玉川聖学院で小学生向け総合学習施設を開校…学童保育も提供

 授業学研究所は4月28日、学童保育、体験学習、塾の3つの機能を備えた小学校低学年向け総合学習施設「ABI-STA(アビスタ)」を玉川聖学院中等部・高等部に開校する。対象は小学1年生から3年生までとなっている。

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ABI-STA@玉川聖学院の外観
  • ABI-STA@玉川聖学院の外観
  • 電子黒板付きの教室
  • 子ども同士の関わりから学ぶコミュニティースペース
  • 保護者が気軽に相談できるコンシェルジュデスク
 授業学研究所は4月28日、学童保育、体験学習、塾の3つの機能を備えた小学校低学年向け総合学習施設「ABI-STA(アビスタ)」を玉川聖学院中等部・高等部に開校する。対象は小学1年生から3年生までとなっている。

 授業学研究所は、中学・高校の教員向け授業研修や授業運営コンサルティングを行っており、小学校低学年で30年後を見据えた基礎教育や家庭教育が重要だとしている。また、中学・高校は、近隣の小学生に自校の良さを知ってもらい、将来の入学者確保につなげたいという思いがあるという両者の協力関係から「ABI-STA」を提供することとなった。

 「ABI-STA」は「Ability Station」の省略形。第一線で活躍するさまざまな大人による体験学習が、将来、児童の能力となって開花してほしいという想いで名づけられた。授業時間のみの登校も可能だが、授業の前後に自由登校時間(13時30分~19時)を設けているので、学童保育としても利用できる。自由登校時間ではグループワークを通じて、児童の社会性やコミュニケーション能力を養ったり、学校の宿題を行ったりする。

 玉川聖学院中等部・高等部に開校する「ABI-STA@玉川聖学院」は、小学1年生~3年生の男女を対象に、月曜から金曜の各曜日定員36名(2クラス)で実施。さまざまな可能性を拡げる体験学習や、中学入試を見据えた算数・国語の学習、英会話の学習を行う。教室は電子黒板・Wi-fi環境や図工用の作業机も設置している。

 保護者向けには、気軽に育児などの相談ができる「コンシェルズ・デスク」、保護者同士のコミュニティー形成に役立つ保護者用の「ラウンジ」を設置。ここでは学校の教師などによる保護者向けセミナーも開催する。

 開校説明会は4月17日、20日、21日、22日、23日に玉川聖学院会館にて実施。また、4月19日(土)には開講記念講演会を行う。

 授業学研究所は今後、他の学校でも順次「ABI-STA」を開校させていく予定という。

◆ABI-STA@玉川聖学院の概要
場所:東京都世田谷区奥沢7-11-14 玉川聖学院会館内
対象:小学校1年生~3年生の男女
月額料金:(週1回)20,520円~(週5回)81,000円、入学金21,600円
《工藤めぐみ》

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