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「妊娠・出産・0歳児期」に関わる意識と行動が 「子育ての自信」に影響

生活・健康 その他

妻の出産体験と子育ての自信
  • 妻の出産体験と子育ての自信
  • 夫の妊娠期の子育て準備と乳幼児期の育児参加
  • 夫の0歳児期の育児頻度と乳幼児の育児参加の継続
  • 妻と夫の愛情関係、配偶者のねぎらいへの評価
  • 子育ての相談先
  • 子育ての相談先
  • 夫の平均実働時間
 ベネッセコーポレーションは12月5日、社内シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」が行った「妊娠出産子育て基本調査・フォローアップ調査」の結果について発表した。

 同調査は、2006年から毎年同じ夫婦288組を対象に、第一子の妊娠後期から、子どもが2歳時期となった頃まで合計4回の調査を継続して行い、生活や意識がどのように変化したのかを分析したもの。今回の発表では、1回目から4回目までの総合的な分析内容について報告している。

 子どもが0歳児期にお産全体を振り返り、お産全体を通して「リラックスできた」と答えた母親140人と、「リラックスできなかった」148人の母親では、子育てに対する自信の持ち方が異なることがわかった。0歳児期では、リラックスできた人の50%が、1歳児期では50.7%が「子育てに自信が持てるようになった」と回答しているのに対し、リラックスできなかった人は、33.8%(0歳児期)と34.4%(1歳児期)に留まっている。

 夫の育児参加については、妻の妊娠期に育児書などを読むなどの情報収集をしていた夫の方が、子どもの0歳児期に一緒に遊んだり、おむつ替えをするなどの育児に関わる頻度が高いという結果となった。また、子どもの0歳児期におむつ替えやトイレの面倒をみる頻度が高い父親は、その後の1・2歳児期でも継続してそれらを行い、子育てに対する自信を持っている割合も高い傾向があったという。

 夫婦間の愛情関係について、妊娠期から子どもの2歳児期までの経年変化を見てみると、「愛していると実感する」「(配偶者が)よくねぎらってくれる」と回答した割合は夫婦ともに年ごとに減少している。妻から夫への評価の方が全体に低く、さらに年ごとの減少の割合も大きくなっている。

 子育てに関する話し合いや相談相手について、妻が妊娠期から子どもの2歳児期を通じ、配偶者、親、友人・知人に相談する頻度が高い。また保健師や子育てサービス、保育士などへの専門家へ相談する頻度も高くなっている。一方、夫が相談するのは圧倒的に妻が多く、子どもの年齢が上がるにつれてその頻度も下がっている。

 夫の実働時間と子育ての関係を分析した結果では、「仕事が忙しすぎるので、子どもと過ごす時間が少ないと感じている」と回答した夫は、1日の実働時間が「8時間台以下」では15.6%だったのに対し、「11時間以上」の人では64.9%となった。実働時間が「11時間以上」の夫の割合は妊娠期〜2歳児期を通じて3割〜4割となっている。
《田崎 恭子》

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