今やオンラインだけで手軽に英語学習ができる時代。学生だけでなく社会人にとっても、よりグロバール化していくビジネスシーンのなかで英語力は必須スキルとなってきています。
消費者庁(委託調査:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)が2017年に調査したオンラインレッスンの動向整理によると、18歳以上の各年代でオンラインレッスンを受けたことがある人のうち、各年代の50%以上がオンラインで英語を習ったことがあることが分かりました。
(出典:オンラインレッスンの動向整理|三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
この記事ではオンラインでいつでもAIを相手に英会話ができる「Speak(スピーク)」について、本当に英語学習に使えるのか評判を紹介しています。
- Speak(スピーク)を実際に使っているユーザーからの評判
- Speak(スピーク)をおすすめする理由
- Speak(スピーク)とスピークバディ・ELSAをテーマ別に比較した結果
- TOEICⓇ L&R TESTでハイスコアを取ると期待できる効果
これまでオンライン英会話を利用したことがない人も、英語力に自信がない人も、ぜひこの記事を参考にSpeak(スピーク)を使うべきか検討してみてくださいね。
Speak(スピーク)は英語学習に使えない?利用者の口コミ・評判をチェックしてみた
まずはSpeak(スピーク)利用者の実際の評価を紹介していきます。
いい口コミや評判だけでなく、悪い口コミについてもしっかり紹介していきますので、これから利用するか迷ってている人は悪い評判も加味しながら検討してみてください。
Speak(スピーク)のいい口コミ・評判をチェックするとAI学習ならではのメリットが盛りだくさんだった!
利用者の声で多かったポジティブな意見は、主に以下の3つの口コミです。
- AIが相手だから何度言い間違えや発音のミスがあっても気が楽
- フリートークでもAI講師がリアルな英会話を意識してやり取りしてくれる
- 学習進捗が見える化されていてモチベーションの維持につながる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①AIが相手だから何度言い間違えや発音のミスがあっても気が楽
SpeakではAI講師との会話が基本となるため、やり直したいところを何度でも繰り返し練習でき、気楽に英会話を学べるといった口コミが多数ありました。
間違いやミスをした場合も評価を気にせず話し続けることができ、自然と会話量の増加に繋がります。
「恥ずかしさ」や「上手くやらなければいけない」といった気持ちに萎縮せず、のびのびと英会話を楽しめるのがSpeakの高評価ポイントの一つといえます。
②フリートークでもAI講師がリアルな英会話を意識してやり取りしてくれる
Speakには、好きなシチュエーションを設定してAIと会話するフリートーク機能が備わっていることから、「リアルな英会話ができておもしろい」といった意見もみられました。
筆者も実際に試してみたところ、細かく状況設定ができ、会話のやり取りもかなり自然に感じました。
トピック選択画面では、Speakユーザーがどんなシチュエーションを使っているかも見れるため、思いもよらない多様なシーンを想定しながら英会話を学びたい人にもおすすめです。
③学習進捗が見える化されていてモチベーションの維持につながる
Speakには、『話した単語数』や『学習時間』、『連続学習日数』を確認できる機能が備わっています。
進捗がデータで見れるため学習継続のモチベーションにつながりやすく、どのくらい自分が勉強したかわかることで、満足感も得られます。
また、「英語学習が続かない」という人や「毎日コツコツ続けたい」という人は、アプリが目標を設定してくれる『チャレンジ』機能を使うのもおすすめです。
様々なチャレンジに挑戦することで達成感を味わうことができ、飽きることなく英語学習を継続することが可能です。
Speak(スピーク)の悪い口コミ・評判をチェックすると物足りなさを感じる声も!
