女性のデジタル家電購入…クチコミと店員の影響力大

 IMJモバイルは、「女性の購買行動に関する調査」の結果を公表した。これによると、自分専用の家電・電化製品を購入するきっかけとして最も多かったのはクチコミサイト上の情報。次いで店員のオススメとなった。

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調査、IMJモバイル 「家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)を購入するきっかけとなる情報源(複数回答)」(IMJモバイル調べ)
  • 調査、IMJモバイル 「家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)を購入するきっかけとなる情報源(複数回答)」(IMJモバイル調べ)
  • 「家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)を購入する際の後押し(複数回答)」(IMJモバイル調べ) 「家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)を購入する際の後押し(複数回答)」(IMJモバイル調べ)
  • 「家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)の購入場所(複数回答)」(IMJモバイル調べ) 「家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)の購入場所(複数回答)」(IMJモバイル調べ)
 IMJモバイルは、「女性の購買行動に関する調査」の結果を公表した。これによると、自分専用の家電・電化製品を購入するきっかけとして最も多かったのはクチコミサイト上の情報。次いで店員のオススメとなった。

 同調査は、同社が保有する調査パネルのうち15~49歳の女性を対象としたインターネットリサーチで、調査期間は2011年5月26日~27日。有効回答数は620サンプルで、家電・電化製品(自分専用:デジカメ、PCなど)を購入した経験のある474サンプルをまとめた。

 「家電・電化製品を購入するきっかけとなる情報源」(複数回答)を尋ねると、1位は「クチコミサイト」(44%)、2位は「店舗店員オススメ」(18%)、3位は「企業の商品情報サイト」(17%)という結果となった。年代別に見てみると、年代が上がるにつれて「店舗店員オススメ」「クチコミサイト」の割合が高く、他の世代との比較で20・30代は「ポータルサイト」の割合が、10代は「親・家族」「友達・同僚・先輩・上司」「テレビ番組」「テレビCM」の割合が高かった。

 婚姻状況・彼氏の有無別で見てみると、既婚女性の割合が高かったのは「店舗POP」、未婚で彼氏有の女性は「企業の商品情報サイト」、同彼氏無の女性は「親・家族」「友達・同僚・先輩・上司」「テレビ番組」。「ポータルサイト」は婚姻状況・彼氏の有無に関係なく挙がった。なお、既婚女性が「夫」を挙げたのは12.4%、未婚で彼氏有の女性が「彼氏」を挙げたのは9.7%であった。

 購入の後押しとなったものについては、「割引・クーポン」(38%)が最も多く、「ポイント」(33%)と「レビュー」(29%)が続く。年代別に見てみると、他の世代との比較で高かったのは、10代が「親・家族からの薦め」、40代が「専門家による評価」「ランキング」となった。

 婚姻状況・彼氏の有無別で見てみると、既婚女性の割合が高かったのは「夫からの薦め」「専門家による評価」、未婚で彼氏有の女性は「友達・同僚・先輩・上司からの薦め」、同彼氏無の女性は「販売者に対する信頼感」「親・家族」。「店員の薦め」は婚姻状況・彼氏の有無に関係なく挙がった。

 購入場所として最も多かったのは「スーパー・量販店・ホームセンター」(49%)で約半数。2位は「各種専門店・ブランドショップ」(22%)、3位は「サイバーモール(楽天市場やAmazonなど)」(19%)となり、ほかは10%に満たない割合であった。年代が上がるにつれて「スーパー・量販店・ホームセンター」の割合は高まり、「各種専門店・ブランドショップ」は年代が下がるにつれて割合が高まる。「サイバーモール」は30代の割合が高いという傾向がわかった。

やっぱりクチコミ重視!? 女性のデジタル家電購入意識とは?

《加藤@RBB TODAY》

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