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青少年携帯トラブルデスク、相談内容のトップは「架空請求」

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相談受理件数
  • 相談受理件数
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  • 中学生にかかる相談(525件)
  • 高校生に関する相談(540件)
  • 架空請求(青少年にかかる相談の40%)
 東京都青少年・治安対策本部は7月4日、「東京こどもネット・ケータイヘルプデスク」の平成22年度相談実績について発表した。

 「東京こどもネット・ケータイヘルプデスク」(愛称「こたエール」)は、東京都が平成21年7月8日から、青少年(18歳未満)のためのインターネット・携帯電話等のトラブル専用の総合相談窓口として開設しているもの。

 今回発表された平成22年度の相談実績によると、相談受理件数は2,078件で、うち、青少年をトラブルの当事者とする相談は1,356件(65%)となっている。前年度に比べ、受理件数は大きく増加しており、月平均173件は、前年度月平均60件の約3倍という。

 トラブルが多いのは高校1年生(235件)で、青少年の相談の17%、高校生の相談の43%を占める。青少年の相談のうち、携帯電話に起因する相談が5割を超え、パソコンに起因する相談の約3倍となっている。携帯電話に起因する相談は、中学生の相談のおよそ6割、高校生の相談のおよそ8割を占める。

 相談内容の第1位は「架空請求」の540件で青少年の相談の40%を占め、前年度に引き続き最多件数となっている。21年度(128件)は、月平均でおよそ14件であるが、22年度は月平均45件となり、3倍以上の伸びになるという。「架空請求」は中学生の相談の39%、高校生の相談の51%を占めている。

 高校生本人、中学生本人からの相談が主だが、小学生本人からの相談も2件から27件に増加している。請求金額は、最高額200万円、平均額は約84,000円。もっとも件数の多かった請求金額は「99,800円」で、76件であったという。

 また、迷惑メールの相談割合が前年度に比べ増加している。チェーンメール相談は中学生、スパムメール相談は高校生が多い。

 さらに掲示板などへの書き込みトラブル相談における「名誉毀損等」の割合も前年度に比べ倍増。書き込みトラブル相談の当事者件数は中学生がもっとも多く、前年度と比べておよそ2倍の伸びとなっている。また、交際トラブル相談の当事者件数は高校生女子がもっとも多い。

 架空請求の相談は、「フィルタリングなし」の件数が「あり」の2倍となっており、フィルタリング利用なしの相談者のうち、利用していればトラブルを防げたと思われる内容が66%となっている。
《前田 有香》

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