

 創設するスカラシップは3種類で、給付内容は同一。「HLABアカデミック・スカラシップ」は 自身の選択した分野において学術的な研究を志す、大学院生・学部生を対象とする。「HLABインパクト・リーダーシップ・スカラシップ」は、起業や社会事業などに取り組みリーダーシップを発揮する学生を対象とする。「HLAB D&I スカラシップ」は、一般的でない分野やバックグランドを持っていたり、ユニークな活動に取り組む学生を対象とする。

 募集人数は各スカラシップ1~3名。ただし、審査状況によっては該当者不在とするケースもある。応募条件は、レジデンシャル・プログラム4期生の応募者であること、「普通個室」もしくは「相部屋」に申し込んでいること、レジデンシャル・プログラムのアドミッションポリシーを満たしていること。さらに、2年間の居住を完遂すること、年間を通じて月1のハウス活動への8割以上の参加や自身の探求領域に関する年1度以上のセミナー開催など、カレッジでの活動に積極的な参加が見られることが必要。これらが満たされない場合、入居後であってもスカラシップの給付停止、あるいは一部または全額の返金を求めることがある。

 なお、趣旨に反した不正な応募であることが判明した場合には、支給されたスカラシップの全額または一部を返還する必要がある。また、支給期間の途中に解約(退去)が発生した場合にも支給されたスカラシップの全額または一部を返還する必要がある。翌年の継続支給については希望するものに対して2024年12月に選考を行い、結果を通知する。その際はカレッジでの活動参加度を考慮して継続支給の可否を判断する。

 カレッジ居住にあたっては家賃相当費以外に、管理費・水道光熱費・インターネット費・食費といった費用が発生する。詳細はレジデンシャル・プログラムの募集要項を確認すること。

《中川和佳》

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