著作権の教育・啓発「JASRAC著作権アカデミー」特設サイト公開

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は2024年2月6日、著作権の教育・啓発事業「JASRAC著作権アカデミー」の特設サイトを公開した。教育関係者や、著作権やJASRACの仕組みを学びたい人の活用を呼びかけている。

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JASRAC著作権アカデミー
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 日本音楽著作権協会(JASRAC)は2024年2月6日、著作権の教育・啓発事業「JASRAC著作権アカデミー」の特設サイトを公開した。教育関係者や、著作権やJASRACの仕組みを学びたい人の活用を呼びかけている。

 「JASRAC著作権アカデミー」は、音楽をはじめとした著作権制度やJASRACが行う著作権管理事業について、教育関係者や一般の人々のニーズに沿って必要な情報を提供することを目的とした事業。段階的にさまざまな取組みを実施していく予定。

 2023年10月には、著作権などに関する講義の希望者を公募し、希望される講義の内容に応じた講師をキャスティングする「出張講座JASRACラーニングスクエア」と、専門家を講師として登録し応募者の希望に応じて講師をキャスティングする「講師キャスティング」がスタートした。

 2024年4月から、著作権などに関する講座の設置を希望する大学などを公募し、選出した大学などに講座を設置・運営するための費用相当額を寄付する「寄付講座JASRACキャンパス」を実施予定。さらに、2024年度中には、「出張講座JASRACラーニングスクエア」および「寄付講座JASRACキャンパス」の教材として、著作権制度や著作権の集中管理の仕組み、JASRACの業務についてまとめたテキストの制作、「出張講座JASRACラーニングスクエア」および「寄付講座JASRACキャンパス」で収録した講義の一部を教材とともにWeb上で公開する予定となっている。

 特設サイトでは、各事業の応募方法や講師陣を紹介するとともに、出張講座の開催レポートなど最新の情報も掲載しており、今後さらにコンテンツを充実させていく予定だという。著作権教育に関わる学校関係者はもちろん、著作権やJASRACの仕組みを学びたい人などの活用を呼びかけている。

《中川和佳》

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