Android用アプリ「多読アカデミー」、徳島大で学習効果の実証実験

 学研ホールディングスは5月22日、グループ企業の学研パブリッシングが発売するAndroid用英語学習アプリ「多読アカデミー」の学習効果を検証する実証実験が徳島大学で開始されたと発表した。

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 学研ホールディングスは5月22日、グループ企業の学研パブリッシングが発売するAndroid用英語学習アプリ「多読アカデミー」の学習効果を検証する実証実験が徳島大学で開始されたと発表した。

 同アプリは、以前から学習効果の高さが注目されていた「多読学習法」のためのアプリ。多読学習法とは100万語の英語を読めば、飛躍的に英語ができるようになるというもので、学習者のレベルに応じ、楽に読める程度の英語を大量に読んでいくことで、英語で大意やあらすじを把握する能力を身に付け、英語に慣れるための“カン”を養うことができるのだという。

 昨年11月に発売された同アプリは、オックスフォード大学出版局が出版する「Graded Reader」と呼ばれる平易な英文で書かれた副読本シリーズよりコンテンツを収録。簡単辞書引き機能や音声読み上げ機能といった機能も追加し、より楽しく効果的に学習できるよう工夫がなされている。

 今回の実証実験は、徳島大学大学院・緒方広明准教授により行われるもの。大学1年生36名が、「紙の書籍による多読学習」と「多読アカデミーを用いた多読学習」で、学習効果の比較を行うという。また合わせて、徳島大学で開発中のラーニングログシステム「SCROLL」を併用した場合の学習効果も検証していくとしている。SCROLLでは、学習した英単語等を登録・共有するほか、クイズとして出題するなど学習サポートが可能だという。

 同社では、今回の実験結果を分析し、モバイルラーニングの有効性および改良点を明らかにしたうえで、今後の語学学習法の研究に役立てたいとしている。

◆多読アカデミー
対応端末:Androidスマートフォン
価格:1,680円 ※「ガリバー旅行記」付
追加コンテンツ1冊:420円~945円
《田崎 恭子》

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