2割以上の学生「何から手をつけていいかわからない」…2014年度就活

 2014年度就職活動において、現在の学生が抱える悩みのトップは「何から手をつけていいかわからない」(21.9%)であることがエン・ジャパンが発表した「2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート」より明らかになった。

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 2014年度就職活動において、現在の学生が抱える悩みのトップは「何から手をつけていいかわからない」(21.9%)であることがエン・ジャパンが発表した「2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート」より明らかになった。

 同アンケートは、2012年10月5日~10月15日に、「[en]学生の就職情報2014」に登録するモニター学生を対象としたE-mailによるWEB投票画面の配信を実施し、1,105名の有効回答を得た。

 現在の活動内容について、もっとも多かったのは「自己分析」17.4%、次いで「学内のガイダンス・イベント参加」17.0%、「業界研究」16.4%が上位となったが、いずれの項目も前年と比較して減少しており、「就職サイト登録」11.2%や「インターンシップ」8.0%などに活動内容が分散している。「特に何もしていない」5.9%という回答もあった。

 現在の悩みについて、もっとも多かったのは「何から手をつけていいかわからない」21.9%、次いで「漠然とした不安や焦り」18.2%、「やりたい仕事が見つからない」15.2%の順に多く、いずれの項目も前年と比較して比率が増加している。「就職活動といっても、何をすればいいのかよくわからない。自己分析、企業研究の方法もいまいちよくわからない。企業研究をするにも、どの企業をやればいいのかわからない。(文系/女性)」という意見もあり、自主的に動けない学生の姿が見受けられる。
《工藤めぐみ》

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