英会話学習のトレンドは常に変化しています。昨今では、日本はもちろんグローバル規模で、言語学習アプリなどのオンライン学習の市場が成長し続けています。
そんな中で、特に注目を集めているのが「AI英会話アプリ」です。
2023年初頭から世界中で話題となったOpenAI社のChatGPTなど、最新のAI技術を活用したこれらのアプリは、スマホひとつで手軽に英会話を練習できるのが特徴です。AIによるリアルタイムの発音チェックや文法のフィードバックを受けられるため、効率的で効果的な学習が進められます。
さらに、忙しい日常の中でもスキマ時間を有効に活用でき、外国人講師との会話に不安を感じる初心者でも、AIを相手に気軽に練習できるという点が大きなメリットです。
スキマ時間に手軽に学習できる
AIによる正確で迅速なフィードバック
AI相手なのでストレスフリーで練習可能
そんなAI英会話アプリの中でも、「スピークバディ」と「スピーク」は特に人気が高く、多くの英語学習者から支持を集めています。
しかし、どちらのアプリが自分に合っているのか迷っている方も多いでしょう。
この記事では、それぞれのアプリの特徴やメリット・デメリットを徹底比較し、最適なAI英会話アプリを選ぶためのポイントを詳しく解説していきます!
まず、ミツカル編集部の結論からお伝えすると、以下の通りです。
スピークバディが オススメな人 |
単語・文法・フレーズなどインプット学習や発音トレーニングを重視し、英会話に必要なスキルをアプリ一つで総合的に身につけたい人 |
英会話に自信がない初心者から上級者までレベルに応じてできる
スピークが オススメな人 |
とにかくたくさん話してアウトプットを重視する人 |
英会話に少し慣れてきた中級者以上
このように、学習者の英語レベルや目的に応じて、どちらのアプリが自分に合っているかを選ぶことができます。
ここからは、ミツカル編集部メンバーが実際に試した本音レビューも交えながら、さらに詳細な分析と解説をしていきますので、ぜひ参考にしてください!
どう違うの?「スピークバディ」と「スピーク」の基本情報と特徴
ここからは、「スピークバディ」と「スピーク」の2つのアプリについて、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。両者の違いをしっかり理解した上で、自分に合ったアプリを選ぶ参考にしてみてください!
まずは、結論を表にまとめました。
スピークバディ | スピーク | |
対応 レベル |
・全レベルの学習者に対応 ・初心者〜上級者におすすめ |
・全レベルの学習者に対応 ・中上級者におすすめ |
開発元 | ・日本企業が開発 ・日本人向け |
・アメリカの企業が開発 ・グローバルユーザー向け |
学習の特徴 | ・インプットとアウトプットをバランスよく取り入れた総合的な英会話学習 ・単語・熟語・フレーズ・発音・イントネーションなど英会話に必要な知識も学べる |
・アウトプット重視のスピーキング特化型学習 ・とにかく発話量が多い |
以下から、それぞれのアプリごとに、詳しく特徴を解説していきます!
スピークバディ:英会話初心者も安心してスタートできる!丁寧なサポートと体系的で充実のカリキュラム
スピークバディの特徴
- 感情豊かで国際色豊かな「AIバディ」たちと、気遣い不要で楽しく英会話
- 日常・ビジネス・旅行など、1,000以上の豊富なストーリーを通して学べる
- インプット学習も豊富!頻出の英単語・熟語・フレーズがしっかり身に付く
スピークバディは、累計400万ダウンロードを突破し、100社以上の法人導入実績や数々の受賞歴を持つ人気の英会話アプリです。知名度も高く、「英会話アプリ」と聞いて、まずスピークバディを思い浮かべる人も多いでしょう。
最大の特徴は、感情豊かで国際色豊かな「AIバディ」との英会話レッスンです。
オンライン英会話のように人間の講師相手でないため、緊張せず、気軽に何度でも繰り返し練習ができます。ミスを恐れず、自分のペースで学習できるのが大きなメリットですね。
カリキュラムは、日常・ビジネス・旅行など、実践的なシチュエーションを想定したコースが多数用意されており、学習者のさまざまなニーズに対応しています。レッスンでは段階を踏んで学習していくため、英単語・熟語・フレーズなどのインプット学習の機会も豊富です。話すことに慣れていない、英会話初心者も安心して取り組むことができますね。
次に、各特徴を画像付きでさらに詳しく解説していきます。
特徴①:感情豊かで国際色豊かな「AIバディ」たちと、気遣い不要で楽しく英会話
スピークバディでは、会話相手となる「AIバディ」たちが、日常会話やビジネス、留学などさまざまなシチュエーションに応じて登場します。
AIバディたちは、会話内容に応じて表情が豊かに変化したり、それぞれ異なる性格やバックグラウンドを持っているなど、非常にリアルに設計されています。最先端の生成AIの技術を活用し、限りなく自然な人間との会話に近い体験を提供しており、気遣い無用で何度もスピーキングの練習が可能です。
また、国際色豊かな AIバディたちが話す英語も英語もアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、マレーシア英語など多岐に渡り、各国の英語を学び、慣れることができます。
※国際色豊かなAIバディたち:左から「ビジネス」・「日常会話」・「多様性との出会い」のレッスンに登場するキャラクターたち。それぞれのシチュエーションに合わせて、多様な会話相手が設定されており、リアルなシーンを想定した対話練習が可能です。
さらに、AIはリアルタイムで細かいフィードバックを提供するため、正しい発音や表現を効率よく学ぶことができ、スピーキング力が強化されます。
動詞の活用など具体的なフィードバックをもらうことで、最短最速でスピーキング力を向上させることが可能です。
このように、AIバディとの英会話にはメリットが数多く存在します。スピークバディは「オンライン英会話やとっさの場面で英語がなかなか出てこない」という方にとっても、おすすめできる英会話アプリと言えるでしょう。
特徴②:コンテンツ数は驚異の4,000以上!日常・ビジネス・旅行など、豊富なストーリーを通して学べる
スピークバディは、学習者の多様なニーズに応じた豊富なカリキュラムを提供しており、コンテンツボリュームの多さも強みです。
コンテンツ数はなんと4,000以上、ストーリー仕立てのレッスンは1,000以上あり、日常英会話・ビジネス英会話・旅行英会話など、自分の学習目的に合ったレッスンを自由に選ぶことができます。
(左)レベル・目的別に選べる「総合コース」
(右)多彩な会話テーマを用いてレッスンできる「選択コース」
また、最新の時事問題に関するレッスンも追加されており、「The Japan Times Alpha(※)」に掲載されているニュースを使った雑談レッスン(上級者向け)や、季節に関する話題を扱うマンスリーレッスン(初級者〜中級者向け)など、飽きずに学習を続けられるような工夫がされています。
※英語学習者向けに発行されている週刊英字新聞。最新ニュースを通して英語を学ぶことができる。
(左)季節の話題に関するレッスン「マンスリーコンテンツ」は毎月追加されるため、常に新鮮な内容で、飽きずに学習が続けられます。
(右)中上級者やビジネスパーソンには、英語学習者向けの英語新聞「The Japan Times Alpha」を活用した「ニュースで雑談」のレッスンもおすすめです。
1レッスンあたりの時間は約10分と短く、複数のコースを同時に受講できる柔軟さも魅力です。たとえば、「ビジネスコース」と「ニュース英語コース」を並行して学ぶことで、学習の幅を広げつつ、自分のペースに合わせて学習量を調整できます。
また、カリキュラムは10段階に細かく分かれており、初心者から上級者まで対応。コンテンツのボリュームも4,000以上と豊富で、学習内容の網羅性も高いため、英会話を体系的に学びたい人に特におすすめですよ。
特徴③:使えるフレーズを身につけるインプット学習から、パーソナル発音トレーニングまで、英会話に必要な学習がこれ一つでOK
英語の四技能の中でも、「スピーキング」と「ライティング」は特にアウトプット力と密接に関連しています。しかし、アウトプットをするためには、まずはしっかりとしたインプットが必要です。
もう少し具体的に説明すると、英語を話したり書いたりする(=アウトプット)前の段階として、英単語・文法・フレーズなどの基礎的な知識を身に付ける(=インプット)ことが非常に大切です。これらの基礎となる土台があってこそ、アウトプットすることができ、自然でスムーズなコミュニケーションが可能になるからですね。
この点で、スピークバディは「インプット」と「アウトプット」をバランスよく学習できる設計となっており、効率的に総合的な英会話スキルを向上させることが可能です。
スピークバディのレッスンは、「単語」→「リスニング」→「会話」→「英作文」→「応用練習」の5つのモードで構成されています。まず単語やキーフレーズをしっかりインプットし、直後にそれを会話形式でアウトプットできるため、効果的にスピーキング力を磨ける仕組みになっています。
※レッスンは「単語学習」からスタート。基礎知識をしっかり身につけた上で(=インプット学習)、会話練習(=アウトプット学習)に臨めます。
この点で、「いきなり英語で自由に話すのは難しい」と感じる方にも、スピークバディのカリキュラムは安心です。「会話の型」として使えるフレーズを学びながら、段階的にスピーキングの練習へと進むことで、英会話に対する不安を少しずつ取り除いてスキルアップしていけます。
また、パーソナル発音トレーニングではAIが苦手な発音をピックアップして自分だけのトレーニングができるため、発音が苦手な方も徐々に改善していくことが可能です。
このように「インプット学習(=知識習得)」を経て「アウトプット学習(=英会話)」に進む学習プロセスと英会話に必要な総合的なスキルを身につけるカリキュラムは、英会話に自信がない人でも無理なく学習を継続でき、スピークバディが支持される理由ですね。
- 感情豊かで国際色豊かな「AIバディ」たちと、気遣い不要で楽しく英会話
- 日常・ビジネス・旅行など、800以上の豊富なストーリーを通して学べる
- インプット学習も豊富!頻出の英単語・熟語・フレーズがしっかり身に付く
スピーク:シリコンバレー発のAI英会話アプリ!業界トップのアウトプット量を実現
スピークの特徴
- アウトプット重視派におすすめ!7日間で10,000語超えのスピーキング量
