日本の教育は36か国中7位…OECD「暮らし指標2014」

 経済協力開発機構(OECD)は5月5日、「より良い暮らし指標2014」を発表した。36か国中、日本は総合ランキングで20位、教育のランキングで7位。教育はOECD平均を上回ったものの、昨年の2位からランクダウンした。

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 経済協力開発機構(OECD)は5月5日、「より良い暮らし指標2014」を発表した。36か国中、日本は総合ランキングで20位、教育のランキングで7位。教育はOECD平均を上回ったものの、昨年の2位からランクダウンした。

 「より良い暮らし指標(BLI:Better Life Index)」は、人々が暮らしを計測・比較することを可能にする指標。2011年より調査・発表を行っている。暮らしの11分野(住宅、収入、雇用、共同体、教育、環境、ガバナンス、医療、生活の満足度、安全、仕事と生活のバランス)について36か国間を比較している。

 11分野の総合ランキングでは、1位「オーストラリア」、2位「ノルウェー」、3位「スウェーデン」、4位「デンマーク」、5位「カナダ」がトップ5にランクイン。日本は36か国中20位となった。

 教育のランキングでは、1位「フィンランド」、2位「ポーランド」、3位「エストリア」、4位「韓国」、5位「ドイツ」がトップ5にランクイン。日本は昨年の2位から今回7位にダウンした。

 日本は、所得と富、教育と技能、雇用と収入、社会とのつながりの諸項目でOECD平均を上回っているが、環境の質、住宅、市民参加、主観的幸福、仕事と生活のバランス、健康状態では平均を下回っている。
《工藤めぐみ》

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