受験当日、子どもにかける効果的な言葉とは?

 マルハニチロホールディングスは1月31日、「受験と食事に関する調査」の結果を公開した。同調査の対象は、2013年3月までに受験予定がある、またはこれまで受験経験がある高校生以下の子どもがおり、週1回以上夕食を作る30〜49歳の母親1,000名。

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子どもの受験において、どのように応援しているか(複数回答形式)
  • 子どもの受験において、どのように応援しているか(複数回答形式)
  • 子どもへの夜食で重視している点(複数回答形式)
  • 子どもへの夜食で用意したことがあるもの(複数回答形式)
  • 子どもの夜食で学力アップに効くと思う栄養(複数回答形式)
  • 受験日当日の心配(単一回答形式)
  • 受験日当日の心配:積雪(単一回答形式)
  • 受験日当日の心配:地震(単一回答形式)
  • 受験日当日に、子どもにかけてあげると効果があると思うことば(複数回答形式)
 マルハニチロホールディングスは1月31日、「受験と食事に関する調査」の結果を公開した。

 同調査は、2013年3月までに受験予定がある、または、これまで受験経験がある高校生以下の子ども(末子)がおり、週1日以上自宅で夕食を作る30〜49歳の女性に対しインターネットリサーチを実施(調査協力:ネットエイジア)。1,000名のサンプルを集計している。

 全回答者(1,000名)に、子どもの受験においてどのようなことで応援している(した)かを尋ねた質問では、1位「食事」(64.2%)、2位「健康維持」(63.3%)、3位「相談相手になる」(50.6%)、4位「学校選び・学校見学」(47.4%)、5位「送り迎え(塾・学力テスト会場)」(38.0%)、6位「ストレス解消」(31.1%)、7位「お弁当」(30.6%)、8位「やる気を出させる」(30.5%)となった。

 子どもの受験を「夜食」で応援していると回答した83名に、夜食で重視していることを聞いた質問では、「消化がよい」(69.9%)がもっとも多く、次いで「子どもの希望」(61.4%)、「美味しいこと」(59.0%)、「栄養バランス」(50.6%)、「適正なボリューム」「愛情が伝わること」(ともに43.4%)が続いた。夜食で用意したことがあるものでは、1位「うどん」(83.1%)、2位「おにぎり」(75.9%)、3位「スープ」(69.9%)、4位「雑炊」(55.4%)、5位「ラーメン」(49.4%)となった。

 また、子どもの夜食で学力アップに効くと思う栄養は、1位「DHA(ドコサヘキサエン酸)」(71.1%)、2位「カルシウム」(62.7%)、3位「ブドウ糖」(61.4%)という結果となった。

 全回答者に、受験日当日の心配について聞いた質問で、全体でもっとも高かったのは「合否」(85.0%)、次いで「緊張で力を発揮できないこと」(75.3%)、「健康状態」(74.8%)、「受験票など忘れもの」(65.5%)、「睡眠不足」(62.2%)、「電車やバスの遅延」(61.3%)となった。「積雪」は、全体では39.5%だったが、北海道・東北では67.5%、北陸・信越では67.8%。また、2012年1月以降に入学試験を受ける567名では、「地震」への心配が47.7%になっている。

 次に、受験日の当日に、子どもにかけてあげると効果がある(あった)と思う言葉を聞いた質問では、全体では、「ガンバレ」(35.9%)がもっとも多く、次いで「緊張しないようにね」(32.0%)、「最後の最後まで絶対に諦めちゃダメよ」(31.3%)が続いた。小学生の母親では、「気楽に楽しんできて」、「最後の最後まで絶対に諦めちゃダメよ」(ともに39.8%)がもっとも多く、「今日まで本当によく頑張ってきたね」、「ガンバレ」(ともに35.9%)、「今日の晩ごはんは何を食べたい?」(29.1%)が続き、上位には、応援の言葉とともに、プレッシャーを感じさせないような言葉や自信や充実感がわき上がってきそうな言葉も含まれている。

 また、受験当日の朝食で用意したい(したことがある)ゲン担ぎメニューは、1位「とんかつ(試験で勝つ)」(21.8%)、2位「ウインナー(勝者WINNER)」(14.9%)、3位「カツ丼(試験で勝つ)」(12.7%)、4位「納豆(ネバーネバーギブアップ)」(10.8%)、5位「チキンカツ(きちんと勝つ)」(7.7%)となった。

 そして、受験日の朝食で、脳の働きをよくするために摂取すると効果的だと思う栄養を聞いた質問では、1位「ブドウ糖」(52.1%)、2位「DHA(ドコサヘキサエン酸)」(36.8%)、3位「カルシウム」(32.9%)となった。

 受験を控えての脅威について聞いた質問では、今年1月~3月に入学試験を受ける予定の母親(260名)では、「風邪」(90.4%)、「インフルエンザ」(90.0%)が他の項目に比べ際立って高くなったほか、「マイコプラズマ肺炎」(58.9%)、「O157による食中毒」(44.2%)、「花粉症」(35.0%)となった。

 受験を控えて、子どもが励行していることについては、今年1月~3月に入学試験を受ける予定の母親では、「手洗いを頻繁にする」(76.5%)、「食事での栄養バランスに気を付けている」(70.0%)、「うがいを頻繁にする」(64.2%)、「人混みを避ける」(49.6%)、「マスクを着用する」(42.7%)という結果となった。
《前田 有香》

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