- AIチューターによる具体的なフィードバックで、英語力がぐんぐん伸びる
- ネイティブ講師のビデオレッスンで、リアルな生きた英語に触れられる
スピークは、ハーバード大学などのアメリカ有名大学出身者が開発した、シリコンバレー発のAI英会話アプリです。全世界で累計500万ダウンロードを突破し、日経新聞をはじめとする多数のメディアで紹介されるなど、日本国内でも大きな注目を集めています。
スピークは、ChatGPTを開発したOpenAI社とのパートナーシップにより、最新のAI技術「GPT-4」を搭載。これにより、まるで実際に人と会話しているかのようなリアルな英会話体験が可能となっています。特に、フリートークの自由度が高く、自然で柔軟な会話練習ができる点が大きな魅力となっています。
最大の特徴は、スピーキングの機会が非常に多い点です。
「業界トップのスピーキング量」を誇るスピークでは、7日間で10,000語以上の英単語を話すことができるようにカリキュラムが設計されています。アウトプットを徹底的に重視した英会話アプリといえるでしょう。
さらに、AIとの会話後には詳細なフィードバックが提供されます。不自然な表現や文法の誤りまで丁寧に指摘され、毎回のフィードバックを通じて、確実にスピーキング力を向上させることが期待できます。
スピークは、既にある程度の英語力を持ち、さらにアウトプットを通じてスピーキング力を高めたい中上級者に特におすすめのアプリです。
それでは以下より、各特徴を画像付きでさらに詳しく解説していきますね。
特徴①:アウトプット重視派におすすめ!7日間で10,000語超えのスピーキング量
スピークは、「とにかくたくさん英語を話したい」という学習者に最適な英会話アプリです。
「7日間で10,000語以上」の英単語を話すことを目標にしたカリキュラムが組まれており、従来の英会話サービスと比べて約10倍のスピーキング練習が可能です(※)。この圧倒的なスピーキング量により、短期間で英会話スキルを飛躍的に向上させることができます。
スピークのAIは自由度の高いフリートークにも対応しており、実践的な英語を自然に習得することが可能です。定型文の暗記にとどまらず、自分の意見や考えを英語で表現する練習ができる点も、スピークの大きな強みと言えるでしょう。
※引用元:App Store AI英会話スピーク 紹介文より
特徴②:AIチューターによる具体的なフィードバックで、英語力がぐんぐん伸びる
スピークでは、フリートーク後にAIから詳細なフィードバックを受けられます。
発話練習とフィードバックを繰り返すことで、ミスや不自然な表現を修正し、徐々にネイティブスピーカーのような自然な英語に慣れていくことが可能です。
以下は、実際のフリートークレッスン画面です。
右側(白い吹き出し)が学習者の発言、左側(グレーの吹き出し)がAIの返答です。
学習者の発言は音声認識によって精度高く文字起こしされ、それに対するAIの返答も自然で、会話を広げるアシストをしてくれます。
さらに、AIの返答はボタン1つで以下の表示を切り替えることができます。
- 英語表示 ON/OFF
- 日本語訳 ON/OFF
- 音声リピート再生
これにより、自分のレベルに合わせて学習することができます。
具体的には、以下のように調整することが可能です。
- レベル1:英文と日本語訳を両方表示して、内容を理解
- レベル2:日本語訳を非表示にして、英語だけで理解
- レベル3:英文・日本語訳ともに非表示にして、リスニングスキルを強化
フリートーク終了後には、AIからのフィードバックも受けられます。フィードバックでは、単にミスを指摘されるだけでなく、復習を通じて学習を深めることができます。
例えば、文法解説とそれを使った発話トレーニングが提供されます。
以下は、実際のレビュー画面の一例です。
このように、フリートーク中の間違いをAIが指摘し、正しい文法や表現を解説してくれます。その後、関連する例文を使ったトレーニングが行われ、理解を定着させます。
たとえば、上記画像では、”enjoy ~ing” という文型の説明と、それを使った例文練習(”enjoy reading books or doing activities in English”)が提供されていますね。
複数の例文を提示してくれるため、繰り返し発話練習を行うことで、定着度が増していきますよ。
このように、学習者一人一人に個別カスタマイズされたレビューで、効果的に英語力を伸ばすことができますよ。
特徴③:ネイティブ講師のビデオレッスンで、リアルな生きた英語に触れられる
スピークは、アメリカ・シリコンバレー発の英会話アプリとして、「ネイティブが日常的に使う、生きた英語を学べる」点も大きな特徴です。
学校の教科書に載っているような定型フレーズではなく、ネイティブが実際の生活で使う自然な表現を厳選して紹介しています。具体的には、次のようなフレーズが学べます。
スピークで登場するフレーズの例
- How’d you like it?(どうだった?)
- Let’s get down to business!(本題に入りましょう!)
- I’m coming down with something.(体調が悪くなってきた…)
どうでしょうか? どれも、学校で習った表現とは異なり、ネイティブが日常会話で使うカジュアルなフレーズですよね。
スピークは、教科書的な「unnatural textbook English」(不自然な教科書英語)ではなく、「authentic phrases」(本物の実用的なフレーズ)を重視しています。これは、他の英会話アプリにはない大きな強みです。
※画像は「外資系ビジネス英語コース」のビデオレッスンより
スピークのコンテンツは、アメリカ・サンフランシスコの本社で、ネイティブスピーカーのチームによって制作されています。そのため、日本の学校や塾で学ぶ英語とは一線を画し、ネイティブの感覚や文化を反映した「リアルな英語」を学べるのが特徴です。
この点は他のアプリにはない大きな強みです。海外駐在や留学など、英語圏での生活を控えている方には、実践的な準備として特におすすめできるアプリと言えるでしょう。
- アウトプット重視派におすすめ!7日間で10,000語超えのスピーキング量
- AIチューターによる具体的なフィードバックで、英語力がぐんぐん伸びる
- ネイティブ講師のビデオレッスンで、リアルな生きた英語に触れられる
【まとめ】「スピークバディ」と「スピーク」の違いは?
ここまでの内容を、表にまとめてみました。
それぞれの特徴を捉えたうえで、自分に合っているアプリを検討しましょう。
スピークバディ | スピーク | |
対応 レベル |
・全レベルの学習者に対応 ・初心者~上級者におすすめ |
・全レベルの学習者に対応 ・中上級者におすすめ |
開発元 | ・日本企業が開発 ・日本人向け |
・アメリカの企業が開発 ・グローバルユーザー向け |
学習の特徴 | ・インプットとアウトプットをバランスよく取り入れた総合英語学習 ・単語・熟語・フレーズなど基礎知識も学べる |
・アウトプット重視のスピーキング特化型学習 ・とにかく発話量が多い |
強み ポイント (まとめ) |
感情豊かで国際色豊かな「AIバディ」と楽しく英会話 アメリカ・イギリス・オーストラリア・マレーシアなど各国の英語が学べる フレーズなどのインプット学習から、リスニング・発音トレーニングまで英会話に必要なスキルを一つで叶える |
アウトプット重視派におすすめ!7日間で10,000語超えのスピーキング量 AIによる具体的なフィードバックで英語力がぐんぐん伸びる ネイティブ講師のビデオレッスンでリアルな生きた英語に触れられる |
次からは、より細かく10個の項目別に、両アプリを徹底調査&比較していきます!
【2025年最新】「スピークバディ」と「スピーク」を10項目で徹底比較!
ここでは、「スピークバディ」と「スピーク」を10の重要なポイントで徹底比較しました。それぞれのアプリがどのような特徴を持っているのか、詳細を確認して、自分にぴったりのアプリ選びに役立ててください!
はじめに、比較結果を簡単に表にまとめました。
スピークバディ | スピーク | ||
① | 料金プラン |
月額 3,300円(税込)~ 年額23,800円(税込) |
月額 3,800円(税込)~ 年額19,800円(税込) |
② | 対象レベル | 全レベル対応 | 全レベル対応 |
③ | 学習内容 | ・基本の学習コース(全19コース) ・パーソナル発音トレーニング ・フリートーク「buddy CHAT」など |
・基本の学習コース(全13コース) ・クイックレッスン(クイズ形式) ・ミニ動画コース など |
④ | カリキュラム | ・日常英会話 ・ビジネス英会話 ・海外旅行英語 ・おもてなし英語 など ➡ コンテンツ数は4,000以上 |
・日常英会話 ・ビジネス英会話 ・海外旅行英語 ・おもてなし英語 など ➡ コンテンツ数は2,000以上 |
⑤ | AI機能 | ・フリートーク ・フィードバック ・発音矯正(音声認識技術) ・苦手分析と個別カリキュラム作成 ・特別トレーニングの提供 ・コピーキャット ★レベル判定機能 ★復習レコメンド機能 |
・フリートーク ・フィードバック ・発音矯正(音声認識技術) ・苦手分析と個別トレーニングの作成 ★AIチャットボット ★文法・語彙の添削と解説 |
⑥ | フリートーク機能 | ・バディチャット ➡ レッスンで学んだ内容と連動し、 相乗効果が期待できる。 |
・AI会話 / スピークチューター ➡ 自分の学習ニーズに合わせ、自由 度の高いフリートークができる。 |
⑦ | 復習機能 | ・復習レコメンド機能 ・自分だけのキーフレーズ集を自動作成 |
・復習タブで学習内容の見直し可能 ・個人に合わせたカスタムレッスン |
⑧ | 使いやすさ | ・カラフルで装飾の施されたデザイン ・アニメやイラストを多用 ・日本企業が日本人向けに作ったアプリで、馴染みやすく使いやすい |
・比較的シンプルなデザイン ・ネイティブ講師の写真や動画を多用 ・アメリカ企業が作っており、日本人の文化的に馴染まない点も稀にあり |
⑨ | 口コミ・評判 | ・累計400万ダウンロード ・日本で圧倒的な知名度と人気 |
・累計500万ダウンロード ・12カ国語でグローバルに展開 |
⑩ | 無料体験 | 3日間 | 7日間 |
以下からは、各項目の詳しい調査に基づく比較結果を、ミツカル英会話編集部の見解を交えつつご紹介します。それでは、詳しく見ていきましょう!
