赤レンガのiPhoneケース展、親子向けiPadワークショップも

 9月13日から15日までの3日間、横浜赤レンガ倉庫でiPhoneケース展が開催された。同時に実施された親子向けiPadワークショップでは、大阪大学で実際に行われている語学授業をもとにした家庭でのiPad活用方法が紹介された。

教育ICT ソフト・アプリ
iPhoneケース展でのワークショップの様子
  • iPhoneケース展でのワークショップの様子
  • 「Geoboard」を紹介する玉川大学の小酒井正和准教授
  • 「ピョンキー」を紹介する俊英館の小池幸司氏
  • iPadを使った英会話学習方法を紹介する大阪大学の岩居弘樹教授
 9月13日から15日までの3日間、横浜赤レンガ倉庫でiPhoneケース展が開催された。同時に実施された親子向けiPadワークショップでは、大阪大学で実際に行われている語学授業をもとにした家庭でのiPad活用方法が紹介された。

 iPhoneケース展は、「世界初100人のアーティスト・企業・作家が作るiPhoneケースギャラリー」として2010年にスタート。iPhoneケースをキャンバスにしたアーティストの作品が展示される同イベントは、総動員数が30万人を超えたという。今回のイベントでは、展示コーナーやiPhoneケースの販売のほか、透明なiPhoneケースをベースにオリジナルケースを作成するワークショップなどが行われ、多くの家族連れで賑わった。

 14日には、教育ICTの先駆者チーム「iTeachers」がiPadを子どもの学びに活用するためのワークショップを開催。大阪大学の岩居弘樹教授、玉川大学の小酒井正和准教授、学習塾「俊英館」の小池幸司氏が子どもの興味関心を引き出し、創造性を育てるためのiPad活用術を紹介した。

 子どものクリエイティビティ育成にはいたずらが大切だと話す小酒井准教授は、画面に線を引くと線路ができ、電車が走り出す知育アプリ「電車が動く!走るお絵かき」を紹介。自分が描いた線路を電車が走る自由度が特徴である同アプリは、指で直感的に操作できることが魅力だという。

 また、算数の教具であるジオボードをiPadアプリで体験できる「Geoboard」も興味深い。色つき輪ゴムをボード上にドラッグすることで、釘に引っ掛けることができ、好みの図形を作成することができる。さまざまな色の図形を組み合わせることでデザインを作り、算数と図形の関連性を楽しみながら学ぶことができるアプリだ。
《湯浅大資》

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