仕事と家庭が両立できる職場の実現など、H24年版「子ども・子育て白書」

 内閣府は6月5日、平成24年版「子ども・子育て白書」をホームページで公表した。同白書は、少子化社会対策基本法第9条に規定する「少子化の状況及び少子化に対処するために講じた施策の概況に関する報告書」で、政府が毎年国会に提出しなければならないとされているもの。

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H24年版「子ども・子育て白書」目次
  • H24年版「子ども・子育て白書」目次
  • 第4章 男性も女性も仕事と生活が調和する社会へ(ワーク・ライフ・バランスの実現)
 内閣府は6月5日、平成24年版「子ども・子育て白書」をホームページで公表した。

 「子ども・子育て白書」(旧少子化社会白書)は、少子化社会対策基本法第9条に規定する「少子化の状況及び少子化に対処するために講じた施策の概況に関する報告書」であり、政府が毎年国会に提出しなければならないとされているもの。

 同白書の第1部では、「子ども・子育て支援策の現状と課題」と題し、「子ども・子育てビジョン」までの経緯と「子ども・子育て新システム」の概要を説明するとともに、出生率などの動向や、結婚、出産、子育てをめぐる最近の調査結果について報告している。

 第2部では、平成23年度における子ども・子育て支援策の具体的実施状況についてまとめている。第4章「男性も女性も仕事と生活が調和する社会へ(ワーク・ライフ・バランスの実現)」の第2節では、育児休業制度等の普及・定着および継続就業の支援や企業等における取組の推進など、仕事と家庭が両立できる職場環境の実現への見直しについて掲載している。

 またコラムでは、「2011年度子ども・子育て支援『家族の日』フォーラム」についてのほか、被災地における子ども・子育て支援活動の取組みを紹介している。

 「平成24年版 子ども・子育て白書」は、全国の主要書店、政府刊行物サービス・センター等で購入できる予定。購入できるようになった場合にはホームページ上で周知する。なお同日、平成24年度版「子ども・若者白書」も公表されている。
《前田 有香》

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