① 料金プラン:コストパフォーマンスの観点から判断することが重要
まずは「料金プラン」の比較結果を見てみましょう。
どちらのアプリも、利用できる機能に応じた複数のプランが用意されています。
また、支払い方法も、月払いだけでなく、割引が適用される一括払いも選択可能です。
使える機能も鑑みて、コストパフォーマンスの観点から検討することも必要ですね。
比較結果の詳細は、以下をご覧ください。
スピークバディ | スピーク |
【無料プラン】 レベルチェックテスト・一部レッスン・復習機能 が利用可能【プレミアム12ヵ月プラン】 全レッスン・機能を無制限で利用可能
【プレミアム6ヵ月プラン】
【プレミアム1ヵ月プラン】
|
【プレミアムプラン】 全レッスン・AI会話タブでの会話が利用可能 スピークチューターが利用可能(一部制限あり)
【プレミアムプラス】
|
ここからは、2つのアプリの料金を、同等プランで比較してみましょう。
まず、1ヶ月単位で契約できる月払いプランから見ていきます。初めて利用する方にとっては、短期間で試せる月払いプランが手軽で便利ですよね。
▼「1ヶ月プラン」での比較
▲ スピークバディ:月額 3,300円 ※プレミアム1ヵ月プラン
◎ スピーク:月額 3,800円 ※プレミアムプラン(月払い)
また、年払いプランは1年分を一括で支払うことで、割安な価格が設定されています。
▼「1年プラン」での比較
▲ スピークバディ:月額 1,983円(一括:23,800円)※プレミアム12ヵ月プラン
◎ スピーク:月額 1,650円(一括:19,800円) ※プレミアムプラン(月払い)
スピークバディのプレミアムプランでは、すべてのレッスンや機能が無制限に利用可能ですが、スピークのプレミアムプランでは「スピークチューター」の利用に一部制限があります。
「スピークチューター」はAI技術を活用した個別カスタマイズの英会話パートナーです。24時間いつでも学習をサポートしてくれるため、目標達成へのモチベーション維持にも効果的です。この機能を重視する方は、無制限で利用可能なプレミアムプラスプランを選択するのが良いでしょう。ただし、その分月額料金が高くなる点も考慮しましょう。
AIサポート機能をフル活用したい場合は、スピークバディやスピークの上位プランの検討がおすすめです。
安さだけで選ぶのではなく、自分が求めている学習機能やコンテンツが揃っているのか、コストパフォーマンスの観点から判断することが重要です。
- AI機能にこだわるなら「スピークバディ」or「スピーク(上位プラン)」がおすすめ
- 自分の学習ニーズを明確にし、コストパフォーマンスの観点から判断しよう
② 対象レベル:英会話でなかなか言葉が出てこない人は「スピークバディ」が安心!中~上級者以上にはネイティブ英語を学べる「スピーク」もおすすめ
次に、2つのアプリの「対象レベル」の比較結果を見ていきましょう。どちらのアプリも、初心者から上級者までの全レベルに対応したコースを提供していますが、それぞれに異なる強みがあります。
以下では、「各レベルごとのレッスン数」の調査結果をまとめました。
▼ レベル別のレッスン量の比較
スピークバディ | スピーク | |
超初級・入門コース | 37ユニット分 | 11日分 |
初級向けコース | 47ユニット分 | 93日分 |
中級向けコース | 55ユニット分 | 96日分 |
上級向けコース | 46ユニット分 | 97日分 |
ビジネス英語コース | 30ユニット分 | 56日分 |
※スピークバディのレッスン数は「書籍コンテンツ」を除くコースで計算。
※スピークのレッスン数はレベル表記のあるコースを対象にカウント。
スピークバディの「1ユニット」には、数回分のレッスンが含まれているため、レッスン数で比較すると、スピークバディに軍配が上がると言えそうです。
実際に公表されているコンテンツ数としては以下の通りで、スピークバディが2倍のボリュームを誇っています。
- スピークバディ:4,000以上
- スピーク :2,000以上
なお、どちらのアプリも1レッスンあたりの所要時間は「10分程度」と、レッスン時間に大きな差はありません。
どちらのアプリも初心者から上級者まで対応しています。また、スピークバディに軍配が上がるとはいえ、レッスン量も十分に用意されています。
以下のポイントを参考に、自分に合ったアプリを選ぶと良いでしょう。
英会話でなかなか言葉が出てこない人には英会話に必要なスキルを総合的に学べる「スピークバディ」がおすすめ
より高度な会話スキルを求めている中級者以上には「スピーク」がおすすめ
両方のアプリを比較しながら、どちらが自分に最適か見極めてみてください!
③ 学習内容:両アプリとも多彩な学習コンテンツ!「インプット」と「アウトプット」のバランスが選択のカギ
次に、2つのアプリに搭載されている「学習内容」の比較結果をまとめました。
どちらのアプリも、メインの「基本学習コース」に加え、ミニコースやトレーニングといったサブコンテンツも充実しており、幅広い学習内容が揃っています。
それぞれの特徴を以下で詳しく解説します。
スピーク バディ |
(1)基本の学習コース(全19コース)
(2)パーソナル発音トレーニング
(3)バディチャット
|
スピーク | (1)基本の学習コース(全13コース)
(左)各コースの全体像を確認できる。毎日新たなレッスンに進む設計。 (2)クイックレッスン
(左)「クイックレッスン」は、トップ画面からワンタップでアクセス可能。 (3)ミニコース
(左)ミニコース一覧。オリジナリティある興味深いテーマが並ぶ。 |
どちらのアプリも、それぞれの強みを活かした学習内容が充実していました。
メインカリキュラムに加え、ミニコースやトレーニングなどのサブコンテンツも提供されている点が共通しています。
スピークバディは「インプット」と「アウトプット」をバランスよく組み合わせた英会話に必要なスキルを学べる体系的な学習が特徴で、オンライン英会話をやってみたけれど言葉が出てこないといった方にもおすすめ。知識を段階的に習得できるため、英会話に自信がない方でも安心して始められます。
一方、スピークは「アウトプット重視」で、特に発話量を増やしたい中級者から上級者におすすめで、1日5分から始められるため、忙しい方でも無理なく継続できます。
どちらも充実した学習内容であるため、好みで選んでよいでしょう。
④ カリキュラム:ボリュームでは「スピークバディ」に軍配も、いずれも多彩なコース展開!ニーズを明確にして選ぼう
続いて、両アプリの「カリキュラム」の比較結果を見てみましょう。
どちらのアプリも、以下のような目的に応じた学習コースが用意されています。
- 日常英会話
- ビジネス英会話
- 海外旅行英語
- おもてなし英語 など
コンテンツボリュームで比べると、以下の通りとなっており、現状ではスピークバディに軍配が上がるようです。
- スピークバディ:4,000以上
- スピーク :2,000以上
ただし、各アプリには異なる強みがあるため、自分の英語レベルや学習目的に合った選択が重要です。以下、それぞれのカリキュラム詳細を見てみましょう。
スピークバディ | スピーク |
【スピークバディのコース一覧】
▼総合コース
▼選択コース
▼書籍と一緒に学ぶコース
|
【スピークのコース一覧】
|
それぞれのアプリにおける、レッスン進行の違いをまとめると、以下の通りです。
スピークバディは「ユニット」単位で進行する。
「1ユニット」には、さらに数回分のレッスンが収録されている。
学習時間は「1日10分」程度。
インプット学習とアウトプット学習をバランスよく取り入れた構成。
スピークは「日」単位で進行し、学習時間は「1日5分」程度。
とにかくアウトプット重視の設計で、短時間で多く話すことができる。
両アプリともに、多彩なカリキュラムを提供していることがわかりました。
コンテンツボリュームで比較すると「スピークバディ」に軍配があがりますが、より自分に適したカリキュラムを提供しているアプリを選ぶのも大切です。
選択の際には、次の点も参考に選びましょう。
単語など、インプット学習もしっかり行いたい人は「スピークバディ」がおすすめ
とにかく発話量を増やしてスピーキング力を磨きたい人は「スピーク」がおすすめ
無料体験で両方のアプリを使ってみて、どちらが自分に合っているか、試してみてください!
