北海道大学、iTunes Uへコンテンツ提供を開始

 北海道大学は2月27日、アップル社の教育向けのコンテンツ配信サービス「iTunes U」において、同大学の教育コンテンツの無償公開を開始したと発表した。現在、175トピックス、合計867個の映像コンテンツを提供している。

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iTunes U 北海道大学
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  • iTunes U 北海道大学(iPad画面)
 北海道大学は2月27日、アップル社の教育向けのコンテンツ配信サービス「iTunes U」において、同大学の教育コンテンツの無償公開を開始したと発表した。

 同大学では、インターネットを通じてシラバスや講義資料などの講義情報を無償公開する「北海道大学オープンコースウェア」を2006年4月より提供している。iTunes Uには、このオープンコースウェアに公開されているものの中から、同大学で開講された学生や一般向けの講義映像など175トピックス、合計867の映像コンテンツを提供。パソコンだけでなく、iPadやiPhone、iPod touchで手軽に視聴することができる。

 ノーベル賞を受賞した鈴木章名誉教授の受賞記念講演会「夢は自分で探すもの-有機化学は面白い!-」、大学院文学研究科教授の中村三春氏による公開イベント「村上春樹『1Q84』を読む-物語をかきかえる-」、一般教育科目の「プログラミング入門-Rubyで誰でもプログラミング」など、科学、人文、情報から社会、教育、言語、医療など多岐にわたる分野のコンテンツが公開されている。

 北海道大学では、今後も公開コンテンツを増やし、充実させていく予定だという。
《田崎 恭子》

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