Bunkamuraザ・ミュージアムは、開催中の「フェルメール（地理学者）とオランダ・フランドル絵画展」を、動画で体験できるスペシャル・ビジュアルツアーを公開した。 第1章「歴史画と寓意画」、第2章「肖像画」、第3章「風俗画と室内画」、第4章「静物画」、第5章「地誌と風景画」が展覧会会場の映像で紹介されている。 ヨハネス・フェルメールは17世紀にオランダで活躍した画家で、南部の小都市デルフトに生まれ、43年の生涯を送った。フェルメールの作品は、30数点しか存在せず、中でも37歳頃に描かれた「地理学者」は、今回が日本での初公開となる。主催者によると、未知なる世界への知的探究心に没頭する男性をテーマにした同作品は、17世紀のオランダを象徴するものであるという。 同展では、フェルメールのほかにもレンブラント、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル、ハルスなど同時代を代表する画家の名作全95点を展示。ヨーロッパ屈指のオランダ・フランドル絵画のコレクションを有するドイツ・フランクフルトのシュテーデル美術館の改築工事にともない、約200年前の開館以来まとめて作品が貸出しされる初の貴重な機会だという。◆フェルメール「地理学者」とオランダ・フランドル絵画展（シュテーデル美術館蔵）会場：Bunkamuraザ・ミュージアム開催期間：3月3日（木）～5月22日（日）開催期間中は無休開館時間：地震の影響による諸事情のため、3月31日（木）まで10:00～17:00（入館は16:30まで）の予定入館料：一般（当日）1,500円／（前売券）1.300円 大学・高校生（当日）1,000円／（前売券）800円 中学・小学生（当日）700円／（前売券）500円