⑤ AI機能:いずれのアプリもAI機能を豊富に搭載!自分が重視したいポイントを明確にして選ぼう
次に、「AI英会話機能」の比較結果をまとめました。
スピークバディ | スピークバディのレベルチェックテストは、AIが10段階で詳細な評価を行い、その結果に基づいて最適なカリキュラムを提供してくれます。初めて英会話学習に取り組む方でも、自分の現在の実力を把握し、安心して学習をスタートすることができますよ。
(左)トップ画面に「今日のスケジュール」が表示され、迷うことがない。 |
おすすめAI機能①:10段階で詳細評価!「レベルチェックテスト」
スピーク | スピークは、OpenAI社と提携し、最新のGPT-4モデルを活用した高度なフリートーク機能を提供しています。 (左)フリートーク画面。ボタン1つで日本語訳表示や音声再生も可能。 おすすめAI機能②:自由に活用可能! AIチャットボット「スピークチューター」 (左)スピークのホーム画面。最下段にチャットボックスが表示されている。 <スピークチューターの活用例>
|
おすすめAI機能①:GPT-4搭載で高性能!「フリートーク機能」
以下は、2つのアプリに搭載されているAIを活用した機能一覧です。
スピークバディ | スピーク |
・フリートーク ・フィードバック ・発音矯正(音声認識技術) ・苦手分析と個別カリキュラム作成 ・特別トレーニングの提供 ※コピーキャット ★レベル判定機能 ★復習レコメンド機能 |
・フリートーク ・フィードバック ・発音矯正(音声認識技術) ・苦手分析とオリジナル練習問題の作成 ・AIチャットボット ★文法・語彙の添削と解説 |
※現時点ではiOSアプリのみの機能となります。
★は各アプリの強みポイントです。
どちらのアプリも、AI機能が充実しており、英会話学習を効率化できるよう設計されています。発音矯正やフィードバックに加え、弱点の分析から個別カリキュラムの作成まで、多彩な機能を搭載していますね。
実際に試してみて、最新AIの精度の高さと機能の豊富さに驚かされました!どちらのアプリも、AIを活用した学習サポート機能が非常に充実しています。そのため、アプリを選ぶ際のポイントは、ユーザーがどの機能を重視するかにかかっています。
以下は、編集部が考える、それぞれのアプリの強みです。
スピークバディ:丁寧なレベルチェックテスト・カリキュラム提案・学習進捗管理
スピーク :より高度なフリートーク・添削やレビュー・AIチャットボット
どちらのアプリも高性能で多彩なAI機能を搭載しており、英会話学習に大いに役立ちます。あとは、自分の学習ニーズに合った機能を持つアプリを選んでみましょう。
⑥ フリートーク機能:レッスンとの相乗効果を期待できる「スピークバディ」、自由に会話を楽しみたいなら「スピーク」
次に、両アプリで提供されている「AIとのフリートーク機能」の比較結果です。どちらのアプリも、人間相手に話しているかのような自然な会話体験ができます。
両アプリのフリートーク機能を実際に体験してみて、その高性能さには驚かされました! いずれのアプリでも、ここまで自然でスムーズな会話ができるとは感動です。
それぞれに異なる特徴を持っているため、学習者のレベルやニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。編集部の見解は以下の通りです。
英語は勉強したことはあっても、英会話となると口から出てこない人向け。レッスンで学んだ内容をフリートークで実践でき、レッスンとの相乗効果で総合的に英会話力を高める学習が可能。英語をたくさん話すことに自信がない、不安がある人におすすめ。 スピークバディ:
自分である程度自由に会話を進められる人向け。より自由度の高いフリートーク練習が可能で、アウトプットの場を多く求める人に最適。たくさん話したい方におすすめ。 スピーク:
どちらのアプリも、非常に高性能であることは間違いありません。
実際にフリートーク機能を試してみた体験レポート(スピークバディ・スピーク)も参考にしてみてください。
⑦ 復習機能:レッスンを受けて終わりじゃない!いずれのアプリにも、効果的なタイミングでの復習機能付き
次に、「復習機能」の比較結果をまとめました。
いずれのアプリにも復習機能が搭載されており、レッスンを受講して終わりではなく、時間が経ってから復習することで学習内容の定着を図っています。
以下では、各アプリの復習機能のポイントをまとめました。
スピークバディ |
|
スピーク |
|
せっかくレッスンを受けても、受けっぱなしでは学習効果が半減してしまいます。これはとてももったいないことですよね。
いずれのアプリでも、効果的なタイミングで復習を促す機能が搭載されており、継続的な学習をサポートしてくれます。
特に、忘却曲線や間隔反復といった、科学的データに基づくアルゴリズムを活用し、個々の学習者に合わせて復習頻度を調整する仕組みが秀逸ですね。これも最新のAI技術ならではの強みと言えるでしょう。
復習機能に大きな違いは感じられないため、この機能に重きを置いて選ぶというよりも、他の機能やコンテンツで自分に合ったアプリを選ぶのが良いかもしれません。
⑧ 使いやすさ:日本人向けに作られた「スピークバディ」が優勢か?無料体験で自分の好みを確かめよう
次に、「使いやすさ」の比較結果をまとめました。
この観点に関しては、学習者個人の主観による部分も大きいですが、ここでは編集部の見解を述べていきたいと思います。以下の表をご覧ください。
スピークバディ |
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スピーク |
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編集部も実際に両方のアプリを使ってみましたが、どちらも操作上、困ることはほとんどありませんでした。ボタン操作や画面遷移などもスムーズで、迷うことも少なく、直感的に利用できる設計がされています。
いずれも人気アプリで利用者数が多いため、ユーザーのフィードバックを取り入れた頻繁なアップデートを通して、使いやすさが向上していると感じました。
1点違いを感じたのは「日本人向けか(スピークバディ)、そうでないか(スピーク)」という点です。
スピークバディは、日本企業により、日本人学習者を念頭に置いて開発されています。
そのため、(当然ながら)日本語表現は自然で、日本人の文化や感覚に合わせた設計がされています。カラフルで親しみやすいキャラクターやイラストが多用されており、特に英語初心者にとって安心感が大きいです。
一方、スピークは、12カ国語でグローバルに展開されており、世界中にユーザーがいます。そのため、翻訳した日本語に若干の違和感や、文化的ギャップを感じることもありました。もしかすると、このことをストレスに感じる人もいるかもしれません。画面設計も目をひく装飾が少ないシンプルなものなので、人によってはやや単調と感じる可能性があります。
これらの点を考慮すると、編集部としては、使いやすさにおいてはスピークバディが優勢と感じました。特に英語初心者にとっては「親しみやすさ」と「安心感」が大きな魅力です。
とはいえ、どちらが自分に合うかは、個人の好みや学習スタイルに依存しますので、無料体験を活用して、実際に自分の手で触れてみることを強くおすすめします!
⑨ 口コミ・評判:いずれのアプリもストアレビューは高評価で受賞歴も多数!安心して使える信頼性の高さ
次に、「口コミ・評判」の比較結果をまとめました。
まずは、App Store(iPhoneユーザー)と Google Play(Androidユーザー)の評価件数とレビューを見てみましょう。
スピークバディ | スピーク |
■ App Store
■ Google Play
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■ App Store
■ Google Play
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いずれのアプリも数万件以上の評価が集まっており、★4.5以上と非常に高い評価を得ています。評価に大きな差はなく、好みで選んで良いでしょう。
つづいて、ダウンロード数や受賞歴を比較してみます。
スピークバディ | スピーク |
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※各アプリのApp Storeプレビュー記載情報より引用。
いずれのアプリもダウンロード数から人気の高さがうかがえるだけでなく、受賞歴も信頼性を裏付けていますね。スピークバディは、国内の教育分野で数々の賞を受賞し、使いやすさと革新性が評価されています。日本国内の知名度と人気は、他のAIアプリの追随を許しません。
一方、スピークはグローバルな展開を強みとし、世界的に評価されています。さらに、OpenAI社との技術的パートナーシップを結んでいる点も特徴的です。メディアにも多数取り上げられており、幅広い注目を集めています。
結論として、どちらのアプリも、高い評価と実績を得ていると言えそうです。
スピークバディは「累計400万ダウンロード」、スピークは「累計500万ダウンロード」を誇りますが、スピークが複数の国で展開され、グローバルなユーザー層を対象としている点がダウンロード数の違いに影響しています。しかし、日本国内においては、スピークバディも高い知名度と人気を持ち、その存在感は決して劣っていません。
どちらのアプリもユーザーから高評価を受けており、安心して利用できるアプリです。あとは、どちらが自分に合うかという好みの問題になるでしょう。それぞれのアプリの特長を理解した上で、自分に合ったアプリを決定してください!
⑩ 無料体験:いずれのアプリでも全機能&コンテンツを試せる!自分に合ったアプリを見つけるためにマストで試してみよう
最後に、「無料体験」の比較結果をまとめました。詳細は以下をご覧ください。
スピークバディ | スピーク |
■ 無料体験期間:3日間
■ 使える機能:全ての機能・コンテンツ ■ 無料体験でおすすめのコンテンツ
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■ 無料体験期間:7日間
■ 使える機能:全ての機能・コンテンツ ■ 無料体験でおすすめのコンテンツ
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いずれのアプリでも、無料体験期間が用意されています。おすすめは、両方のアプリの無料体験を順番に試してみて使い勝手を比較することで、自分に合った方を選ぶことです。
1点注意すべきなのは、Speakはキャンセル手続きを行わないと自動で有料会員に移行することです。継続しない場合は、早めにサブスクリプションの中断手続きを行うようにしてくださいね。
※後述しますがスピークバディは無料体験が終了しても自動課金されません!!
iPhone の場合のサブスクリプション中断の手順は、以下の通りです。
- 「設定」を開く
- 一番上のユーザー名(ID)をタップ
- 「サブスクリプション」をタップ
- 「有効」欄の中から、該当のアプリ名をタップ
- 「サブスクリプションをキャンセル」をタップ
Android の場合のサブスクリプション中断の手順は、以下の通りです。
- 「Goole Play ストア」を開く
- 右上にあるプロファイルのアイコンをタップ
- 「お支払いと定期購入」- 「定期購入」の順にタップ
- 解約したい定期購入を選択
- 「定期購入を解約」をタップ
今回、編集部も実際に、両アプリの無料体験でどこまでできるかを試してみました!
次より画像付きで詳しく紹介していきますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
【体験談】「スピークバディ」と「スピーク」は無料体験でどこまでできる?画像付きで詳しく解説
これまで、2つのアプリの学習内容や機能を詳しく比較してきましたが、自分に最適なアプリを選ぶためには、実際に無料体験を通じて試してみることが重要です。
ここからは、編集部メンバーが「スピークバディ」と「スピーク」の無料体験を実施した様子を、画像を交えて詳しくお伝えします!
