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大分県佐伯市、小学校でICT利活用実践研究…東大など4者で産学連携

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ICTの利活用方法の実践研究「Decoスクール」
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 大分県と佐伯市、東京大学先端科学技術研究センター、エデュアスの4者は9月20日、産学官連携で、児童の学力を向上させるためのICTの利活用方法の実践研究「Decoスクール」を開始すると発表した。

 同研究は、総務省と文部科学省が連携してICTの利活用を推進する「フューチャースクール推進事業」や「学びのイノベーション事業」などの研究結果やガイドラインなどを規範とし、学校でのICTを利活用した教育をより実践的に深め、学力を向上させることを目的としている。

 4者はそれぞれの専門性や特性を生かし、ICT機器、システム、教材の導入などの環境整備だけでなく、指導法、活用法も含めトータルなモデルケースを構築し、教育としての定量的な成果である学力向上を導く手法の確立を目指すという。

 実施期間は、2012年10月1日~2015年3月31日の3年間を予定。対象となる学校は、大分県佐伯市立佐伯東小学校と佐伯市立西浦小学校の2校。2012年度は、3・4年生を対象に、国語と社会の授業において、読み困難を支援する電子書籍端末ソフト「Touch&Read」が付いたデジタル教材を利用し、読み書きが苦手な児童の基礎学力の向上を目標に掲げる。

 「Touch&Read」は東京大学先端科学技術研究センターが、いじめや非行の原因の1つとされる「学業の遅れ」に注目し開発したもので、学業に遅れのある児童・生徒を対象にこれまでにも研究による成果が確認されているという。

 「Deco(デコ)スクール」は、デジタル教材や支援機能の活用によって、子どもたちそれぞれの個性や能力(凸凹:でこぼこ)に応じて、苦手なことを補い、優れた部分を伸ばす学校を目指す意味を込めて命名したという。
《工藤めぐみ》

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