YouTubeに公開された「Lady Gaga Speaks Out About Bullying at the Etobicoke School of the Arts」(レディ・ガガがエトビコーク・スクール・オブ・アーツのいじめ撲滅について語る)というビデオは、カナダ・トロントの高校生ジャック・サンピエールさんに宛てられたメッセージ。
メッセージの中でガガは、彼女のお父さんがガガへのファンレターをすべて保存していること、ジャックさんからのメールを読み、メッセージビデオを送りたくなったと伝えたうえで、「愛と受容の限界を押し広げることは、とても重要なこと。寛容と平等をすべての学生に広げることが大切です。いじめをヘイトクライム(憎悪犯罪)として認めさせるため、私は全力で働くつもりです」と語っている。
ガガのメッセージを受け取ったジャックさんは、YouTubeへの公開にあたり、「このビデオがいじめに終止符を打つ会で流され、さらにはトロントをはじめカナダ中においても自分たちのメッセージを拡げるために使われることを期待する」とコメント。同校の生徒会長を務める彼が自ら始めた、あらゆる形態のいじめと闘う「I Will Make It Better」キャンペーンを紹介し、いじめの撲滅に向けた活動の賛同者を募っている。
彼らの活動は、カナダ最大の民放ネットワークCTVで報じられた。インタビューに答えたジャックさんは、「ガガからメッセージが来たときは感激して泣いてしまった」と話している。