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4年制大学志望増加の理由や人気分野…3年後の進路動向

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3年後の進学希望率・就職希望率変化予測(進路別/詳細)
  • 3年後の進学希望率・就職希望率変化予測(進路別/詳細)
  • 3年後に進学希望率が上昇すると考えられる分野(大学)
  • 3年後に進学希望率が上昇すると考えられる分野(専門学校)
  • 3年後の入試方法ごとによる大学への進学希望率変化予測・入試方法別
 リクルート進学総研は2月28日、「2010年高校の進路指導・キャリア教育に関する調査」の結果について発表した。今回発表になったのは、3年後の各校における高校生の進路希望についての集計となっている。

 同調査は、全国の全日制高等学校で行われている進路指導・キャリア教育の実態を明らかにすることが目的。調査対象は、同社が「キャリアガイダンス」を発送している全日制高等学校の進路指導主事。調査期間は2010年10月8日〜22日、質問紙による郵送法で実施した。有効回答数は1,208。

 各高校の進路指導主事に、3年後の高校生の進路希望の変化を予測してもらったところ、4年制大学への進学希望について「上昇する」が42.5%、「変わらない」が46.6%、「低下する」が8.9%となった。大学進学希望が「上昇する」と思う理由については、大学入学が易しくなったことと高卒就職が難しくなったことや、経済低迷時に就職に有利なように高学歴を目指すからなどの回答があった。

 「県内の国公立大学」への進学希望の見通しでは「上昇する」が43.2%、「低下する」が4.3%となっている。一方、「海外の大学」への進学希望は「上昇する」が3.7%、「低下する」が13.5%となった。

 専門学校への進学希望は「上昇する」が20.9%、「低下する」が24.9%。専門学校進学希望が「上昇する」と思う理由については、家庭の財政状況が年々厳しくなりそうなので、早く就職に結びつく専門学校が増えると思われるという記述があった。また、短期大学への進学希望と就職希望では、どちらも「低下する」が「上昇する」を上回っている。

 3年後に進学希望が増えると考えられる大学の分野の予測では、トップが「看護」で45.4%、次いで「医療・保健・衛生」が43.0%、「教育・保育」が31.9%などとなった。専門学校についても「看護」が42.5%でトップだった。

 入試方法別に大学の進学希望の変化を予測してもらったところ、「一般入試」「推薦入試」「AO入試」ともに「上昇する」が「低下する」を上回った。「上昇する」と「低下する」の差は「一般入試」が16.8ポイントに対し「推薦入試」は31.9ポイント、「AO入試」は29.9ポイントで「推薦入試」「AO入試」が「一般入試」を上回っている。推薦やAO入試による進学希望が「上昇する」と思う理由では、高校時代の取組を評価しての面接重視型の入試を希望する者が増えると思うから、早い時期に進路決定したいと思う生徒・保護者が増加する、連携指定校制推薦入試の希望者が増えるなどが挙げられている。
《前田 有香》

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