無料体験の期間や内容をイメージして、ぜひ参考にしてみてください。
スピークバディ:初心者も安心の超人気アプリを体感!3日間の無料体験で全ての機能・コンテンツが試せる※スピークバディの無料体験は自動課金されないので安心!!
スピークバディの無料体験期間は「3日間」です。アプリ内のすべてのコンテンツを試すことができるため、さまざまなコースや機能を使ってみて、自分に合っているかを確認してみましょう。
またスピークバディのかなり大きな特徴として無料期間終了後も、自動で有料プランに移行しない点が挙げられます。
他のアプリだと、よくあるのは「無料体験して少し触っていないうちに勝手に課金されていた、、」なんて事ですが、スピークバディではその損するパターンがないので、安心して無料体験を始めやすいです。
※無料体験期間が過ぎると、自動的に機能制限がかかるので目に見えて期限終了もわかりやすいです!
以下からは、編集部メンバーが実際に無料体験してみた様子を、画像付きでご紹介していきます!
AIが英語レベルを10段階で評価!高精度のレベルチェックテストは必ず受験しよう
スピークバディを初めて起動すると、まずレベルチェックテストを受けることになります。無料体験でも、AIが提供する高精度なスピーキングテストが受けられるため、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
このテストでは、会話の相手はAIバディなので、オンライン英会話のように緊張する必要はありませんよ。リラックスして、今の自分の英語力を確認しましょう。
※人間の講師相手(左:オンライン英会話)と、AIバディ相手(右:スピークバディ)では、感じる 緊張感がまったく違いますね。外国人講師と話す自信のない初心者に、AI英会話はピッタリです!
スピーキングテストを開始する前に、まず「英語学習についての質問」に答えます。これらの回答は、後でAIによるおすすめカリキュラムに反映されます。
- 英語学習の目的(ビジネス・海外旅行・趣味 など)
- 英語レベル(TOEIC・英検)
次に、いよいよスピーキングテストがスタートします。
このテストは、4つのパートに分かれており、所要時間は全体で約10分ほどです。
テストが進むにつれて、少しずつ難易度が上がるイメージですね。
- 短い返答:画面に表示された「短文」を声に出して読み上げます。
- 長い返答:画面に表示された「長文」を声に出して読み上げます。
- 英作文 :与えられた状況に基づき、提示されたフレーズで会話を組み立てます。
- 自由回答:質問に対して自分の考えをできるだけ詳細に述べます。
この後、画像とともにレベルチェックテストの様子をお伝えしますが、正確なスピーキングレベルを測定するためには、現時点での実力そのままで受験することが望ましいです。
事前にテスト内容を詳しく知りすぎて対策をしてしまうと、実際の能力よりも高く評価されてしまう可能性があるため、その点にはご注意くださいね。
(1)短い返答
画面に表示された、短めの会話文を声に出して読み上げます。
ゆっくりでいいので、焦らず、はっきりとした発音を意識しながら発話しましょう。
(2)長い返答
次は、長めの会話文を読み上げていきます。
文章の流れや、意味のまとまりに注意して、自然なリズムで読むことを心がけましょう。
(3)英作文
与えられた状況に基づき、提示されたフレーズを使って英語で会話を組み立てます。
先ほどまでの音読パートと異なり、より自分の頭を使って回答することが求められますね。
準備時間が短く、難易度も上がってきますが、自分の知識を最大限に活用してみましょう。
(4)自由回答
最後は自由回答です。質問に対して自分の考えをできるだけ詳細に述べます。
中級者以上の方は、できるだけ具体的に伝えられるように意識してください。
レベルチェックテストは、以上の4パートで終了です。
テストが終わると、AIが「発音」「流暢さ」「正確性」「表現の幅」「文章構成」の5つの観点から評価を行い、Level 1〜10の範囲で結果が表示されます。
筆者(ミツカル編集部メンバー)の場合、結果は「Level 10」でした。TOEIC 905点の筆者としては、少し高めの評価だったので、スピークバディのレベルチェックはやや甘めに判定される印象を受けました(あくまで個人的な感想です!)。
また、判定後には「判定レベルが適切かどうか」を確認するアンケートが表示されます。ユーザーの受験結果やフィードバックがAIの精度向上に活かされており、今後さらに信頼性が増していきそうですね。
最後に、スピーキングテストの結果と、最初の質問での回答に基づき、AIが個人に最適なカリキュラムを提案してくれます。
筆者の場合は「交流・趣味」が目的で「Level 10」と判定されたため、日常英会話の上級コース「新日常会話 ロンドン編」が提案されました。
初心者にとって、豊富な学習カリキュラムの中から自分に合ったものを選ぶのは大変ですが、AIがサポートしてくれるので安心です。時間の節約にもなり、その分を学習時間に充てられるので効率的ですね。
もちろん、自分でカリキュラムを設定することも可能です。
ニーズに応じて、豊富なコースから自分にピッタリの内容を選ぶこともできますよ。
最後に、学習モードを選択します。「会話」は必須で、さらに「単語学習」「リスニング」「英作文」「応用練習」を自由に追加することができます。
すべてのモードを選択しても、1日あたりの学習時間は10〜15分で完了するため、特にこだわりがなければ、全てのモードを選んで学習を進めるのがおすすめです。
これでカリキュラム作成まで完了しました!
高精度なレベルチェックテストとAIによるカリキュラム提案は、さすが人気のAI英会話アプリだと感じられ、学習の効率と効果の高さを強く実感しました。
初心者も安心!インプットとアウトプットをバランスよく取り入れたレッスンで、スピーキング力の向上を実感
続いて、スピークバディのメインとなる英会話レッスンの様子をレポートしていきます!
スピークバディのレッスンは、以下の5つのステップで構成されています。
- 単語学習
- リスニング
- 会話
- 英作文
- 応用練習
全てのステップを受講しても、所要時間は15分ほどなので、スキマ時間や就寝前などにサクッとレッスン受講できるのがとても便利ですね。
各レッスンでは、1つのキーフレーズが設定されており、そのフレーズを繰り返し練習できる設計です。例えば、今回のレッスンでは「be known for one’s~(〜として知られる)」がキーフレーズとして設定されていました。
それでは、実際にレッスンが進む様子を紹介していきますね。
(1)単語学習
会話中に登場する語彙を、クイズ形式で学びます。
スピークバディの大きな特徴は、スピーキング練習(アウトプット)に入る前に、しっかりとインプット学習を取り入れている点です。
まず、単語・熟語・フレーズなどの基礎知識を頭に入れてから会話練習に進むため、その後のアウトプットがより効果的に行えます。
いきなり英会話に入るのは不安な初心者にとっても、段階を踏んで進んでいけるため安心ですね。
(2)リスニング
レッスンで扱う会話内容を一通り聞き取ります。その後、理解度を確認するために二択クイズに挑戦します。
(左・中)リスニング音声のスクリプト。ワンタップで日本語翻訳のON/OFF切替が可能。
(右)リスニング終了後、簡単なクイズで内容理解度をチェック。
(3)会話
AIバディとロールプレイを行います。会話文が画面に表示されるので、マイクに向かって発声します。
(左)画面下の「You」と表示されている会話文を読み上げる。マイクボタンを押してから、スマホに向かって発声する。
(右)学習者の発音をAIが聞き取り、その精度をチェック・評価してくれる。
このパートで特に感じたのは、AIの発音分析精度の高さです。
例えば、右の画像では「are」と発音すべきところを「were」のように発音している点が指摘されていますね。細かい部分まで指摘してくれるため、発音の向上に非常に効果的だと感じました。
また、ボタン1つで自分の発音を聞き返すことができるので、改善に役立ちます。
AIの精度の高さに本当に驚かされました…!
(4)英作文
今度は会話文の一部が、日本語で表示されます。キーフレーズを使って英作文をします。
(左)キーフレーズ「be known for〜」を使用して、表示された日本語を英語に翻訳し発声。
(中)発声した内容をAIが聞き取り、添削してくれた画面。
(右)終了後、会話文のタイムラインを一覧で振り返ることができる。自分の発言を録音した音声を聞き返すことも可能。
だんだん難易度が上がってきました。
ここでは、単にスクリプトを読み上げるだけでなく、自分で英作文をして発声してみます。
キーフレーズを使用した文章を発話する機会が豊富にあるため、自然に口から出るまでしっかりと鍛えられる感じがします。
AIの聞き取り精度や添削精度も非常に高く、フィードバックが迅速に返ってくるため、学習がとてもスムーズでストレスを感じることがありません。
(5)応用練習
新たなシチュエーションでキーフレーズを使った会話に挑戦します。2つの場面が提示され、表示された日本語を英語にして発声します。
(左)ここまでのレッスンとはまったく異なる場面設定が提示される。
(中)AIバディの発言に続いて日本語が表示されるので、それを英語に翻訳して発話する。キーフレーズを活用し、自分自身で一から英作文を行うことが求められる。
(右)AIが発言を添削し、フィードバックを提供してくれる。
レッスンの最後は、全く新しいシチュエーションで、学んだキーフレーズを使えるかどうかを試してみます。さまざまなパターンで使いこなせるよう、実践的な力を身につけていきます。
以上で、スピークバディの1回分のレッスンが終了しました!
- 単語学習
- リスニング
- 会話
- 英作文
- 応用練習
このように、1つのキーフレーズをさまざまなアプローチで繰り返し練習していくのがスピークバディのレッスンの特徴です。
何度も発話練習を行うことで、頭で考えてから発話するのではなく、口から自然に出てくる感覚を徐々に実感できるようになりました!
