経産省の節電サイト、エアコンやPCなどの省エネ効果を紹介

 経済産業省は、同省のサイトで「節電・電力消費をおさえるには」と題したページで省エネの情報を公開している。

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節電・電力消費をおさえるには
  • 節電・電力消費をおさえるには
 経済産業省は、同省のサイトで「節電・電力消費をおさえるには」と題したページで省エネの情報を公開している。

 同省では、計画停電の実施により節電に対する意識が高まり電力消費を抑えられているとしたうえで、自動更新される東京電力の電力使用量の需給データをグラフ表示し、少しでも計画停電の実施を減らすため、一層の節電を呼びかけている。

 特に春の電力消費のピークとなる8時〜11時、18時〜21時の間の節電は安定した電力供給にもっとも効果的だとし、具体的な節電対策を紹介している。

 たとえばエアコンの場合、暖房の設定温度を1度調整することにより10%消費電力を削減でき、またフィルター目詰まりを無くすことで暖房時に6%の消費電力を削減できるという。

 白熱電球の照明の場合は、立ち上がりの影響による消費電力量増加は非常に小さく、再点灯までの時間が1分でも「一度消灯する」ほうが省エネとなるとしている。

 またPCでは、不使用時にコンセントを抜くとデスクトップで14%、ノートブックPCで24%の省エネとなるという。

 このほかにも温水洗浄便座、冷蔵庫、電気衣類乾燥機など、身近な電気製品の省エネについて有効な利用方法を紹介している。

 なお同ページに掲載されているデータは、資源エネルギー庁による委託調査結果を出典としており、さまざまな仮定をおいた上での試算のため機器の性能によって削減効果も変わる場合もあるとしている。
《前田 有香》

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