福島大学、入試問題が入ったUSBメモリ紛失…外部流出の可能性なし

 福島大学は7月3日、2012年度の入学試験問題が入ったUSBメモリ1本が紛失していることが6月に判明したと発表した。外部流出の可能性はないことを確認し、受験生が不利益を被った事実はないと判断したという。

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 福島大学は7月3日、2012年度の入学試験問題が入ったUSBメモリ1本が紛失していることが6月に判明したと発表した。

 同大学は、1949年に設置され、現在、「人文社会学群」「理工学群」「教育学部」「行政社会学部」「経済学部」の2学群と3学部からなる。大学の学生数は、2011年5月1日現在、約4,300人。

 紛失したのは、2012年2月に実施した、理工学群・共生システム理工学類の生物の入学試験問題。同大学のその後の調査で、外部流出の可能性はないことを確認し、受験生が不利益を被った事実はないと判断した。これを重大な問題であると受け止め、再発防止策の周知・徹底を図っていくという。
《工藤めぐみ》

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