大学入試センターは6月4日、「平成25年度大学入学者選抜大学入試センター試験実施要項」をホームページに公開した。試験日は、平成25年の1月19日（土）と20日（日）の2日間となっている。 資料には、大学入試センター試験実施の趣旨や実施に当たっての業務分担等のほか、出題教科・科目等についても掲載されている。 平成25年度の大学入試センター試験の出願期間は10月1日から12日。検定料は3教科以上を受験する場合は18,000円、2教科以下の場合は12,000円で検定料の払込期間は9月3日から10月12日となっている。センター試験実施期日は平成25年1月19日および20日、追試験は1月26日および27日の予定。 試験は、初日は「地理歴史」と「公民」、「国語」、「外国語」、2日目が「理科」、「数学（1）」、「数学（2）」の順に実施される。初日の「地理歴史」と「公民」の2教科を合わせて1つの試験時間帯となり、出題10科目から2科目選択の場合は9時30分からの130分、1科目選択の場合は10時40分からの60分間で実施される。また、2日目の理科についても、出題6科目から最大2科目の選択となり、2科目選択は130分、1科目選択は60分間の試験時間となる。 大学入試センター試験の本試験において次の各科目間で原則として20点以上の平均点差が生じ、試験問題の難易差に基づくものと認められる場合には得点調整を行う。（1）地理歴史の「世界史B」、「日本史B」、「地理B」の間、（2）公民の「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」の間、（3）理科の「物理I」、「化学I」、「生物I」、「地学I」の間。なお平成24年度大学入試センター試験から出題科目とした「倫理,政治・経済」については得点調整の対象とはしない。また得点調整の実施の有無については平成25年1月25日（予定）に発表する。 また、大学入試センター試験の受験者数、平均点、最高点、最低点、標準偏差等を平成25年1月23日に中間発表、同じく2月7日に最終発表する予定となっている。
