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学校裏サイトへ個人情報公開増加、東京都教委

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書き込み件数とリスクレベル別内訳
  • 書き込み件数とリスクレベル別内訳
  • 不適切な書き込み分類別内訳
  • 不適切な投稿に占める校種の割合
  • 不適切な投稿の内訳
 東京都教育委員会は、学校非公式サイト(学校裏サイト)などの監視結果を5月7日、公表した。公表したのは、平成26年3月分と平成25年4月~平成26年3月分。1年間で不適切な書き込みは10,293件で、前年より479件減少したが、個人情報公開が900件増えていた。

 学校非公式サイトの監視は、都内公立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校を対象に巡回監視と、不適切な書き込みの多いサイトへは毎日監視を実施。その結果を児童・生徒の指導に役立てるとともに、不適切な書き込みの削除・要請を行っている。

 平成25年4月~平成26年3月の監視結果によると、学校非公式サイトなどが検出された学校数(延べ校数)は1,699校。不適切な書き込みは10,293件検出され、前年に比べて479件減った。うち、事件性が極めて高く警察への通報を要する「レベル高」は前年同様の0件で、事件性は低いが学校がすぐに指導する必要性の高い「レベル中」は前年から73件増えて175件あった。

 「レベル中」を検出した小学校は1件、中学校は32件、高等学校は前年より72件増えて142件だった。また、事件性・緊急性が低く、学校が定期的に指導する必要性のある「レベル低」は10,118件で、うち中学校は2,178件、高等学校は7,906件だった。

 不適切な投稿は高等学校が全体の78.2%を占め、中学校は21.5%だった。不適切な書き込みの分類は、「自身の個人情報を公開」がもっとも多く、前年より904件増えて8,635件。うち「レベル中」は14件増えて41件あった。飲酒や喫煙の告白、虐待・暴力行為などの「不適切な行為」は1,195件減って1,368件、うち「レベル中」は60件減って91件だった。

 今後の予定として、「有害情報から子どもを守るための対策検討委員会」を年に2回開催、児童・生徒用指導資料を作成・配布する。さらに月例報告をもとに、インターネットなどの適正な利用に関する指導事例集と活用の手引きを作成・配布していく。

 また、3月の監視結果については、学校非公式サイトに書き込みした件数は575件あった。「レベル高」の不適切な書き込みは0件、「レベル中」は16件、「レベル低」は549件だった。書き込みの内訳は、自殺・自傷1件、自身の個人情報480件、他者の個人情報12件、誹謗中傷2件などだった。

 結果はホームページで見ることができる。
《田中志実》

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