節電対策、レンジ使わず冷めてもおいしい料理といえば?

 飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびは5月20日、「調理家電に関する節電意識と冷めても美味しい料理に関する調査」の結果を発表した。

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この夏、調理家電の使用を控えようと思うか
  • この夏、調理家電の使用を控えようと思うか
  • 使用を控えようと思う調理家電と使用を控えるのは難しいと感じる調理家電
  • 電子レンジの用途
  • 冷めても美味しい料理ランキング
 飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびは5月20日、「調理家電に関する節電意識と冷めても美味しい料理に関する調査」の結果を発表した。

 同調査は20〜69歳のぐるなび会員1,202人を対象に、5月13〜16日に今年の夏の調理家電に対する節電意識と冷めても美味しいメニューに関してインターネットによる調査をしたもの。

 節電対策として今年の夏に、調理家電の使用を控えようと思っているかを聞いたところ、「特に思わない」と答えた人が57.1%となり、「使用を控えようと思う」と答えた人(42.9%)を上回った。

 昨年の夏と比べて今年の夏に使用を控えようと思う調理家電を聞いたところ、1位「ホットプレート」(36.2%)、2位「電気ポット・電気ケトル」(36.0%)、3位「電子レンジ・オーブンレンジ」(30.9%)という結果となった。また、実際に使用を控えるのは難しいと感じる調理家電は何かも聞いたところ、もっとも多い回答は「電子レンジ・オーブンレンジ」(19.2%)となった。

 「実際に使用を控えるのは難しい」という答えが一番多かった「電子レンジ」だが、その用途を聞いてみたところ、1位「冷めた料理の温め直し」(96.8%)、2位「冷凍食品、レトルト食品の温め」(73.2%)、3位「冷凍保存された食材、おかず等の解凍」(67.6%)となり、ほとんどの人が「冷めた料理の温め直し」に電子レンジを使っていることがわかった。

 食卓にのぼることが多い料理のうち、通常は温かい状態で食べるものを冷めた状態で食べたときの美味しさについて聞き、その結果を「主食系」「肉系おかず」「その他おかず」でランキングにまとめたところ、「野菜の煮物」「肉じゃが」「豚の角煮」「煮魚・魚介類の煮物」などのおかずと「炊き込みご飯・釜飯」は「冷めたほうが味がなじむ、しみこむ」という意見が多く挙げられた。

 白米については「冷めたほうが白米の味がわかる」という意見がみられ、意外なランクインを果たした「焼きそば」では「水分が少なくなるため、食感がよくなる」という意見がみられた。「コロッケ」は熱々のほうが美味しいという方もいるかと思うが、「衣が少しシナッとして柔らかくなった方が、全体的にまとまる感じがしておいしい」「ジャガイモの味が引き立つ」などの理由から「冷めても美味しい料理」にランクインしたようだ。

 電子レンジを使わずに冷めても美味しく食べられる料理は、今年の夏に大活躍するかもしれない。皆さんも是非活用してみてはいかがだろうか。
《前田 有香》

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