【大学受験2013】受験勉強開始時期がセンター試験の得点に大きく影響…東進が分析

 大学受験予備校の東進は、今春センター試験を受験した東進生を対象に成績データを分析し、受験勉強開始時期が合否に大きく関係していることを明らかにした。科目別でも教科合計得点でも、受験勉強を早くスタートした受験生の方が得点が高い傾向にあった。

教育・受験 学校・塾・予備校
東進タイムズ2012年11月01日号
  • 東進タイムズ2012年11月01日号
  • センター試験の得点率と合格率の関係
  • 「東進ドットコム」の特集ページ
 大学受験予備校の東進は、今春センター試験を受験した東進生を対象に成績データを分析し、受験勉強開始時期が合否に大きく関係していることを明らかにした。科目別でも教科合計得点でも、受験勉強を早くスタートした受験生の方が得点が高い傾向にあった。

 2012年度センター試験を受験した東進生を対象に、全国の国公立大学や私立大学の合格発表会場でアンケートを実施。受験勉強を始めた時期別に平均点を示した。受験勉強開始時期は、東進で受講を開始した時期とした。

 その結果、「高2の10~12月」に受験勉強を開始したグループは、「高2の1~3月」に開始したグループと比較して、3教科合計で12.4点の差がついた。さらに、「高3」スタートのグループに比べると、22.1点も得点が高かった。

 科目別でも、受験勉強を早くスタートした生徒の方が得点が高く、「高2の10~12月」に始めたグループの英語平均164.3点に対し、「高2の1~3月」スタートは158.6点、「高3」スタートは155.4点だった。この傾向は英語に限らず、すべての科目において同様の傾向が見られたという。

 このことから、東進では「高2生は、年が明けるのを待たずにぜひ今から受験勉強を始めてほしい」としている。

 なお、アンケートの分析内容は、東進公式サイト「東進ドットコム」や「東進タイムズ2012年11月01日号」で特集している。
《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top