【e絵本】忙しい親子のコミュニケーションに「ゆびゆびちゅっちゅっ」

 塾に習い事、学校の宿題…。日々おしよせる忙しさに、リセマム読者のみなさんは親子で奮闘されていることだろう。でも、親も子も、がんばり過ぎは禁物。ちゃんと息抜きの時間、作れていますか?

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ゆびゆびちゅっちゅっ
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 塾に習い事、学校の宿題…。日々おしよせる忙しさに、リセマム読者のみなさんは親子で奮闘されていることだろう。でも、親も子も、がんばり過ぎは禁物。ちゃんと息抜きの時間、作れていますか?

 今回ご紹介するのは、あのブラザートムが絵・文・ナレーション・音楽・効果音を手がけた絵本アプリ。「ゆびゆびちゅっちゅっ」、250円。iPhone/iPad対応、アート絵本より配信中。

 トムさんの奔放な絵に、ひとさし指で「ちゅっ」とタッチして読み進む。手の指にちゅっ、キリンの鼻にちゅっ。ゆびでちゅっとするから、「ゆびゆびちゅっちゅっ」。

 ページによっては、触れると意外な音が出ることも。タッチの面白さを追いかけた作品なので、難しいことを考えず、あっけらかんと楽しめる。また、読者がカメラで撮影した写真に、ストーリーの中で「ちゅっ」とできる仕掛けも搭載。わが子の写真をはめ込んで物語に登場させれば、オリジナル絵本にもなる。

 たとえば寝る前なんかに、親子で「ちゅっちゅっ」時間を作ってみたら、案外息抜きになりそうである。特に、小学校低学年までの子なら、きゃあきゃあはしゃいでくれるだろう。

 アプリを読みながら画面だけでなく、子どもたちの体にやさしくタッチしてあげて。触れあうことでリラックスできて、明日からの生活にきっと余裕が生まれる。
《てらしまちはる》

てらしまちはる

ワークショッププランナー/コラムニスト/絵本ワークショップ研究者。東京学芸大学個人研究員。2022年3月に単行本『非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180』(秀和システム)を刊行。絵本とワークショップをライフワークとしている。アトリエ游主宰。

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