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小中学生の母親、13年前と比べて教育熱心に…ベネッセ子育て生活基本調査

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家庭の教育方針(学校段階別)
  • 家庭の教育方針(学校段階別)
  • 学習面での母親のかかわり(学校段階別)
  • 家庭と学校の役割分担
 Benesse教育研究開発センターが2011年9月、首都圏の小・中学生の子どもを持つ母親7,519名を対象に、しつけや教育に関する意識・実態調査を行った「第4回子育て生活基本調査」では、以前では学校が教育するものと考えられていた分野にも変化が見られ、しつけや教育を家庭の役割だと考える母親が増加していることがわかる。

 同調査は、1998年・2002年・2007年にも実施されており、1998年では小学生では45.7%・中学生52.9%だった「勉強のことは口出しせず、子どもにまかせている」が2011年にはそれぞれ31.6%・39.8%と減少する一方、「子どもがすることを親が決めたり、手伝ったりすることがある」では、1998年は小学生46.9%・中学生36.3%から2011年には小学生61.7%・中学生47.6%と増加している。

 学習面での母親のかかわりについても、小学生では「学校の宿題を手伝う」が2002年の33.5%から2011年は40.0%、「夏休みの宿題を手伝う」は55.7%から66.6%になるなど、子どもの宿題を手伝う母親が増えている。また、中学生では「学校や塾のノートに目を通す」母親が2002年の28.3%から2011年は39.3%と増加し、小中学生の母親ともに子どもに対する直接的な関与が増えている傾向がわかる。

 一方、家庭と学校の役割分担を経年比較した場合に、特に変化が目立ったのは「授業中騒いだり、立ち歩いたりしないこと」で、1998年には「どちらかというと家庭が教育する」が25.7%だったのに対し、2011年には52.0%に大幅に増加。

 「友だちとのつきあい方」や「家での学習習慣」などでも同様の増加がみられ、これらは家庭が教育することだと考える母親の比率が高まっている。

 「将来の進路・進学先を考えること」では1998年の22.0%から2011年の26.1%と、学校の役割の比率が増加したが、生活面などの子どものしつけや、家庭での学習に積極的にかかわるなど教育については家庭の役割とする意識が高まっているといえる。
《工藤めぐみ》

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