【私学訪問】中1全員がクラブ参加、リーダーとしての資質を育む「本郷学園」

教育・受験 受験

インタビューに応える北原福二校長
  • インタビューに応える北原福二校長
  • 北原福二校長
  • 所狭しと並ぶトロフィーや盾
  • 教室での生徒のようす
  • 競技大会では、クラスが一丸となり各種目での優勝を目指す
  • 競技大会のようす
 東京都豊島区の都心にありながら、広い人工芝のグラウンドを有する男子校の本郷中学校・高等学校(本郷学園)。ホームページにアクセスすると「スマートであれ!紳士であれ!」の文字が目を引く。北原福二校長に同校の特色や教育方針などを聞いた。

--本郷中学校・高等学校の特色を教えてください。

北原校長:今の子どもたちが社会で活躍するときに求められることは、グローバル化に対応でき、社会の変化に順応できることがあげられます。その、社会に順応するというときに3つのポイントがあると思います。

 まず、1つは知識を身に着けること。2つめに、問題解決につながる選択肢が多いということ。3つめとして「あいさつ」「感謝」「思いやり」ということがあげられます。この3つが社会生活において、さらにリーダーとして活躍する際に求められる資質だと思っています。

--知識をつけ、選択肢を広げるということですか。

北原校長:知識については、主に教科指導にかかわりますが、勉強をしっかりやることが大切です。では、選択肢を多くもつためにはどうしたらよいのか。

 本校では、中学1年生は全員がクラブ活動に参加するとこになっていますが、これは勉強以外にもいろいろなことを経験してもらいたいと思っているからです。学習を含めたクラスでの諸活動のほかに、クラブ活動に代表される先輩後輩という縦のつながりの中で、さまざまなことを経験することが、選択肢を多くもつということに必ずつながっていくと考えています。

--運動部と文化部の入部者の割合はどのくらいですか。

北原校長:文化系が少しずつ増えている感はありますが、8対2くらいの割合で運動部を選ぶ生徒が多いですね。中学・高校時代の男子生徒は、熱を入れすぎてクラブにかかりっきりになりがちです。

 それを避けるためにクラブ活動は、中学で週に3回で1回2時間、という制限を設けています。午後3時半からクラブが始まり、5時30分まで。6時には下校というのが、中学の基本パターンです。通学に1時間かかる生徒でも、7時には帰宅できる。7時に帰って食事等に1時間、午後8時頃からは自宅学習ができます。

 文化部は、中高合同で活動する部活が多いです。運動部は、中学生と高校生では体力差が大きいので一緒に活動するのは少し無理があるだろう、ということでほとんど別に活動しています。

--部活動と勉強を両立するといった時間の使い方は、本郷の伝統なのでしょうか。

北原校長:第一線で活躍するための健康を維持するためには、1日の3分の1の時間は体力を養うために使ってほしい、という考え方があります。さらに、授業を含め3分の1は勉強のために使い、残りの3分の1は自己を高めるために使うように生徒を指導しています。
《大倉恭弘》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)