NTT東、学習支援クラウドサービス「おまかせ教室」4/27提供開始

 NTT東日本は、学習支援クラウドサービス「おまかせ教室」を4月27日より提供開始する。「おまかせ教室」はタブレットや電子黒板等を用いた授業で活用できる学習支援アプリケーションをクラウド型で提供するサービス。低コストで導入できる。

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「おまかせ教室」利用イメージ
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 NTT東日本は、学習支援クラウドサービス「おまかせ教室」を4月27日より提供開始する。「おまかせ教室」はタブレットや電子黒板等を用いた授業で活用できる学習支援アプリケーションをクラウド型で提供するサービス。低コストで導入できる。

 全国の自治体で学校ICT環境の整備が進められており、効果的に利用できるアプリケーションの拡充や安価に導入できるサービスが求められている。このような状況を踏まえ、NTT東日本では、授業の多様なニーズに応えることができる学習支援クラウドサービス「おまかせ教室」を提供する。

 「おまかせ教室」は、タブレットや電子黒板向けの学習支援アプリケーションをクラウド型で提供。「テックキャンバス」「コラボノート」「ラインズeライブラリ」の3種類のサービスがあり、「一斉学習」「協働学習」「個別学習」の3つの学習場面において利用できる。

 「テックキャンバス」は、先生と児童生徒のタブレット間で授業補助教材等の一斉配布や児童生徒の閲覧・回答等状況の一覧表示などができる。エヌ・ティ・ティラーニングシステムズの技術を採用している。

 「コラボノート」は、児童生徒同士のグループ討論や協働作業を円滑に実施できるよう、複数人による画面の同時編集などができる。ジェイアール四国コミュニケーションウェアの技術を採用している。

 「ラインズeライブラリ」は、小中学校の5教科、約6万問のドリル教材や百科事典など「確かな学力の向上」に役立つデジタル教材が利用できる。ラインズの技術を採用している。

 従来は学校内にサーバーなどのハードウェアを設置する形態で導入されることが一般的だが、クラウド型にすることで、システム導入時の初期費用が低減できる。今後もサービスを順次追加していく予定という。
《工藤めぐみ》

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