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河合塾が中高一貫校設立へ、その思惑は?

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 河合塾は、海外の難関大学進学を目指す中高一貫校設立に向けて、準備を進めている。東京学園高校の運営に参画し、新たに併設の中学校を設置した上で、英語や国際教育に特化した中高一貫校として、2017年度にも新入生の募集を開始したい考えだ。

 新しい時代に対応する人材育成のための学校運営を希望する河合塾と、学校生き残りをかけた特色を模索する東京学園高校、双方の思惑が一致。昨年9月に提携に合意し、協議を続けている。

 東京大学をはじめとする国内トップ大学を目指す教育では、他校との差別化が図れないと、国際社会で通用するグローバルな人材育成を目標に設定。米ハーバード大学、英オックスフォード大学など、海外の名門大学への進学を目指す。外国人教員を多数招き入れ、英語教育などに力を入れていく。

 学校名や開設時期、校舎建て替えなどの詳細は現在検討中という。同校は男子校だが、新しい中高一貫校は男女共学とし、1学年80人ほどを想定。東京学園高校の新入生は2015年度を最後に募集停止し、2017年度から中学1年生の募集を開始したい考えだ。現在、東京都への中学校開設認可申請に向け準備している。

 河合塾の新教育事業推進室によると、「日本のトップ大学を目指す教育では、周りの学校と同じで意味がない。世界で活躍できる人材を育成したい。英語は一つの手段。話す中身や人間的魅力も育てていきたい。うまくいけば、ノウハウや知識を予備校にも還元できるかもしれない」という。

 東京学園高校は、1889(明治22)年に日本初の私立の商業高校として創立した男子校。1973(昭和48)年には商業高校から普通科課程の高校となり、現在は普通コースと選抜コースがある。
《奥山直美》

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