利用者の声で多かったネガティブな意見は、主に以下の2つの口コミです。
- 講師によるレッスン動画の内容はいまいち物足りなさがある
- AIによる英会話のチェックが時折微妙な判定になってしまう
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①講師によるレッスン動画の内容はいまいち物足りなさがある
レッスン動画の発音練習では、「発声が完璧でない時のアドバイスに物足りなさを感じる」という声がありました。
発音がイマイチの場合は声が認識されなかったり、やり直しを求められたりしますが、何がダメなのかその場で質問ができず、お手本を聞きながら感覚で修正する必要があります。
対人レッスンと比較すると、不明点を解決する方法が限られてしまうことで、手応えが感じられず「物足りない」という気持ちに繋がってしまうことがあるようです。
苦手な単語はブックマーク機能などを使って、繰り返し練習しながら発音に慣れていくようにしましょう。
②AIによる英会話のチェックが時折微妙な判定になってしまう
SpeakのAIはかなり高精度として知られていますが、対人のリアルな会話と比較すると時折判定が微妙になってしまうといった意見も見られました。
ただし、AIはユーザーの声を聞きながら適応する知能を持っているため、継続していると少しずつ制度が上がり、判定の甘さが気にならなくなると考えられています。
また、音声環境によってうまく反応しない場合もあるので、レッスンをする際はノイズや騒音にも注意しましょう。
Speak公式サイトでは、音声認識が上手くされない時の対処法が記載されているので、該当する人は参考にしてみてください。
参考:Speak 公式サイト「音声認識ができないときの対処法」
⬇公式サイト⬇
https://www.speak.com/jp
Speak(スピーク)はどこまで無料で使える?料金プランなど基本情報を紹介
コスパ良く英語学習をしたいと考える人にとって、Speak(スピーク)をどこまで無料で使えるのかは気になるポイントですよね。
そのほかにも、Speak(スピーク)でどんな機能を使えるのかなど、気になる疑問点はいろいろとあります。
Speak(スピーク)の評判について知る前に、まずは基本情報をチェックしておきましょう。
料金プラン (税込) |
プレミアムプラン:1,650円/月~ プレミアムプラス:2,483円/月~ |
---|---|
コンテンツ | ・レッスン (ビデオレッスン/スピーキングドリル/実践会話) ・ミニコース ・スマートレビュー (復習レッスン) |
実績 | OpenAIと技術的パートナーシップ締結、資金調達 |
利用者数 | 世界約460万人 |
アプリ | App Store(レビュー評価★4.6/7,000件~) Google Play(レビュー評価★4.3/100万件~) |
運営会社 | Speakeasy Labs, Inc |
Speakとは、アメリカのSpeakeasy Labs, Inc. が開発したスピーキングに特化した英語学習アプリです。
OpenAIとのパートナーシップのもと、Speakeasy Labs, Inc.が独自に開発したAIを用いた学習ツールとなっており、気軽に英会話学習をできるのが大きな特徴です。
アプリのグローバル累計ダウンロード数は、2023年の6月時点で460万ダウンロードを超えており、人気の英語学習ツールとして世界中で利用されています。
AI講師との英会話を利用するには「クレジット」が必要
Speakでは、AI講師との会話をする場合はクレジット制となっており、プランによって会話できる数が異なります。
クレジットとはAI講師で使う利用単位で、1クレジットあたり1単語を使用することができます。レッスン中に65の単語をスピーキングした場合、65クレジットが差し引かれます。
引用:Speak 公式サイト
筆者は約2日間で6つのトピックをレッスン完了まで行ったところ、約400クレジットを消費していました。
ただし、選ぶトピックや個人の会話量によってクレジットの消費量に差があるため、使用量の個人差が大きいと考えられます。
初めて利用する人で「クレジットをどのくらい使うかわからない」という人はプレミアムプランから始めて、クレジットが不足した際にプランのアップデートを行うのが良いでしょう。
有料プランの「プレミアム」は発話量に合わせて3プランから選べる!
