【春休み2024】スキル・アカデミー「土に学ぶ、五感で考える」中高生対象

 エルメス財団は2024年3月25日~30日の期間、中高生を対象に春のワークショップ「スキル・アカデミー:土に学ぶ、五感で考える」を開催する。土について、土の中の生物、土の料理、土器などの多様な角度から深く学ぶ。参加費無料。5つのワークショップから選択し、参加動機を添えて申し込む。応募締切は2月18日。

教育イベント 中学生
スキル・アカデミー「土に学ぶ、五感で考える」
  • スキル・アカデミー「土に学ぶ、五感で考える」
  • スキル・アカデミー「土に学ぶ、五感で考える」プログラム
  • スキル・アカデミー「土という技術について考える」2023年12月開催の様子
  • 2023年12月、全体パネルの様子:左から、民俗学者 赤坂憲雄氏、彫刻家 林武史氏、現代美術作家 大巻伸嗣氏、陶芸家 三上亮氏

 エルメス財団は2024年3月25日~30日の期間、中高生を対象に春のワークショップ「スキル・アカデミー:土に学ぶ、五感で考える」を開催する。土について、土の中の生物、土の料理、土器などの多様な角度から深く学ぶ。参加費無料。5つのワークショップから選択し、参加動機を添えて申し込む。応募締切は2月18日。

 「スキル・アカデミー」とは、自然素材にまつわるスキル(職人技術や手わざ)の伝承、拡張、知識の共有を目指すエルメス財団プログラムのひとつ。ワークショップと書籍を通し、学際的な学びのプラットフォームを提案するもので、2024年は「土」に焦点を当てている。また、同アカデミーは、アーティスト、エンジニア、研究者、職人といった異なるスキルを持った専門家たちが「土」のもとに集まる特別な機会を、トークセッションや勉強会などの形でも設けている。

 2024年度の春のワークショップでは、対象の中学生から高校生といった10代の学生が五感をフルに使って体感でき、15人の少人数で探究する濃密な一日となっている。また、校外だからこそ出会える多様な分野のプロフェッショナルが講師として登場する。具体的には、「土の舞台の上で、昆虫とダンサーはどのように響き合うのか?」「縄文からエチオピアまで続く土器はどんな旅をしたか?」などの魅力的なテーマ、かつ意外性のある組み合わせで「五感」を刺激し、身近な土について、土の中の生物、土の料理、土器などの多様な角度から深く学ぶ。

 対象は、小学校卒業以後で、このプログラムに興味のある人(12~19歳)で定員は各回12名程度。土に深くかかわっているか教育に深くかかわっている20歳以上の人(年齢不問)も各回若干名参加できる。参加費や昼食代は無料。集合場所までの交通費は自己負担。

 応募は、5つのワークショップ「A:足下でうごめく生態系」「 B:土のうつわ」「C:食事のまえとあと」「D:いまここにある大地」「E:土で建てる」のいずれかを選択し、参加動機を添えて応募フォームより申し込む。応募締切は2月18日。抽選のうえ、2月29日に当選者を発表する。オリエンテーションは3月24日、振り返りセッションは6月9日に行う。

◆スキル・アカデミー:土に学ぶ、五感で考える
日程・場所:
A:足下でうごめく生態系
2024年3月25日(月)東京大学 田無演習林
B:土のうつわ
2024年3月26日(火)東京都立埋蔵文化財調査センター
C:食事のまえとあと
2024年3月27日(水)五反田「ヌキテパ」とその周辺
D:いまここにある大地
2024年3月29日(金)九十九里 周辺
E:土で建てる
2024年3月30日(土)早稲田大学 西早稲田キャンパス
【共通】
オリエンテーション 2024年3月24日(日)パルテノン多摩、東京都立埋蔵文化財調査センター
振り返りセッション 2024年6月9日(日)銀座メゾンエルメス フォーラム
参加費:無料(集合場所までの交通費は自己負担)
対象・定員:
小学校卒業以後で、このプログラムに興味のある人(12~19歳):各回12名程度
土に深くかかわっているか、教育に深く関わっている人(20歳以上、年齢不問):各回若干名
応募方法:5つのワークショップの中からいずれかを選択して、参加動機を添えて応募フォームより申し込む
応募締切:2024年2月18日(日)
結果発表:2024年2月29日(木)

《中川和佳》

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