小学生向け「まる見え!日本史超図鑑」11/24発売

 ワン・パブリッシングは2023年11月24日「まる見え!日本史超図鑑」を発売した。古代から昭和まで全60テーマを3種類のイラストで徹底図解した。小学校中・高学年向けの児童書で定価は1,760円(税込)。

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まる見え!日本史超図鑑
  • まる見え!日本史超図鑑
  • 理解を深める3種類の再現イラスト!
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 ワン・パブリッシングは、2023年11月24日に「まる見え!日本史超図鑑」を発売した。古代から昭和まで全60テーマを3種類のイラストで徹底図解した。小学校中・高学年向けの児童書で定価は1,760円(税込)。

 同書では全60のテーマを、中まで見える「透視イラスト」、 空から見た状態で描かれた「パノラマイラスト」、その場にいるかのような臨場感あふれる「場面イラスト」のいずれかの方法で描かれている。たとえば「忍者屋敷」は透視イラストのため、いろんな仕掛けがあることがとてもよく理解できるという。また、「平安京」はパノラマイラストのため、平安京が置かれた地形と主要な建物の配置、その広大さがわかる。「桜田門外の変」は場面イラストのため、井伊直弼の行列が江戸城外のどのあたりでどのように襲われたかが、事件を目撃していたかのように見て取れるという。

 イラストは、ベストセラー「迷路絵本」の香川元太郎氏、鳥瞰イラストの第一人者・黒澤達矢氏、軍装などのイラストでも名高い中西立太氏、船のイラストの第一人者・谷井建三氏ほか計7人が担当。いずれのイラストも緻密に描きこまれていて情報量が多く、じっくり見ていても飽きることがなく、いろんな発見があるはず。また、そのテーマの専門家や研究者が監修したイラストも多数含まれている。

 解説もわかりやすく、充実している。まずは「データと解説」でそのテーマの概要をざっと理解。ついで、イラストの注目ポイントには「ポイント解説」が付されていて、たとえばお城なら各部分の名称と役割などが、場面イラストであれば、そこに描かれた人物それぞれの役割などをピンポイントで理解することができる。さらに多彩なコラムで関連情報を知ることができ、立体的にそのテーマを理解することができるという。

 編者は、歴史関連の出版社・編集部のなかでも、特に歴史再現イラストにこだわってきた「歴史群像」編集部で、歴史雑誌・書籍の編集部としてのこだわりのつまった児童向け日本史図鑑となっている。小学生の子供への、この冬のクリスマスプレゼントにも適しているほか、大人の学び直にも役立つという。

◆まる見え!日本史超図鑑
著者:歴史群像編集部:編
定価:1,760円(税込)
発売日:2023年11月24日(金)
判型:A5変形
ISBN:9784651203744
電子版:有

《中川和佳》

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