絵本読み聞かせアプリ「KIKASETE」子供の声をLINEに送る機能追加

 Maria Projectは2023年11月29日、絵本読み聞かせアプリ「KIKASETE(きかせて)」の対話機能を拡充し、子供の声を保護者のLINEに届ける新機能をリリースしたと発表した。対象は4歳から小学校低学年。ダウンロード、利用料は現在無料。

教育・受験 未就学児
KIKASETE
  • KIKASETE
  • 絵本を読んだ後、AIと対話
  • ホーム画面からLINE登録
  • LINEに音声が届く
  • アプリ ダウンロードQRコード

 Maria Projectは2023年11月29日、絵本読み聞かせアプリ「KIKASETE(きかせて)」の対話機能を拡充し、子供の声を保護者のLINEに届ける新機能をリリースしたと発表した。対象は4歳から小学校低学年。ダウンロード、利用料は現在無料。

 ベネッセ教育総合研究所が実施した2022年の「幼児の生活アンケート」によると、2015年から2022年にかけて、母親が「現在の生活に満足している」「子供の成長ぶりに満足している」という項目の比率は低下しているという。その一方で、母親の周りに面倒をみてくれる人がいるほど、その満足度は高い結果となった。このことから、長時間1人で子供を見ることが多い場合、子供の成長を手放しに受け止められなくなってしまうことが伺えるという。

 「KIKASETE」は、絵本の読み聞かせ、子供の考えを引き出す対話機能、対話音声LINE配信を行うアプリ。対象年齢は、4歳から小学校低学年の児童。絵本の読み聞かせ後に、アプリ内のAIキャラクターと対話する機能が装備されているという。

 今回のアップデートにより、子供とAIキャラクターの対話内容を記録し、保護者のLINEに送信する新機能を追加。双方向のやり取りで子供の受信力だけでなく、発信力も引き出すと同時に、保護者はいつでもその対話内容を聞くことができ、子供の語彙数や思考など、認知的な発達や内面の成長を知ることができるという。

 Maria Projectは、「これからの時代を生き抜ける力を身に付けさせたい」などの保護者の声を生かし、児童書コンシェルジュや元教員の知見をもとに、学びにつながるサービスを制作している。これまでに3万ダウンロード達成し、保護者アンケートでは「親子の時間が楽しめた」81%、「子供の成長を感じた」95%と高い満足度を得ているという。

 現在、「KIKASETE」のダウンロード、利用料は無料。App StoreもしくはGooglePlayよりダウンロードできる。

◆KIKASETE
対象年齢:4歳~小学校低学年 
利用料:ダウンロード、利用ともに現在無料
利用方法:App StoreもしくはGooglePlayよりダウンロードして使用する

《いろは》

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