初めにインプット学習の機会が用意されており、段階を踏んでステップアップしていくレッスン構成になっているため、初心者も安心して利用できると感じましたよ。
フリートーク機能「buddy CHAT」では、レッスン学習と連動し、効果を最大限に高められる設計
スピークにはフリートーク機能「buddy CHAT」が搭載されていますが、その特徴は、レッスンと連動していることです。
その日のレッスンを完了させるまで「buddy CHAT」はロックされており(左)、使用することができません。レッスンが完了すると、アンロックされてスタートボタンが表示される仕組みです(右)。
この点において「いつでも好きな時にフリートーク練習がしたい」という人にとっては、スピークバディのフリートーク機能は少しニーズと異なる可能性があるため、注意してください。このようなニーズを持つ学習者には、スピークの方が適している可能性があります。
しかし、レッスンと連動することで得られるメリットも複数あります。
- 学習内容が定着しやすい:レッスンの学習内容を「buddy CHAT」で実践することで、相乗効果が生まれ、理解がより深まります。学んだことをより自由度の高い会話で応用するトレーニングを積むことで、知識がしっかりと定着します。
- 初心者でも取り組みやすい:英会話初心者にとって、フリートークの難易度は高いものです。しかし、レッスンと連動することで、初心者にも挑戦のハードルが下がり、無理なくスキルを向上させることができます。
- 会話内容に迷わない:フリートークとは言っても、自由度が高すぎて「何を話したらよいのかわからない」ということも多々あります。「buddy CHAT」では、レッスンで学んだキーフレーズを使って会話するため、会話内容に迷うことがありません。具体的な話題が用意されていることで、自信を持って会話に臨めます。
それでは、レッスンとの相乗効果を期待して「buddy CHAT」をスタートしてみましょう!
この日のレッスンでも登場した、AIバディのブライアンが会話相手です。
はじめに、「ブライアンが日本旅行に興味を持っている」というシチュエーションが表示されました。つづいて、フリートークの中で達成すべきミッションが提示されます。
今回のミッションは、以下の3つでした。
- キーフレーズ「be known for one’s ~」を使う
- おすすめの都市を伝える
- 日本で食べてみたい料理を伝える
ミッションが設定されることで、フリートーク中に意識すべきポイントが明確になります。これにより、目的意識を持って会話に臨むことができ、良い緊張感が生まれました。
ダラダラと長く会話を続けるのではなく、学びの多いフリートーク練習ができそうです!
「buddy CHAT」では、フリートークの効果を最大限に引き出すための工夫がされていると感じました。
(左)自分の発言は、AIの音声認識機能で即座に文字起こしされる(画面下部の「You」に表示)。
(右)会話の中でミッションを達成できると、★で知らせてくれる。
AIバディとの会話は非常にスムーズで、こちらの発言に対して、まるで人間のように自然で柔軟な返答をしてくれることには驚かされました…!
フリートーク終了後には、AIが丁寧なフィードバックと解説を行ってくれ、会話内容をしっかり振り返ることができます。
学習者の発言に対して、間違っているポイントを指摘し、改善点や正しい回答例を提示してくれます。発音の音声も確認できるなど、至れり尽くせりです…!
オンライン英会話でのフリートークレッスンでは、ここまで細かく振り返ることは難しいですし、人間の講師では学習者がミスをしてもそのまま流してしまうこともあります。しかし、AIとのフリートークでは、各発言が即座にフィードバックされるため、間違いをその場で修正しやすく、学習効果が非常に高いと感じました。
ここまでで、1日分のレッスンは終了となります。
最後にデイリーレポートが表示されます。体系的にカリキュラムが構築されており、毎日継続することで、着実にスピーキング力を伸ばしていけそうです。
スピークバディのレッスンでは、「インプット学習」×「アウトプット学習」×「フリートーク練習」と、徐々に難易度を高めながら、さまざまなアプローチ方法で英会話を学べるのは、非常に効果的だと感じました!
スピークバディの無料体験では、すべての学習コンテンツ・機能を3日間試すことができます。ぜひ一度試してみて、自分に合っているかどうか確かめてみてください!
スピーク:ロサンゼルス発!ネイティブの「生きた英語」を7日間無料で体感できる
スピークの無料体験期間は「7日間」です。アプリのすべてのコンテンツを試すことができるため、さまざまなコースや機能を使ってみて、自分に合っているかを確認してみましょう。
スピークの無料体験には、注意点があります。App Storeで24時間前までにキャンセルをしない限り、7日目には自動決済となり、有料会員に移行します。5日目にはメールにてリマインドもしてくれますが、課金しない場合は、自分でキャンセルの手続きをするようにしてくださいね(キャンセル方法については、こちらに記載しています)。
以下からは、編集部メンバーが実際に無料体験してみた様子を、画像付きでご紹介していきます!
AIがユーザーの学習ニーズを分析し、カリキュラム提案してくれる
スピークを起動すると、最初に「スピークチューター(AIチャットボット)」との会話がスタートします。以下のような質問に対して、マイクに向かって日本語で回答します。
- 英語学習の目的
- 現在の英語レベル
- 趣味や興味を持っていること
(画像)アプリ初回起動時、スピークチューターが簡単な学習カウンセリングを行ってくれる様子。AIによる会話は非常にスムーズで自然で、まるで人間と話しているようでした!
簡単なカウンセリングが終了すると、最下段に「カリキュラムを作成する」ボタンが現れます。これをタップすると、AIによる分析結果とおすすめカリキュラムが表示されます。
スピークには2,000以上の学習コンテンツが収録されており、はじめての人にとってはカリキュラムを決めること自体に時間がかかってしまいます。
しかし、AIがカリキュラム提案を行ってくれることで、迷うことなく学習をスタートできるのが良いですね。
基本のレッスンはレベル・目的に応じて選べる13コース!アウトプット重視のレッスンは、実際に発話するトレーニングが豊富
スピークでは、レベル・目的に応じて、13の学習コースが用意されています。
AIからおすすめされたコースをそのまま受講しても良いですし、コース一覧画面から自分で選ぶこともできます。
以下画像のように、そのコースで学ぶ内容は事前に目を通すことができます。自分の学習ニーズに合致しているかどうかをチェックしてから決めるようにしましょう。
また、スピークでの学習の大きな特徴の1つは、「英語で学ぶ」か「日本語で学ぶ」かを選べるという点です。具体的には、レッスン動画内で講師が「英語で解説する」コースと「日本語で解説する」コースの両方が提供されています。
(左)英語で学ぶコース。ネイティブ講師が英語で解説する。日本語字幕付きで安心。
(右)日本語で学ぶコース。日本人講師や、日本語を話せるネイティブ講師が登場する。
英会話初心者や、英語のみの解説に不安がある方でも、日本語でしっかり解説講義を聞きながら学べるコースがあるため、安心して学習を進めることができそうですね。
また、中上級者やネイティブ環境に近い学習を希望する方は、「英語を英語で学ぶ」ことで、英語漬けの環境を体験できる点も魅力です。日本語字幕も表示できるので(ON/OFFの切替可能)、レッスンからおいていかれることもありません。
3レベル(初級・中級・中上級)すべてにおいて、日本語・英語それぞれで学べるコースが用意されています。自分の好みに合わせて選んでみてください。
- 「英語で学ぶ」コース :初級・中級・中上級
- 「日本語で学ぶ」コース:超初級・初級・中級・中上級
レベル別のコース以外にも、「特別コース」として、さまざまなビジネス・海外旅行など、テーマに特化したコースも用意されています。さまざまな学習目的に対応できる、豊富なカリキュラムが揃っていますね。
(左)「海外旅行英語」のトップ画面:空港・ホテル・レストランなどで使える表現を学ぶ
(右)「訪日客との英会話」の詳細画面:日本に来た外国人旅行客との会話で使える表現を学ぶ
スピークのレッスンは「1回5分〜」と、毎日のスキマ時間に手軽に取り組めるよう設計されています。日によってレッスンの構成は異なりますが、複数のプログラムを織り交ぜて学べるようになっています。
例えば、以下のようなレッスン構成でした。
・ビデオ・レッスン:人間の講師によるポイント解説を視聴。動画内では、実際に発話するトレーニングも豊富に含まれている。
・スピーキング・ドリル:さまざまな形式で、繰り返しキーフレーズを口に出す練習をする。何度も発話することで定着を促す。
(画像)動画レッスンで学んだキーフレーズを、何パターンもの英文で繰り返し練習することで、定着を促していきます。
・Q&A チャット:AIとフリートーク形式で会話し、学んだ内容を実践してみる。
「5分でどれだけの学習ができるんだろう?」と最初は思っていたのですが、ギュッと内容が詰め込まれたレッスンで、学びの多いものでした。
特徴的なのは、アウトプット量の多さです。
「7日間で10,000語を話す設計」「スピーキング特化型」と謳われているように、短いレッスン時間の中でも、実際に口を動かすトレーニングが多いのがとても印象的でした。
終わった時には、心地いい疲労感が残っていて、5分間のレッスンとは思えない充実度でした!
