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eラーニングによる「高度教育基盤」で被災大学を支援

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大学連携高度教育基盤システムonニフティクラウド
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 大学eラーニング協議会、ニフティ、住商情報システム(SCS)は4月22日、被災地支援の取組みとして、eラーニングによる大学向けの講義、教材および大学の単位認定の支援等を行う「高度教育基盤」の提供を開始すると発表した。

 被災地の大学では、校舎等の損壊や計画停電・交通機関の制限等により、開講時期の遅れや授業回数の確保が困難になるなど、今年度以降の学生の学習に支障が出ることが懸念されている。この状況を踏まえ、大学eラーニング協議会、ニフティ、SCSは、被災学生に質の高い教育機会を提供するため、各団体、各社の持つ技術・ノウハウを集約し、全国の大学で相互に活用可能なeラーニングによる高度教育基盤を構築するという。

 高等教育基盤については、大学eラーニング協議会が全体の取りまとめを行い、参加大学が保有する既存講義コンテンツ、授業用の教材およびクラウド上のeラーニング環境自体を自由に利用できる仕組みを構築するという。また、問い合わせに応じてeラーニングを活用した授業実践手法、学生の自学自習支援手法などのノウハウを提供する。

 4月20日時点で電気通信大学、信州大学、佐賀大学、熊本大学、金沢大学、茨城大学、九州工業大学、法政大学、大手前大学、札幌医科大学、創価大学、北星学園大学、千歳科学技術大学の教材提供が決定している。

 さらに、帝塚山大学が提供するeラーニングシステム「TIES」とも連携を図り、帝塚山大学、札幌大学、創価大学、明治薬科大学、愛知学院大学、名古屋学院大学の教材提供も決定しているという。

 ニフティは、eラーニングのシステム基盤として「ニフティクラウド」を提供する。ニフティクラウドのネットワーク、ストレージ、サーバーリソースを活用することで、全参加大学に安定した講義を実施するための環境を提供するという。

 SCSは、ユーザーの認証や管理などを一元化し、「なりすまし受講」や「不正利用」を防ぐ仕組みとして、SCSの持つクラウド統合認証サービス「SCS CLIP IAS」および同社で培ったセキュリティ技術・ノウハウを提供する。

 大学eラーニング協議会では、全国の大学に向けて、今回のeラーニングに関するイメージサイトを公開、eラーニングのサンプルを実際に体験することができる。
《前田 有香》

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