中3生「将来のために受験勉強は必要」が8割…ベネッセ調べ

 ベネッセコーポレーションは2月8日、「進研ゼミ中学講座」が運営するWebサイト「押忍!3つのルールで合格部」が行った「将来の夢と高校受験に関する意識調査」の結果を発表した。

教育・受験 受験
将来の夢はありますか(職業だけでなく、  大学や「社長になりたい」などの目標も可)
  • 将来の夢はありますか(職業だけでなく、  大学や「社長になりたい」などの目標も可)
  •  将来の夢によって、受験勉強の「やる気」は高まりますか
  •  将来の夢を見つけるきっかけとなったものはなんですか
  • 将来の自分のために、今の受検勉強は必要だと思いますか
  • 受験勉強を投げ出してしまいそうになることはありますか
  •  将来の夢について、話したことがある人をすべて選んでください
 ベネッセコーポレーションは2月8日、同社の「進研ゼミ中学講座」が運営するWebサイト「押忍!3つのルールで合格部」が行った「将来の夢と高校受験に関する意識調査」の結果を発表した。調査の対象は全国の中学3年生(高校受験予定者のみ・保護者との共同回答方式)、調査時期は2011年1月、有効回答数は412サンプル(男子206、女子206)、インターネット調査。

 「押忍!3つのルールで合格部」は、進研ゼミ中学講座の導き出した「3つのルール」の実践支援を通じて、受験勉強を頑張る全国の中学生を応援する特設Webサイト。今回は、「3つのルール」のひとつ「3手想像」(高校受験の先まで、目標を持つこと)をテーマに、将来の夢と受験勉強の関係性や中学生の実態について調査をしたという。

 「将来の夢はありますか(職業だけでなく目標も可)」という質問では、「ある(69.9%)」「ない(30.1%)」となり、中学3年生の約7割は「将来の夢」を持っているようだ。

 将来の夢があると答えた人に「将来の夢によって、受験勉強のやる気は高まりますか」と質問したところ、「高まる(59.7%)」「どちらともいえない(36.5%)」「高まらない(3.8%)」という結果になった。また、同じく将来の夢がある人に「将来の夢を見つけるきっかけとなったものはなんですか」とたずねた質問についての回答は、「親(23.3%)」「テレビ・新聞(20.8%)」「友達(8.7%)」「本(6.6%)」「インターネット(4.5%)」の順となった。

 「将来の自分のために、今の受験勉強は必要だと思いますか」という問いに対しては、全体では81.1%が「思う」と回答。将来の夢があるという人では84.7%、将来の夢はないという人では72.6%となった。

 「受験勉強を投げ出してしまいそうになることはありますか」という質問では、全体では26.5%が「よくある」、53.6%が「たまにある」と答えている。また、将来の夢の有無別でみると、夢がある人のほうが割合が低くなっていることがわかる。

 「自分の夢について話したことがある人」をすべて選んでもらったところ、「母親(92.0%)」「父親(62.2%)」「友だち(51.4%)」「学校の先生(38.9%)」「兄弟姉妹(29.2%)」「祖父母(19.4%)」「学校の先輩・後輩(5.6%)」「誰にも話していない(2.4%)」という結果になっている。
《前田 有香》

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