Speakでは、各プランによってAI講師との発話できる量(クレジット)が異なります。
利用料金 | クレジット数 | |
---|---|---|
プレミアムプラン | 【年間プラン】19,800円/年 (ひと月あたり1,650円) 【月間プラン】3,800円/月 |
2,000 |
プレミアムプラス | 【年間プラン】29,800円 (ひと月あたり2,483円) 【月間プラン】5,800円/月 |
10,000 |
どちらのプランもAI講師との会話レッスン以外は基本無制限で使えるため、「AI講師との会話をどのくらい行うか」を基準にプランを選ぶようにしましょう。
『会話』メインでAI学習を行いたいという人は、じっくり会話をしても余裕のある『プレミアムプラス』を選ぶのがおすすめです。
オンラインでの英語学習で具体的にどれくらいのコストをかけるべきか分からない、という人は平均費用を参考にしてみましょう。
消費者庁(委託調査:三菱UFJリサーチ&コンサルティング)が2017年に調査したオンラインレッスンの動向整理によると、ひと月当たりにかけるオンライン英語レッスンの平均費用は7,327円(税込)でした。
割引が適用されない場合でもSpeak(スピーク)の月会費は3,800円~5,800円(税込)なので、平均費用よりもコストを抑えて利用できるアプリであることは分かります。
Speak(スピーク)を英語学習に使うメリットを5つ紹介
ここからはSpeak(スピーク)を利用するべきか迷っている人に向けて、おすすめする理由を紹介していきます。
- AIが相手だから緊張せずに気軽に話せる空間
- リアルタイムにAIが音声を認識してミスを指摘する
- 自由なシチュエーションでの英会話を練習できる
- 発話量が多いからしっかりアウトプットができる
- 日本語対応アプリだから初心者でも取り組みやすい
思わぬデメリットについても紹介しているので、自分にとってメリットとデメリットどちらを優先して利用可否を決断するかの参考にしてみてください。
メリット①AIが相手だから緊張せずに気軽に話せる空間
Speakでは、AIを相手に英会話練習や発音練習を行うため、気軽に話しやすいのが大きな特徴です。
「英会話初心者で緊張して話せない」という人や、「実際の会話では間違いが怖くて、上手く話せない」という人も、AIが相手なので失敗を気にせずに会話の練習ができます。
スマホに向かって話しかけるだけで音声を認識しながら会話を広げてくれるほか、納得できるまで何度でもやり直しができるのも嬉しいポイントです。
メリット②リアルタイムにAIが音声を認識してミスを指摘する
SpeakのAI講師は、瞬時に会話を聞き取って文章化してくれるだけでなく、間違いを指摘してくれるので、その場で正しい知識を身につけることが可能です。
アドバイスは自然な言い回しや表現なども教えてもらえるので、リアルな会話を想定しながら練習できます。
メリット③自由なシチュエーションでの英会話を練習できる
AI講師との練習では、テーマを自由に選んで会話することができます。
かなり細かい設定にもある程度対応しているため、具体的なシチュエーションを想定して会話力を鍛えられます。
また、トピックトークには豊富なタイトルが用意されており、自分の好きなジャンルについて選択可能です。
ビジネスシーンはもちろん、食べ物や趣味、人生体験など、色々な会話に適応できるスキルを磨きたい人におすすめです。
メリット④発話量が多いからしっかりアウトプットができる
Speakのカリキュラムでは会話レッスンだけでなく、単語や学習動画を見ている最中にも実際に発音して練習するよう構成されており、アウトプットの機会がかなり多く設けられています。
相手はAIのため、失敗を気にせず納得できるまで繰り返せるほか、自分の発音とお手本を聞き比べることも可能です。
レッスン動画で知識をインプットした直後に発話できるため、実践を繰り返しながら英語力を身につけたい人におすすめです。
メリット⑤日本語対応アプリだから初心者でも取り組みやすい
Speakは日本語に対応しているアプリのため、初心者でも使いやすいのが特徴です。
アプリの基本メニューは全て日本語で、使い方に迷うことがありません。
初級動画では、レッスンの説明が日本語で行われており、英語の説明に慣れていない人でも抵抗なく取り組めるようになっています。
また、中級以降の動画レッスンにも日本語字幕がついているため、リスニング力も鍛えながら英語学習をすることが可能です。
Speak(スピーク)を使う際はデメリットも知っておこう
魅力的なメリットがたくさんあるSpeak(スピーク)ですが、一方でデメリットもあります。
- レッスン中に気になったところを質問できない
- ビジネス向けの英会話練習にはやや不向き
Speakの動画レッスンでは発話の機会がありますが、カリキュラムに沿った内容のみ認識されるようになっており、不明点を質問をすることはできません。
どうしてもわからないことがある場合は、AIと会話する場面で英文改善のアドバイスがもらえるので、実践会話をしながら不明点を学ぶようにしましょう。
また、ビジネス英語だけに特化したカリキュラムは他のレッスンと比べると数が少なく、少し物足りなさを感じる可能性があります。
ただし、ビジネスコースはかなり細かいシチュエーションまで絞ったレッスンが展開されているほか、自由トピックを利用すると自分の実体験に合わせたリアルな会話を学べるため、レッスンと一緒に上手に活用するのがおすすめです。
⬇公式サイト⬇
https://www.speak.com/jp
AIスピーキングアプリが気になる人向けにSpeak(スピーク)を評価してみた
ここからは、他社アプリとSpeak(スピーク)をいくつかのテーマ別に比較して評価していきます。
ほかの英語学習アプリでも魅力的なカリキュラムや機能が提供されているので、Speak(スピーク)を選ぶべきかまだ迷っている人はこちらの評価を参考に選んでみてください。
アプリの特徴を他社アプリと比較した結果、充実の機能とカリキュラムで知識を身につけやすいのが◎!
