平成27（2015）年度東京都立高等学校入学者選抜（都立入試）の学力検査（海外帰国生徒対象および在京外国人生徒対象（国際高校）を除く）が、2月24日に実施される。合格者の発表は3月2日（月）午前9時より、各学校で掲示にて行われる。 全日制では31,763人の募集に対し、47,520人が応募し、応募倍率は昨年同率の1.50倍となった。普通科（コース、単位制以外の学校）では、日比谷（千代田区）が2.84倍ともっとも高倍率で、戸山（新宿区）2.48倍、三田（港区）2.38倍、広尾（渋谷区）2.36倍がこれに続く。特に日比谷の男子の高倍率3.25倍が顕著で、昨年の2.99倍からさらに上がっている。 昨年開始されたグループ作成問題（英語、国語、数学）は今年も継続され、進学指導重点校7校（日比谷、戸山、青山、西、八王子東、立川、国立）、進学重視型単位制高校3校（新宿、墨田川、国分寺）、併設型高校（中高一貫教育校）5校（白鴎、両国、富士、大泉、武蔵）で実施される。これらの学校も、社会と理科は共通問題を使用する。 リセマムでは、共通問題の解答速報を2月24日に即日公開。またSAPIX（サピックス）中学部の協力のもと、25日からは共通問題および進学指導重点校のグループ作成問題の講評を掲載する予定だ。