フリートークはまるで人間と話しているかのよう!AIによるフィードバックやレビュー機能も超充実
スピークでは、ChatGPTを開発したOpenAI社との提携により、最新のGPT-4を搭載したAIを使用しています。それがフリートーク機能にも活かされており、ユーザーはまるで人間と自然に会話しているかのような体験を楽しむことができます。
編集部も実際にスピークのフリートーク機能を試してみました。
スピークでフリートークを始めるには、以下の3つの方法があります。
- 自分のシナリオを作成
- 「コミュニティ」から他のユーザーのシナリオを活用
- 「トピックス」から用意されたシナリオを活用
練習したいシチュエーションやテーマが明確な場合、自分のシナリオを作成することをおすすめします。以下のシナリオ設定画面で、必要な項目を入力していきます。
- 自分の役
- AIの役
- 会話のトピックまたはシチュエーション
(左)シナリオ設定画面。
(右)項目を入力したところ。詳細に設定することで、より充実した会話体験が可能です。
以下は「コミュニティ」と「トピックス」の選択画面です。
さまざまなテーマが並んでおり、自分の学習目的や興味に合わせて選択可能です。
(左)「コミュニティ」では、他のユーザーが設定したシナリオを活用することができる。
(右)「トピックス」では、用意されたさまざまなシチュエーションから選択できる。
今回は、「トピックス」の中から、無料体験でも利用できる「新しい友達」を選んでフリートークに挑戦してみました。
シナリオの詳細画面を開くと、より具体的なシチュエーション設定が表示されます。会話の中で達成したい「目標」と「チャレンジ項目」が設定されており、フリートーク中に意識すべきポイントが明確化されているため、学習効果が期待できますね。
さらに、「フレーズの確認」ボタンをタップすることで、会話中に使える便利なフレーズ集が表示されます。何を話せば良いか迷ったときに非常に役立ちますし、シチュエーションに合った新しい言い回しを習得するのにも便利です。
それでは、フリートークを始めてみましょう。
画面はチャット形式で表示され、スマホのマイクに向かって発声すると、音声認識機能により自分の発話が自動で文字起こしされます。
リアルタイムで非常にスムーズにAIとの会話が進行していきます。AIの返答のスピード感も非常に早く、まるで人間と話しているかのような自然さに驚きます…!
(左)自分の発話内容に改善点があると、AIが他の言い方を提案してくれる。
(右)他の言い方を表示させると、AIによるより自然な表現が確認できる。
会話の内容が視覚的に確認できるのは大きなメリットで、改善点をその場で把握できるのが良いですね。
オンライン英会話では、話した内容を記録しておけないことも多く、復習が難しいことがあります。このチャット形式は後からでも自分の発言を振り返り、次回に活かすことができる点でとても役立つと感じました!
フリートークが終了すると、AIが会話内容をレビューし、間違えたポイントや改善点を丁寧にフィードバックしてくれます。この機能にも正直驚かされました…!
レビュー画面では、自分が会話中にうまく表現できなかった部分をピックアップし、より自然で適切な言い回しを提案してくれます。解説も丁寧で、自分の発言とAIの訂正内容が比較できるため、スピーキング力を効率的に向上させることができそうです。
レビュー機能はこれだけでは終わりません。さらに驚くのは、AIが提案してくれた改善ポイントやキーフレーズを実際に使いこなせるよう、個別のオリジナルトレーニングまで提供してくれることです。
このトレーニングでは、フィードバックされたフレーズを何度も繰り返し練習することで、フリートークでの学びを確実に自分のものにできます。
最初は全文英語で表示されていますが、進んでいくにつれ、ブランクが増えていきます。
徐々に負荷を上げながら、何度も繰り返し口に出すことで、キーフレーズを自分のものとして定着させていくことができます。
以上がスピークでのフリートーク学習の流れです。
編集部が実際に体験してみて感じた「強み」は、以下の通りです。
自分のニーズに合ったシナリオ選択:
自分の学習目的に応じてシナリオを選ぶことができ、実際の会話に近い形で、自然な会話練習ができます。
即時のフィードバックで改善点を確認:
フリートーク中と終了後、AIがすぐに会話内容をレビューし、改善点や自然な表現を提案してくれるため、自分の発話を客観的に振り返ることができます。
パーソナライズされた復習トレーニング:
改善ポイントを活かし、オリジナルトレーニングを通じてキーフレーズを定着させることで、スピーキング力を効率的に向上させることが可能です。
スピークのフリートーク機能は非常に高性能で、学習者の成長をサポートする強力なツールだと感じました! さすが、OpenAI社との提携により、最新のGPT-4を搭載しているだけあることを実感します。
無料体験でも、一部のシナリオを使ってフリートーク機能を試すことができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【まとめ】無料体験はマスト!2つのアプリを実際に試して自分に合った方を選ぼう
いずれのアプリも、無料体験を通じて、学習体験や機能を十分に感じることができました!
スピークバディとスピークは、どちらも高性能で魅力的なアプリであることは間違いありませんが、自分に合っているかどうかを判断するには、実際に試してみることが欠かせません。
自分の学習ニーズにフィットしているのか、課金する価値があるかどうかをしっかりと見極めるために、両方のアプリを比較して検討することが大切です。
興味がある方のアプリだけでなく、2つとも試してみて選択するのがオススメです!
【最後に】Q&A:「スピークバディ」と「スピーク」について!よくある質問と回答
最後に「スピークバディ」と「スピーク」について、よくある質問と回答をまとめました。
Q1. まったくの英会話初心者でも、スピークは使える?
本記事でご紹介した通り、ミツカル編集部の見解では、スピークは特に「中級者以上」におすすめの英会話アプリです。その理由は以下の通りです。
スピークが中級者以上におすすめな理由
- アウトプット重視でたくさん発話練習ができるから
- ネイティブの自然な口語表現を学べるから
- 中級者以上向けのコースが充実しているから
- 「英語を英語で学ぶ」コースが豊富だから
では、英会話初心者はスピークを使うことができないのでしょうか? そんなことはありません。スピークには、以下のような初心者向けコースも用意されています。
スピークの初心者向けコース
- 日本語で学ぶ「超初級ミニコース」(11日分)
- 日本語で学ぶ「初級コース」(27日分)
- 英語で学ぶ「初級コース」(62日分)
このうち、特に「超初級ミニコース」は、英会話を初めて学ぶ方や、基礎からやり直したい方にピッタリの内容です。日常生活で頻出の超基本フレーズからスタートし、ビデオレッスンも日本人による丁寧な解説が特徴です。
※1レベル上の「初級コース」からは、日本語のビデオレッスンと、英語のビデオレッスン(=「英語を英語で学ぶ」レッスン)を選ぶことができるため、段階を踏んでステップアップしていくことができます。
ここで、「超初級ミニコース」を受講するうえでの注意点も挙げておきましょう。
「超初級ミニコース」の注意点
- レッスンは「11日分」とボリュームが少なめ
- 教科書的ではなく、ネイティブの口語表現を学ぶ内容
特にスピークの特徴がよく現れているのは、学ぶフレーズです。例えば、「超初級ミニコース」の初日のレッスンでは、次のようなカジュアルな表現を学びます。
A:Hey, how are ya? (やあ。調子はどう?)
B:Good, you? (元気だよ。あなたは?)
上記は、ネイティブが日常会話でリアルに使う口語表現なのですね。
これに対して、教科書的な定番表現は以下の通りです。
A:Hi, how are you? (やあ、調子はどうですか?)
B:I’m fine, thank you. How about you?
(元気です、ありがとう。あなたはどうですか?)
このように、スピークでは、初心者向けコースでもネイティブのリアルな口語表現を学んでいきます。カジュアルな会話に慣れたい方には最適ですね。
しかし、まずは教科書的なフレーズから学びたいという人には、スピークの学習内容には注意が必要です。また、初心者向けコースの分量も少なめではあるため、物足りなくなる可能性もある点には注意しましょう。
これらの注意点が気になる初心者は「スピークバディ」がおすすめです。
スピークバディは日本企業が開発したアプリで、初心者向けのインプット学習も充実しています。基本に忠実なフレーズを1つ1つ丁寧に学べるので、英語の基礎をしっかりと固めたい方にはピッタリですよ。
両方の無料体験を試して、自分に合った方を選んでみてください。
スピークには初心者向けコースもあるが、ボリュームは少なめで、学習内容はカジュアルな口語表現が多い。教科書的な学習を重視したい方には、スピークバディがおすすめ。
Q2. スピークバディとスピークを併用してもいい?
スピークバディとスピークを併用することも可能ですが、ミツカル英会話編集部としては、どちらか1つのアプリに絞って取り組むことをおすすめしています。
その理由は、以下の通りです。
(1)学習内容の一貫性が保てる
どちらか1つに集中することで、学習内容に一貫性を持たせることができ、効率的に知識を定着させることができます。複数のアプリを使用すると、異なる進行方法や学習スタイルにより混乱する可能性があります。
(2)学習が習慣化しやすい
毎日アプリ学習を続けるためには、やるべきことをシンプルにし、続けやすい環境を作ることが大切です。1つのアプリに絞ることで、日々のルーティンに無理なく取り入れられます。
(3)時間の節約になる
仕事・学業・育児など、それぞれの忙しい生活がある中で、英語学習に割ける時間は限られています。複数のアプリを並行して使うと、結果的にどちらも中途半端になる恐れがあるため、時間を有効に使うためには1つのアプリに集中する方が効率的です。
スピークバディとスピークは、いずれもAI英会話アプリですが、それぞれの特徴や強みが異なります。そのため、自分の学習スタイルや目的に合ったアプリを選ぶことが大切です。
最終的には、無料体験を活用して自分に合ったアプリを1つに絞って、集中して取り組むのがよいでしょう。
効果的にアプリ学習を継続するためにも、欲張らず、どちらか1つのアプリに絞って取り組むのがおすすめ。
Q3. 発音トレーニングに関しては、スピークバディとスピークのどちらが効果的?