Speak(スピーク) | スピークバディ | ELSA(エルサ) | |
---|---|---|---|
カリキュラム | ・レッスン (ビデオレッスン/スピーキングドリル/実践会話) ・ミニコース ・スマートレビュー (復習レッスン) |
・レッスン(単語学習/リスニング/会話/英作文/応用練習) ・トピック別英会話 ・総合コース ・選択コース ・書籍学習 |
・デイリーレッスン(単語、会話) ・トピック別レッスン ・発音改善 ・書籍学習 |
学習スキル | ・スピーキング ・リスニング |
・スピーキング ・リスニング |
・スピーキング ・リスニング |
Speakは、リアルな会話で使える語彙や単語を実践スタイルで学びやすく、復習機能も備わっているので、英語のスキルが定着しやすいのが特徴といえます。
スピークバディはSpeakと特徴が似ていますが、Speakより初心者向けのカリキュラムが多く、レベルも比較的易しい印象でした。
またELSAは発音矯正機能がかなり優れており、発音の聞き分けやアドバイスの精度の高さが特徴的です。
ネイティブスピーカーのような、自然な発音を学びたい場合はELSAの利用を検討してみるのもいいかもしれません。
料金プランを他社アプリと比較した結果、月額1,650円とリーズナブルに利用できると分かった!
Speak(スピーク) | スピークバディ | ELSA(エルサ) | |
---|---|---|---|
料金プラン (税込) |
プレミアムプラン:1,650円/月~ プレミアムクラス:2,483円/月~ |
1ヶ月プラン :3,300円(税込) 6ヶ月プラン:17,800円 (1ヶ月あたり税込2,967円 ) 12ヶ月プラン:23,800円 (1ヶ月あたり税込1,983円 ) |
【ELSA Premium】 1ヶ月:3,380円 3ヶ月:9,199円 1年:27,880円 【ELSA PRO】 3ヶ月:2,999円 1年:8,699円 永久会員(買い切り):61,999円 |
支払い方法 | ・App Store払い ・Google Play払い ・クレジットカード |
・クレジットカード ・デビットカード ・Edy ・メルペイ ・PayPal ・Google Play ・Appleアカウントの残高 ・PayPay ・キャリア決済 |
・クレジットカード ・アプリ内課金 |
Speakの有料プランには、月払いプラン(月間プラン)と年払いプラン(年間プラン)があり、年払いのプレミアムプランの場合、ひと月あたり1,650円で利用できます。
『プレミアムプラン』や『プレミアムプラス』を8ヶ月以上利用する場合は、年払いにする方がお得になるため長期的に学習しようと考えている人は、年間プランの利用を検討しましょう。
有料プランでは各レベルのレッスンが無制限に受講でき、リーズナブルな価格で毎日レッスンを続けることが可能です。
ただし、AI講師との会話をする場合はクレジット制となっており、プランによって単語の数に制限があるので自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
学習時間を他社アプリと比較した結果、1回20分程度で本格的な英会話学習ができるのが◎!
