「塾弁を作って子どもの受験を応援」25.2%…お弁当に関する調査

 マルハニチロホールディングスは5月25日、20〜50代の女性を対象に行った「お弁当に関する調査」の結果を発表した。

生活・健康
お弁当を作っている頻度
  • お弁当を作っている頻度
  • お弁当のおかずとして利用しているもの
  • お弁当1個あたりに用意するおかずの平均的な品数(年代別)
  • お弁当1個当たりに用意するおかずの平均的な品数(お弁当を作っている相手別)
  • お弁当用のおかずを用意する為にかかる平均的な時間
  • お弁当のおかずによく入れるもの(全体・上位15位まで)
  • お弁当のおかずによく入れるもの(年代別)
  • キャラ弁を作ったことがあるか(年代別)
 マルハニチロホールディングスは5月25日、20〜50代の女性を対象に行った「お弁当に関する調査」の結果を発表した。

 調査は5月10日〜13日にインターネットリサーチ(ネットエイジア調査協力)により実施。20〜59歳の女性に対し「お弁当を作る頻度」を事前調査し(事前調査回答者数2,615名)、「週1日以上作る」と回答したのは全体で50.2%。年代別では、20代が40.0%、30代が48.7%、40代が62.1%、50代が52.4%となった。なお、調査結果では、「週1日以上作る」と回答した1,000名の有効回答サンプルを集計している。

 お弁当のおかずとして利用しているものについて訊ねた質問では、全体では「手作りのおかず」という回答が87.9%ともっとも多く、次いで「冷凍食品」は84.5%、「前日の夕飯の残り」は77.2%となっている。年代別にみると20代では「手作りのおかず」は80.4%と他の年代より若干低い傾向にあった。また40代ではトップ回答の「冷凍食品」(91.6%)、および、4位の「レトルト食品」(34.8%)が他の年代に比べてその割合が高くなっている。

 お弁当1個あたりに用意する平均的なおかずの品数を訊ねたところ、全体の平均は4.2品となった。年代別の平均は、20代が3.9品、30代が4.0品、40代が4.4品、50代が4.5品となり、年代が上がるにつれ品数も多くなる傾向が伺える。

 またおかずの用意にかかる平均時間では、「0-9分」は4.2%、「10-19分」は25.9%、「20-29分」は26.2%、「30-39分」は31.2%、「40-49分」は7.0%、「50-59分」は0.6%、「60分以上」は4.9%で、全体の平均は24.6分となった。

 お弁当のおかずによく入れるものでは、全体では「たまご焼き」が87.3%ともっとも多く、次いで「鶏のからあげ」(68.4%)、「ウインナーソーセージ」(67.6%)、「ハンバーグ」(62.7%)、「プチトマト」(55.7%)が上位となった。おかずの平均品数がもっとも多かった50代では、「煮物」(70.0%)、「きんぴらごぼう」(65.2%)、「鮭の塩焼き」(49.2%)など、代表的な和食のおかずを挙げる回答が他の年代より10ポイント以上高い傾向にあった。

 お弁当を漫画やアニメのキャラクターにする「キャラ弁」を作ったことがあるのは全体で14.8%となり、年代別で一番多かったのは30代の20.4%だった。キャラ弁を作ったことがあるキャラクターを自由回答形式で訊ねたところ、「アンパンマン」がもっとも多く、「キティちゃん」や「ピカチュウ」「ミッキーマウス」なども挙げられた。

 また子どもにお弁当を作っている層434名のうち、「塾で食べるお弁当を作って子供の受験を応援したことがある」のは25.2%、「縁起を担いだ食材を入れた合格弁当などを作ったことがある」のは45.0%となった。
《田崎 恭子》

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