日本でTOEICプログラムを実施・運営する、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会は4月4日、2011年度のTOEICテスト受験者数が227万人に達したことを発表した。 同協会によると、2011年度のTOEICテスト総受験者数は前年度に比べ49万人(28%)増の227万人だったという。 TOEICプログラムには「TOEICテスト」「TOEICスピーキングテスト」「TOEICライティングテスト」「TOEIC Bridge」があり、「TOEICスピーキングテスト・ライティングテスト」の総受験者数は、前年度に比べ2,200人(26%)増の1万700人となったという。また、TOEIC Bridgeの総受験者数は21万3千人で、前年度より4千人(2%)増となっている。◆TOEICテストTest of English for International Communicationの略称。1979年に開始された英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテスト。◆TOEIC BridgeTOEICへの架け橋という意味を込めて、基礎的なコミュニケーション英語能力を評価する世界共通テストとして開発され、2001年より開始。スコア表示による評価方法や評価基準が一定に保たれる点など、TOEICテストの特長を備えつつ初・中級レベルの英語能力測定のために設計されたテスト。結果は20点~180点までのスコアで評価される。◆TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト国際的な職場環境において効果的に英語でコミュニケーションをとるために必要な、話す・書く能力を測定するテスト。0点~200点までのスコアで評価する。発音・イントネーション、アクセントについても3段階で評価を知ることができる。