【クレーム対応Q&A】学校で中学受験のことを話題にしないで

クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第155回のテーマは「中学受験するかどうか、志望校などについて学校で話題にしないよう指導してほしい」。

教育・受験 先生
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 学校に寄せられるさまざまな相談やクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第155回のテーマは「中学受験するかどうか、志望校などについて学校で話題にしないよう指導してほしい」。

学校と塾とはきちんと区別する

 今回のテーマは、中学受験に関する話題を小学校でどのように扱うのかというものです。私はもともと公立小学校の教員でした。横浜市で働いていた学校は鉄道の駅から近くにある学校でした。そういったこともあり、中学受験をする子供はとても多かったです。一番多い時期ではクラスの半分くらいの子供が受験をしていたように記憶しています。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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