中央大学で導入、iPhone&iPad対応電子書籍配信システム「ドキュメントコンテナ」

 想隆社は2月22日、iPhone&iPadに対応した電子書籍配信プラットフォーム「ドキュメントコンテナ」を発表した。同システムは1月より中央大学において導入済み。

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 想隆社は2月22日、iPhone&iPadに対応した電子書籍配信プラットフォーム「ドキュメントコンテナ」を発表した。同システムは1月より中央大学において導入済みで、大学案内誌や学部ガイドブックの配信に利用されているもの。今回新たに、大学や法人に向けたパッケージ販売を開始するという。

 同システムは、クライアントとコンテンツ配信サーバーがセットになったデジタルドキュメントの配信システム。CMS機能と配信機能を備えており、ユーザーはApp Storeからダウンロードした専用アプリを通じ、3G回線や無線LAN経由でいつでもドキュメントを手にすることができる。

 サーバーにユーザから発行されたIDとパスワードによる認証機能を設定することで、ドキュメントの配布を特定の生徒や社員などに制限することも可能。また、時限性ドキュメントの管理や音声も埋め込みにも対応している。さらに同社では、プリペイド式電子マネーを組み合わせて、学内や学部限定で電子教科書を販売する用途なども想定している。

 中央大学では先月より、すでに同システムを用いて、大学院・専門職大学院案内、附属学校案内などの電子ドキュメントの配信を開始しているという。App Storeより専用アプリ「白門書房」をダウンロードすれば、あらかじめ本棚に収められている大学案内他4冊の広報誌をiPhone(iPod touch)およびiPadで閲覧可能になるほか、必要に応じてバックナンバーや他の媒体の追加ダウンロードも可能となる。
《田崎 恭子》

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