Speak(スピーク) | スピークバディ | ELSA(エルサ) | |
---|---|---|---|
1回あたりの学習時間 | 1回20分 | 約15分 | 10分〜 |
各アプリの学習時間は使い方によっても異なりますが、どれも15〜20分程度のレッスンやカリキュラムが組まれています。
Speakの場合は、
- ビデオレッスン
- スピーキングドリル/語彙確認
- AIとの会話基本レッスン
この3つの項目が基本的な流れとなっており、約20分で本格的な英語レッスンを毎日受講できます。
30分未満で完結するレッスンのため継続しやすく、学んだ翌日からも使えるフレーズが盛り込まれているので、着実に英語力を伸ばしたい人におすすめです。
学習方法を他社アプリと比較した結果、一人ひとりに合わせた方法で学習できるのがGood!
Speak(スピーク) | スピークバディ | ELSA(エルサ) | |
---|---|---|---|
レッスンスタイル | ①ビデオレッスン視聴 ②発音自主練習 ③AI相手の実践英会話 |
①単語学習 ②リスニング ③会話 ④英作文 ⑤応用練習 |
①単語 ②会話 |
学習機能 | ・文章保存機能 ・単語保存機能 ・発音コーチ ・リスニングのみモード ・ハンズフリーモード ・速度調整 ・チャレンジモード ・連続学習記録 |
・復習 ・ミニテスト ・発音練習 ・ユーザーランキング ・記録メダル ・コンテンツ(ビジネス、日常生活コース、海外旅行、留学、ニュースなど) ・月替わりのマンスリーレッスン |
・学習ゲーム(ELSA AI、単語の復元、抜けた文字、発音、抑揚、リスニング、語強制、会話式の練習、ビデオ会話) ・単語帳 ・辞書 ・コースファインダー ・コーチ |
Speakでは基本的なレッスンはもちろん、AIとのトピック会話やミニコースなど、豊富な学習方法が揃っているため、一人ひとりに合う方法で学べるのが特徴です。
どのレッスンでも必ず英語を話すように構成されており、自然と英語に慣れることができます。
また、単語保存機能や文章保存機能を上手く利用することで、自分のお気に入りのフレーズや実生活で活かせる英語を確実に覚えられるのも、Speakならではのメリットの一つです。
⬇公式サイト⬇
https://www.speak.com/jp
Speak(スピーク)で英語力をアップさせたらTOEICを受けてみよう
Speak(スピーク)でTOEIC対策にチャレンジする前に、まずはTOEICⓇ L&R TESTの試験がどんなものか知っておきましょう。
受験料(税込) | ¥7,810 |
---|---|
支払い方法 | ・クレジットカード ・コンビニエンスストア ・楽天Pay |
テスト形式 | マークシート方式 テストはすべて英文で記載 ・リスニング(約45分/100問) ・リーディング(75分/100問) |
問題構成(リスニング) | Part1(写真描写問題):6問 Part2(応答問題):25問 Part3(会話問題):39問 Part4(説明文問題):30問 |
問題構成(リーディング) | Part5(短文穴埋め問題):30問 Part6(長文穴埋め問題):16問 Part7-①(シンプル文書):29問 Part7-①(マルチプル文書):25問 |
テスト結果 | 10~990点のスコア形式(5点刻み) ・試験日から17日後にネットでスコア表示 ・試験日から19日後にデジタル公式認定証発行 ・試験日から30日以内に公式認定証発送 |
実施団体 | 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 |
参照:TOEICⓇ Listening & Reading Test|国際ビジネスコミュニケーション協会
TOEICプログラムは、アメリカのETSが運営する英語試験で、世界160カ国以上で英語スキルを測定する指標として利用されています。
日本でも就職活動や海外赴任、留学の成績証明などに活用されており、2022年度L&Rテストの受験者数は197万人を超えています。
TOEIC試験には5種類のテストがあり、TOEIC L&R(Listening&Reading Test)テストは、リスニングとリーディングの2つの部門から英語力を測定するテストです。
特徴 | 2022年度の受験者数※ | |
---|---|---|
TOEIC® Listening & Reading Test | リスニングとリーディングパートで構成されたテスト 「聞く力」と「読む力」で英語力を測る |
1,971,000人 |
