東京大学附属図書館、被災した大学の研究者らに電子ジャーナル提供

 東京大学附属図書館は3月16日、被災した大学の研究者・医療従事者への電子ジャーナル等の提供について発表した。

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  • 東北地方太平洋沖地震に被災された大学の研究者・医療従事者の方に対する東京大学 SSL-VPN Gateway による電子ジャーナル等の提供について
 東京大学附属図書館は3月16日、被災した大学の研究者・医療従事者への電子ジャーナル等の提供について発表した。

 同大学附属図書館と情報基盤センターは、東北地方太平洋沖地震により被害を受けた大学に所属する研究者・医療従事者に対し、同大学が契約する電子ジャーナル等のアクセスを東京大学SSL-VPN Gatewayサービスを通じて提供する。

 対象となるのは、東北地方太平洋沖地震の被災により、所属大学から電子ジャーナル・データベースのサービスを受けられなくなった大学の「教員・研究者・医療従事者(学部学生を除く)」。期間は3月16日から4月末までとなっている。

 発表にあたり同図書館では、今回の措置に協力を示したシュプリンガー・ジャパン、エルゼビア・ジャパン、NPO法人 医学中央雑誌刊行会、プロクエスト日本支社、EBSCO Publishing、トムソン・ロイター、ワイリー・ジャパン、Taylor&Francis 日本事務所(順不同)に対して感謝の意を表すとしている。

◆利用可能な電子ジャーナル等
・Elsevier ScienceDirect
・SpringerLink
・Wiley Online Library
・Web of Science
・EBSCO host
・ProQuest
・メディカルオンライン
・医中誌-Web
《前田 有香》

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