【中学受験2025】愛知県立中高一貫校、サンプル問題を公表

 愛知県教育委員会は2023年12月26日、2025年度に開校する愛知県立中高一貫校附属中学校の全コース共通「適性検査」と音楽コース「実技検査」のサンプル問題を公表した。県立附属中学校入学者選抜(音楽コースを除く)は2025年1月11日に適性検査、1月18日に面接が行われる。

教育・受験 小学生
適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 適性検査のサンプル問題
  • 明和高校附属中学校音楽コース 実技検査のサンプル問題

 愛知県教育委員会は2023年12月26日、2025年度に開校する愛知県立中高一貫校附属中学校の全コース共通「適性検査」と音楽コース「実技検査」のサンプル問題を公表した。県立附属中学校入学者選抜(音楽コースを除く)は2025年1月11日に適性検査、1月18日に面接が行われる。

 愛知県教育委員会は、明和、半田、刈谷、津島の4高校を県立中高一貫校の第一次導入校として決定。明和高校附属中学校、半田高校附属中学校、刈谷高校附属中学校、津島高校附属中学校の4校が、2025年4月に開校する。

 愛知県立中高一貫校附属中学校の入学者選抜では、中高一貫教育における探究的な学びに必要な資質・能力を測るため、全コース共通で1次選抜として「適性検査」を実施する。また、明和高校附属中学校の音楽コースでは、「適性検査」とあわせて「実技検査」を行う。

 愛知県では初めての入学者選抜となるため、県教育委員会は12月26日、「適性検査」と「実技検査(新曲視唱・聴音)」のサンプル問題を公表した。

 このうち、適性検査のサンプル問題は全4問。「地域じまん」として、新城市特産の「八名丸さといも」を紹介する原稿をもとにして、文章を並べ替えて完成させる「問1」、煮物を作るためにさといもの皮をむいた時間を求める「問2」、水の温度や重さに関する「問3」、日本の農業や食料自給率を考える「問4」で構成。いずれも選択式。国語・算数・理科・社会の知識をベースにグラフなども交えて出題している。

 なお、公開したサンプル問題は一例として作成したものであり、実際の問題の難易度や形式、設問数を示すものではないことに留意してほしいとしている。

 一方、明和高校附属中学校の音楽コース「実技検査」のサンプル問題は、「新曲視唱」の楽譜と「聴音」の正答例。12月25日には、ピアノ専攻志望者、声楽専攻志願者、弦楽器・管楽器・打楽器専攻志願者向けにそれぞれ、課題曲も公表している。

 各校・コースの募集人員は、明和が普通コース80人、音楽コース20人、半田が普通コース80人、刈谷が普通コース80人、津島が国際探究コース80人。

 2025年度愛知県立附属中学校入学者選抜は、1次選抜の適性検査が2025年1月11日、1次合格者の発表が1月15日または16日。1次合格者は、適性検査の結果で決定し、募集人員の2倍程度とする。2次選抜の面接は1月18日、1人あたり15分程度の個人面接を実施する。最終合格発表は1月23日または24日。最終合格者は、1次と2次の検査結果に基づき、総合的に判断して決定する。

 なお、明和高校附属中学校の音楽コースは、2段階選抜を行わず、1月11日と18日の2日間、実技検査、面接、適性検査を実施する。

《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top