TOEIC® Speaking & Writing Tests | スピーキングとライティングで構成されたテスト 「話す力」と「書く力」で英語力を測る |
38,500人 |
TOEIC® Speaking Test | スピーキングのみで構成されたテスト 「話す力」で英語力を測る |
ー (TOEIC® Speaking & Writing Testsでスピーキングのみ受験した人が該当) |
TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests | リスニングとリーディングで構成された、初・中級者向けのテスト | 131,800人 |
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests | スピーキングとライティングで構成された、初・中級者向けのテスト | 3,900人 |
※参考:IiBC公式サイト
テストによって測定する部門やレベルが異なるため、受験の際は自分の目的に合ったものを選ぶようにしましょう。
受験申し込み~テスト当日の流れを事前に把握しておこう
TOEIC® L&Rテストの申し込み方法やテスト当日の流れを解説していきます。
- 公式サイトにアクセスし、申し込みページから予約をしましょう。
アカウント作成をしていない人は、先に登録をする必要があります。
※予約の申し込みは、テスト日の約2ヶ月前〜1ヶ月前頃までとなっているので注意。 - 希望の日程の『申込』ボタンを選択します。
- 指示に従って申し込みフォームを記入し、支払いを行いましょう。
支払い方法はクレジットカード、コンビニ払い、楽天ペイの利用が可能です。 - 支払いが済めば、申し込みは完了です。
試験日の1週間前までに受験票が届くため、郵便物を確認しておきましょう。
TOEIC® L&Rテストには午前の部と、午後の部があります。
試験の説明が始まると、途中退室が認められないためトイレは事前に済ませておくのがおすすめです。
午前の部 | 午後の部 | |
---|---|---|
受付 | 9:25〜9:55 | 14:05〜14:35 |
説明〜テスト終了 | 9:55〜12:20 | 14:35〜17:00 |
持ち物
- 受験票
- 証明写真(裏面に氏名と受験番号の記入必要)
- 本人確認書類(運転免許証、学生証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 筆記用具
- 腕時計
- マスク(2023年4月1日以降は任意着用)
Speak(スピーク)だけでなく公式問題集の併用学習もおすすめ
TOEIC® L&Rテストの勉強をする際は、公式問題集を使った勉強方法もおすすめです。
TOEIC® L&Rテストは、問題のボリュームが大きく時間配分が重要とされているため、タイムスケジュールを想定しながら問題を解くことも、大切な試験対策の一つと考えられています。
公式問題集には本番を想定して解く、試験形式の問題集や各パートに特化した学習ができるセクション別の問題集など、様々なタイプのものがあります。
スコアを伸ばすコツを掴みたい人は、アプリ学習と併せて公式問題集での学習を進めてみるようにしましょう。
TOEICでハイスコアを取るとビジネスシーンで期待できる効果
日本では、TOEICプログラムを活用する職場が複数存在しています。
昇進や昇格にTOEIC L&Rのスコアが指標となっているため、キャリアアップ目的でTOEICを受けるのもおすすめです。
『英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019』の調査結果では、515〜600程度が部長や役員になるために必要な平均スコアという結果がわかりました。
職種や役職によって必要なスコアは異なるため、自分が必要な点数を事前に調べて試験に臨みましょう。
海外出張や赴任選抜には英語のスキルを求められるケースが大半となっています。
『英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019』の調査結果によると、海外出張者の平均スコアは620、海外赴任者の平均スコアは635ということがわかりました。
海外赴任や出張を目指す場合、600以上のスコアを目指すのが良いでしょう。
企業が定める一定のスコアを超えると、報奨金や資格手当が得られるケースもあります。
『英語活用実態調査【企業・団体/ビジネスパーソン】2019』の調査結果によると、700〜800程度のスコアを取ると数万円の報奨や手当を付与している企業もありました。
TOEICを受けるならどれくらいのスコアを目標にするべき?
