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大手志向は減小し「人のためになる仕事をしたい」傾向強まる…2012年卒生調査

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就職観の推移(01年卒~12年卒)
  • 就職観の推移(01年卒~12年卒)
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 毎日コミュニケーションズは1月27日、2012年卒業予定の学生を対象とした「2012年卒マイコミ大学生就職意識調査」の結果を発表した。同調査は1979年以来毎年実施されているもの。今回の調査期間は2010年10月1日〜12月31日で、就職情報サイト「マイナビ2012」上の入力フォームにより実施。全国の大学3年生・大学院1年生10,768名から回答を得た。

 学生の就職観についてたずねた設問では、「楽しく働きたい」が32.6%トップに。次いで「個人の生活と仕事を両立させたい」(21.2%)、「人のためになる仕事をしたい」(17.5%)と続いている。上位2項目については、01年以降の卒業生が重視する傾向に変わりがないが、「人のためになる仕事をしたい」は、ここ3年でその割合を急速に伸ばしているという。

 学部系統と男女別に見た場合では、「楽しく働きたい」は女子では文系理系とも3割を超えるのに対し、男子ではいずれも3割に満たない。また「人のためになる仕事をしたい」と答えたのは、理系男女のほうが前年からより多く増加している。

 企業志向に関してたずねた設問では、「絶対に大手企業がよい」(6.3%)、「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」(35.1%)となり、大手企業志向は41.4%と前年から5.6ポイント減少した。一方、「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」(47.6%)、「中堅・中小企業がよい」(5.8%)となり、中堅・中小企業志向は前年より5.8ポイント増加し53.4%となっている。大手志向は08年卒以降、減少に転じており、特に女子にその傾向が強く見られるという。

 企業選択のポイントについては、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」が43.9%とトップとなり、文系理系および男女とも4割を超えている。続いて、「安定している会社」(22.6%)「働きがいのある会社」(22.0%)が上位を占めたが、「安定している会社」は10年卒以降、年々弱まる傾向にあるという。
《田崎 恭子》

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