「発音」は英会話の重要な要素の1つですが、スピークバディとスピークの両方のアプリで鍛えることができます。発音を向上させることで、より伝わりやすい英語を身につけることができますね。
それぞれのアプリで行える発音トレーニングの機能を見てみましょう。
スピークバディの発音練習機能:AIが苦手を分析!毎日取り組めるパーソナル発音トレーニングが効果的
スピークバディで利用できる発音練習機能は、以下の通りです。
- パーソナル発音トレーニング
- 発音練習(他の学習モード - 発音モード)
(1)パーソナル発音トレーニング
スピークバディでは、基本となる英会話コースに加えて、発音練習に特化した「パーソナル発音トレーニング」が用意されています。
「パーソナル発音トレーニング」は1日1回学習可能で、メインメニュー画面から簡単にアクセスすることができます。アプリ学習を行うことで、AIが学習者の苦手な発音を分析し、個人に最適化したトレーニングを提供してくれますよ。
(左):メイン画面から簡単にアクセス可能。毎日1回受講できる。
(右):学習記録から、AIがユーザーの苦手な発音をピックアップして提案してくれる。
「パーソナル発音トレーニング」では、「単語」→「フレーズ」の順に実際に発音をしてみて、AIに正確性を評価してもらいます。 “Good” や “Native-Like” など、音を細かく分析してフィードバックをくれるので、モチベーションアップにも繋がりますよ。
数分程度の短い時間で取り組めるので、毎日の英会話レッスンと合わせて、習慣化するのがおすすめです。
(2)発音練習(他の学習モード - 発音モード)
スピークバディで活用できる、もう一つの機能としては「発音モード」があります。
先ほどの「パーソナル発音トレーニング」と比べると、少し分かりにくい場所にあるのですが、編集部メンバーが実際に利用してみた中では、おすすめできる機能だと感じました!
アプリ下部の「メニュー」を選択し、「他の学習モード」→「発音モード」と進んでいくと、コンテンツが収録されています。
ここでは、口の動かし方や発音のコツを動画で学び、正しい発音の基礎を習得することができます。音素単位での発音を徹底的に練習することができ、発音を体系的に学びたいときにおすすめです。
(左):音素単位の発音記号一覧
「発音練習」では、音素ごとに発音記号が表示されており、例えば「s」の発音には「see」や「class」といった具体的な単語例も併記されています。また、日本人が特に苦手とされる発音は特にピックアップされており、重点的に練習できるようになっています。
(右):動画解説
発音の際の口の動かし方を動画で詳しく解説しています。目で見て確認できるため、口や舌の使い方を正確に真似しやすく、発音の改善につながりやすい内容です。
この機能は目立たない場所にありますが、発音トレーニングに力を入れたい人にはかなりおすすめできる充実した内容だと感じました!
スピークの発音練習機能:高精度のAI発音コーチ機能!たくさん発話することでネイティブに近い発音を目指せる
スピークで利用できる発音練習機能は、以下の通りです。
- 発音コーチ機能
- ミニコースの「ネイティブ発音」レッスン
(1)発音コーチ機能
スピークでは、発話量を多く含むレッスン設計がされており、すべての発話に対してAIが発音を細かく分析してくれます。
音素単位でユーザーの発音を評価し、より自然でネイティブに近い発音に修正するためのフィードバックを提供します。
リアルタイム分析で、各発話に対して即座にフィードバックが得られるのが特徴です。継続的なトレーニングを行うことで、ネイティブスピーカーに近い発音を目指していくことができますよ。
(2)ミニコースの「ネイティブ発音」レッスン
スピークでは、基本的な英会話レッスンに加えて、動画で学べる「ミニコース」も用意されています。
このミニコースでは、語彙・文法・発音など、さまざまなテーマに特化した動画レッスンが提供されており、特に「ネイティブ発音」のレッスンでは、発音に関する実践的なトレーニングが充実しています。
「ネイティブ発音」のレッスンでは、より発音に特化した内容を学ぶことができます。動画を視聴するだけでなく、実際に発音してみるトレーニングも多く含まれているところが、スピークらしいですね。
(左):「過去形の-ed」の発音に関するレッスン
このレッスンでは、動詞の変化形によって「-ed」の発音が異なることを学びます。
例えば、「t」音や「d」音など、文法書では触れられにくい細かな発音ルールに焦点を当てており、非常に詳細な解説が行われています。このように、スピークでは発音に関するテーマも徹底してカバーしています。
(右):実際に発音してみるトレーニング画面
解説を聞くだけでなく、学習者が自ら実際に発音し、アウトプットするトレーニングが組み込まれています。発音後、AIによるフィードバックを受けることで、自分の弱点を具体的に把握し、効果的に改善できる内容です。
ミニコースを活用することで、発音を強化しながらスピークの全体的な学習効果を高めることができそうです。
両方のアプリに、発音に特化したトレーニング機能や豊富な解説が用意されている。無料体験で実際に試してみて、自分に合った方を選ぼう。
Q4. スピークバディやスピークで、ビジネス英語も学べる?
どちらのアプリでもビジネス英語に対応したコースが提供されています。
以下に、それぞれのアプリで学べるビジネス英語コースの詳細を紹介しますね。
スピークバディで学べるビジネス英語:3レベルで豊富なレッスンを提供!基本に忠実で実践的なフレーズを学べる
ビジネス(初級)
- 対象:TOEIC ~545点、英検準2級レベル
- 内容:挨拶や自己紹介、電話対応など、ビジネスシーンでの基本的な会話を学ぶ
ビジネス(中級)
- 対象:TOEIC 550~780点、英検2級レベル
- 内容:チーム議論や関係構築、提案など、より高度なコミュニケーションスキルを習得
ビジネス(上級)
- 対象:TOEIC 785~940点、英検準1級レベル
- 内容:商談や契約、パーティーなど複雑なビジネスシーンに対応できる高度な力を磨く
スピークバディのビジネス英語コースの特徴:基本に忠実で実践的なビジネス英語が学べる
スピークバディでは、1回のレッスンで1つのキーフレーズを繰り返し学びます。以下の5つのパートを通して、インプットとアウトプットをバランスよく取り入れながら、キーフレーズを着実に習得できます。
- 単語学習
- リスニング
- 会話
- 英作文
- 応用練習
このように、段階的に進む構成なので、初心者でも挑戦しやすいのがポイントです。
キーフレーズは基本に忠実で実践的なものが多く、ビジネスシーンで即座に使えるフレーズが豊富に用意されています。
さらに、AIバディを相手に実際のビジネスシーンを想定したロールプレイが充実しており、実践的な英会話練習が可能なのも魅力ですね。
(左):レッスン概要画面。1回のレッスンで1つのキーフレーズを繰り返し学べる構成。5つのパートを通して、何度もキーフレーズを口に出す練習ができる。
(右):実際のビジネスシーンを想定したロールプレイ。実践的な会話例が満載で、AIバディは表情や反応もとてもリアル。
スピークで学べるビジネス英語:「基礎」と「外資系」の2レベル提供!ネイティブがリアルに使うフレーズを学べる
基礎ビジネス英語コース
- 初心者向けのビジネス英語コース
- 日本語を交えながら学べる
- シンプルで実用的なフレーズを使用し、ビジネスの場面で即使える英会話力を鍛える
外資系ビジネス英語コース
- 中上級者向けのビジネス英語コース
- レッスンは英語で進行する(=英語を英語で学ぶ)
- アメリカのビジネスシーンで実際に使用されているフレーズを学ぶ
スピークのビジネス英語コースの特徴:「ネイティブ感」が強いリアルなビジネス英語を学べる
スピークのビジネス英語コースでは、より「ネイティブ感」が強い英語表現を学べるのが特徴です。アメリカ発の英会話アプリであるため、教科書通りの表現ではなく、ネイティブが日常的に使う実践的なフレーズが豊富に含まれています。
学習するフレーズの例
Can we take a rain check?(延期できますか?)
このように、スピークでは教科書ではなかなか学べない、より自然なネイティブ表現を身につけることができます。
(左):基礎ビジネス英語コース(初心者向け)では、基本的なビジネスフレーズも学習できる。英会話に自信のない人は、こちらからスタートするのがおすすめ。
(右):外資系ビジネス英語(中上級者向け)では、より「ネイティブ感」の強い、実践的なビジネス表現を豊富に学べる。こなれた会話表現に慣れたい人や、ビジネスでの英語力を強化したい上級者におすすめ。
どちらのアプリでも、ビジネス英語に対応したコースが提供されている。「スピークバディ」は基本に忠実で実践的なフレーズを学べ、「スピーク」はネイティブ感が強い表現を習得できる。自分の英語レベルや目的に合わせて、適したアプリを活用しよう。
Q5. スピークバディやスピークで、TOEIC L&R 対策もできる?
英語学習者の多くが目指す資格試験といえば、TOEIC L&R(以下「TOEIC」)が挙げられます。結論から言うと、スピークバディやスピークといった英会話アプリだけで、TOEIC対策を行うことは難しいです。
理由としては、両アプリではTOEIC対策専用のコースが提供されていないためです。また、これらのアプリは主に「スピーキング力」の向上に特化しているため、リーディング・リスニングの力を測るTOEICの対策とは方向性が少し異なります。
TOEICの総合的な対策を行うためには、TOEIC公式問題集や模擬試験などの参考書を使用したり、TOEIC対策アプリを組み合わせることが必要です。
とはいえ、スピークバディやスピークのアプリを使うことで、英語力が総合的に伸び、結果的にTOEICのスコアの向上を期待することはできます。特に、スピーキング学習とリスニング学習は密接な関係があるため、TOEICのリスニングセクションにおいて効果を発揮するかもしれません。
また、TOEICはビジネスシーンにおけるコミュニケーション能力を測る試験でもあります。したがって、アプリ学習の際に「ビジネス英語コース」を活用すると、TOEIC対策に間接的に役立つでしょう。
まとめ
スピークバディやスピークをTOEIC対策に役立てる場合、以下のポイントを押さえ、工夫して学習するのが効果的です。
- ビジネス英語コースを活用:TOEICはビジネス英語力を問う試験でもあるため、両アプリの「ビジネス英語コース」での学習が役立つ。
- リスニング力を強化:両アプリで、特にリスニング学習を集中的に取り入れることで、TOEICリスニングセクションのスコアアップが期待できる。
- 専用のTOEIC問題集や模試との併用:アプリだけでなく、TOEIC公式の教材やアプリを併用することで、総合的なスコアアップが目指せる。
どちらのアプリでもTOEIC対策の専用コースはないが、アプリ学習を通じて英語力が高まることで、結果的にTOEICのスコアアップも期待できる。参考書やTOEICアプリも併用し、対策を行おう。