タキイ種苗は、夏野菜などの苗や種が数多く出荷される時期に合わせ、家庭菜園に適した野菜の品種や栽培方法などを紹介している。ゴールデンウィークを利用してベランダなどでも気軽にできる家庭菜園に親子でチャレンジしてみてはと提案している。 同社が2012年8月に行った「2012年度 野菜と家庭菜園に関する調査」によると、調査対象となった600名のうち9割以上が「野菜が好き」と回答。中でも、子どもが好きな野菜では、トマトが25.4%ともっとも高く、きゅうり(12.5%)、とうもろこし(8.6%)が続いた。 ベランダ、庭、畑、市民農場などで野菜を作っている回答者は36.4%、過去に家庭菜園で野菜を作っていた回答者も含めると55.7%になるという。家庭菜園を始めた理由は「自分で食べる野菜を自分でつくることが、おもしろそうだったから」がもっとも多く46.7%。そのほか、「野菜づくりは、子どもの教育にもよいと思ったから」(21.9%)「安全・安心のためには、(少しでも)手づくりの野菜がよいと思ったから」(23.4%)という回答も多かったという。 また、家庭菜園でもっとも作られている野菜は、子どもが好きな野菜でもトップだったトマト。回答者の74%がトマトを作っている、または作っていたと回答し、第2位だったきゅうりも44.9%と高い割合となった。 タキイ種苗によると、トマトやきゅうりなどの夏野菜は、4月から5月が苗の植え時。子どもが好きな野菜の苗をゴールデンウィークに子どもと一緒に植えてみてはと提案している。