【EDIX2013】オバマ大統領推奨の3Dプリンター、EDIXでも19万円からOPTが提供

 オバマ大統領が新しい製造業を作るとして学校への導入を推奨している3Dプリンター、EDIXの会場でも製品の展示が見られた。会場の展示では、OPTが49万円と19万円の3Dプリンターを紹介しおり、教育機関での活用も視野に入れているという。

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3Dプリンタ(UP! Plus)
  • 3Dプリンタ(UP! Plus)
  • 19万円の3Dプリンタ(Mini)
  • Miniの成形ヘッド
  • 3Dプリンタで生成した部品・オブジェ
  • 3Dプリンタで生成した部品・オブジェ
 オバマ大統領が新しい製造業を作るとして学校への導入を推奨している3Dプリンター、EDIXの会場でも製品の展示が見られた。会場の展示では、OPTが49万円と19万円の3Dプリンターを紹介しおり、教育機関での活用も視野に入れているという。

 OPTが提供する3Dプリンターは、成形がABS樹脂の積層型。積層ピッチは19万円の「Mini」で0.2mmからと実験やサンプル制作には十分な精度を出せるという。同社の扱う3Dプリンターは価格が抑えられているため、一般企業だけでなく、教育機関でも採用されることが多いようだ。

 49万円の「UP! Plus」は積層ピッチが0.15mmと、試作品やちょっとした部品なら作れる精度を持っている。モデリングデータはAutoDesk 3Dなど標準的なCADソフトのデータ、もしくは3Dスキャナーのデータを利用するという。個人向けのパーソナル3Dプリンターなら、すでに10万円を切るものも出回っているが、学校での実習や実験に使えるような安価な3Dプリンターの市場やさらに広がるかもしれない。
《中尾真二》

中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。エレクトロニクス、コンピュータの専門知識を活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアで取材・執筆活動を展開。ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。

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