2013年司法試験合格者は2,049人、合格者数トップは慶應大

 法務省は9月10日、2013年司法試験の結果を発表した。合格者数は前年比53人減の2,049人で、当初の政府目標であった年間合格者数3,000人に達しなかったことが明らかになった。合格者数トップは、慶應義塾大法科大学院の201人であった。

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合格者数上位10位の法科大学院
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  • 2013年司法試験の結果
 法務省は9月10日、2013年司法試験の結果を発表した。合格者数は前年比53人減の2,049人(2012年の合格者数は2,102人)で、当初の政府目標であった年間合格者数3,000人に達しなかったことが明らかになった。合格者数トップは、慶應義塾大法科大学院の201人であった。

 司法制度改革の一環で、受験資格を問わない旧司法試験が2011年で終了し、2012年より法科大学院修了または司法試験予備試験の合格が必須となった。

 2013年の司法試験は、出願者10,315人、受験者7,653人、短答式試験の合格者5,259人で、合格者は前年比53人減の2,049人となった。

 合格者の年齢別構成は、平均年齢28.37歳、最高年齢57歳、最低年齢20歳。性別構成は、男性1,572人(76.72%)、女性477人(23.28%)。合格者の司法試験受験回数は、1回目が1,198人、2回目が524人、3回目が327人であった。

 合格者数上位10位の法科大学院は、1位「慶應義塾大」201人、2位「東京大」197人、3位「早稲田大」184人、4位「中央大」177人、5位「京都大」129人、6位「予備試験合格者」120人、7位「一橋大」67人、8位「明治大」65人、9位「大阪大」51人、10位「北海道大」50人であった。一方、合格者を出せなかった法科大学院は3校あった。

 2012年は、1位「中央大」202人、2位「東京大」194人、3位「慶應義塾大」186人、4位「早稲田大」155人、5位「京都大」152人の順であった。
《工藤めぐみ》

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