TOEIC L&Rテストを受ける場合、まずは目標スコアを決めて、学習計画を決める必要があります。
初めての受験で目安がわからない人は、下記を参考に具体的な目標を決めてみましょう。
仕事や学業など、明確な目的がある人は具体的な数値を確認して目標にしましょう。
過去の平均点以上のスコアを目指すと、一般的なレベルと自分のレベル差を把握できます。
2022年 | 608 |
---|---|
2021年 | 611 |
2020年 | 620 |
TOEIC®が発表している、公式ガイドラインを参考にするのもおすすめです。
スコア | 評価(ガイドライン) |
---|---|
860〜 | ノンネイティブとして十分なコミュニケーションができる。 |
730〜 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 |
470〜 | 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲では業務上のコミュニケーションができる。 |
220〜 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。 |
それ以外 | コミュニケーションができるまでに至ってない。 |
⬇公式サイト⬇
https://www.speak.com/jp
【FAQ】Speak(スピーク)の評判が気になる人向けのよくある質問
最後に、Speak(スピーク)について評判が気になる人からのよくある質問をまとめてみました。
Speak(スピーク)をおすすめできる人の特徴は?
- 対人での英会話に挑戦するのにニガテ意識がある人
- スキマ時間で効率良く学習したい人
- 英語力を基礎から上げてみたい人
Speakは、実際に人と対面して英語を話す自信がない人や恥ずかしくて上手く話せない人におすすめです。
高性能なAIを相手に、人と話してるような会話ができ、基礎から上級レベルまで対応しているので、誰でも気兼ねなく英会話学習に取り組めます。
また、スマホがあればいつでも学習ができるため、スキマ時間をうまく活用したい人にも向いています。
英語力アップに効果的なSpeak(スピーク)の使い方は?
Speakで効率よく英語力をアップさせたい人は、短時間でも毎日レッスンをして、知識のインプットとアウトプットを積極的に行うようにしましょう。
Speakのアプリでは、英語学習の『目的』や『伸ばしたいスキル』『興味のある内容』『レベル』などの選択内容に基づいて、一人ひとりに合わせたカリキュラムやトピックがカスタマイズされます。
自分のレベルや好み、目的に合ったレッスンを消化しながら、AI講師との会話をコツコツ続けることで、会話に慣れながら知識の定着を目指せるので、活きた英語力の向上に効果的です。
AIとの会話は道案内やプレゼン方法など、実体験に基づく会話を取り入れると覚えやすく、日常生活でも学習成果を実感しやすくなるのでおすすめですよ。
Speak(スピーク)は無料で使い続けることは不可能?
Speakは、無料ユーザーのまま継続利用することはできません。
ただし、無料ユーザーでもアプリの基本操作やレッスンの簡単な流れを試すことはできるため、「気になるけど、使いこなせるかわからない」という人も、まずアプリをダウンロードして使ってみるのがおすすめです。
また、どの有料プランでも7日間の無料体験ができ、無料期間中はいつでも自由に解約ができます。
プレミアムプランの年間コースであればひと月あたり1,650円で利用でき、月額コースでも3,800円とリーズナブルな金額で英会話を学べるのも、Speakならではの特徴といえます。
【各プランの料金】
chatGPTなどの生成AIとSpeak(スピーク)の違いは?
chatGPTなどの生成AIとSpeakの主な違いを紹介します。
- OpenAIが出資するアプリでchatGPT-4が活用されている
- レベルや目的に合わせたカリキュラムが組まれている
- 既存のレッスンを選択して学習を進められる
- 不明点をその場で質問する機能はない
- 使い方次第で自分だけのオリジナル教材が作れる
- 不明点をいつでも質問できる
- レッスンやカリキュラムは組まれていないため、自分でAIに指示する必要がある
SpeakとchatGPTなどの生成AIの大きな違いは、既存のレッスンやカリキュラムの有無となっています。
Sseakには豊富なレッスンが用意されているため、誰でも簡単に英会話学習に取り組みやすい環境が整っています。
反対にchatGPTの場合は、自身でAIに指示しながら自由にレッスンを進められるのが、大きなメリットです。
ただし、Speakに搭載されている新バージョンのchatGPT-4を使う場合は、有料プランの契約が必要です。
旧バージョンのchatGPT-3.5であれば、誰でも無料で使えるので、SpeakでわからないところをchatGPTに質問しながら勉強をする、併用学習もおすすめです。
ただし、chatGPTの情報は必ずしも全てが正しいわけではないため、その点を理解したうえで使うようにしましょう。
⬇公式サイト⬇
https://www.speak.com/jp